Webライターの仕事をしながら、ノマド的な生活を送っています。
これまでに、日本国内を始め、ロシア・ウラジオストク、台湾・台北、タイ・バンコク、スペイン・マドリードなどで生活をしてきました。
海外を転々としながら働けるスタイル「ノマドワーカー」に憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。
ノマドは向き不向きがある
一見、自由な生活を送れるノマドワーカーですが、向き不向きがあります。
また、ノマド生活に適している仕事も限られてしまうため、すべての方ができるというわけでもありません。
本記事では、わたしの経験から「ノマドワーカーに向いている人」の特徴をまとめてみました。
後半では、ノマド的な生活はどんな感じかも紹介しています。
本記事のポイント
・そもそもノマドワーカーとは?
・ノマドワーカーの向いている人・向いていない人
・ノマドワーカーの1日
この記事のRecord
海外ノマドワーカーに向いている人の特徴
そもそもノマドワーカーとは?
ノマド的な働き方を始める前に、どのような働き方であるかを知っておきましょう。
ノマドは、英語で遊牧民の意味があり、転々としながら暮らすという感じです。
簡単に言うと、固定の住環境を持たずにいろんな場所で生活している人たちです。
最近では「海外ノマド」なんて言葉も流行るほどで、働き方としては最上級の自由さがあります。
ノマド的な働き方は独特なので注意
固定の住居を持たないので、現代の生活のなかでは独特であり、異質の部類です。
憧れを持つ方も多くいますが、この働き方に合わないとストレスを抱えると思います。
1年ほどノマド生活をしているわたしから、「こんな人であれば楽しめる」という特徴を挙げていきます。
いつでも・どこでも働ける仕事を持っている
ノマドワーカーになる前提として、いつでも・どこでも働ける仕事を持っている必要があります。
この「いつでも・どこでも」が難しいのですが、企業だと完全リモート、あるいはフリーランスが当てはまります。
いろいろな場所を転々とするので、時間的な都合も自由でないと厳しいです。
フリーランスが有利
わたしは、Webライターとして生活しているので、基本的に24時間いつでも働けます。
オフラインであっても、ネタさえ確保しておけばメモ帳なんかに書いて、その後インターネットにつないで納品ってことも可能です。
仕事に関する制限が一切無いので、ノマド的な生活をするにはフリーランスが有利だと思います。
旅行好き
ノマド生活は、半分仕事、半分旅行のような生き方でもあります。
わたしは過去に台湾やロシアでもノマドの経験があり、仕事をしながら海外旅行を楽しめるといったのがメリットです。
もちろん、時間的な制約がありますが、旅行を楽しみながら仕事をしたい方に向いている働き方と言えます。
あくまでも仕事優先
正直なところ、あまり旅行に注力することは難しいです。
自動でお金を稼げるレベルであれば良いですが、旅行がメインになってしまうと仕事がおろそかになります。
フリーランスであればなおさらで、旅行しすぎると出費も増えるため適度な調整が必要ですね。
好奇心のカタマリ
すべての方に当てはまるわけではありませんが、好奇心が強いとノマド生活をさらに楽しめるかと思います。
ノマドは新しい土地や人との出会いも多いため、対外的な場が用意されています。
わたしも過去にゲストハウスなどで、自分とは真逆の人間に出会えた経験などがあり、人生観も大きく変わりました。
とくに東南アジアなんかに行くと、すべてが非日常なので毎日が刺激です。
宿探し・カフェ探しが得意
ノマドワーカーになると、仕事場が地球すべてになります。
ちょっと誇張しすぎましたが、どこでも働けるのがノマドの良さです。
わたしは、カフェで仕事をする機会が多いので、新しい場所に行くときにはカフェを事前に探すようにしています。
また、仕事環境に適していそうなホテルに滞在しないといけないので、常に予約サイトで下調べも欠かせません。
コンセント・Wi-Fiの入りぐらいなんかは常に頭に入れておかないと、仕事のパフォーマンスに影響します。
最小限の荷物で生活できる人
ノマドワーカーによっては、移動を頻繁に行っている方も多くいます。
1つの場所に定住しない場合、荷物を最小限にしておかないと面倒です。
とくに、服はできるだけ着る物を減らさないと荷物になるだけです。
自分の生活のなかで本当に必要な物だけを厳選して、持ち歩ける方が向いていると思います。
ノマドワーカーに最適なノートパソコンの紹介
≫ノマドにおすすめのノートパソコンを6つ厳選
変化を厭わない
ノマド的な働き方は、常に変化が起こります。
海外であれば、新型コロナのような急な国境閉鎖なんてこともあります。
住んでいるホテルが閉店する、家賃が爆上がりしてしまったといったトラブルにも柔軟に対応しなければなりません。
仕事を含め、常に変化を想定しておかないと生活もできなくなってしまうため、耐えられる精神力も必要になります。
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こんな人はノマドワーカーに向いていない
一方で、ノマドワーカーに向いていない人の特徴を挙げてみます。
向いていない特徴は挙げればキリがありませんが、とくに注意しておきたい3つをご紹介します。
ノマドの意味を分かってない人
まず1つ目は、そもそも「ノマドの意味」を分かっていない方です。
向いていないというより、ノマド生活を始められないのでしっかりと調べましょう。
ノマドに憧れて、ノマド生活をしてみたけれど、自分には合わなかったという方もいます。
わたしも「ノマド」という言葉を聞いて、旅行をしながら働ける感じかと思いましたが、フタを開けてみると95%仕事をしています。
新しい環境が苦手
ノマドの言語的な由来は、「Nomad=遊牧民」です。
モンゴルの大草原を移動する民族を想像してみてください。
固定の住居を持たずに、毎日・毎週のように違う場所に移動しながら生活を行います。
環境適応能力が必要
新鮮さはあるものの、新しい環境に適応するまで時間がかかるという方は厳しいかもしれません。
もちろん、移動する間に自分にとって合う場所を見つけられれば、そこに定住するといったことも可能です。
好きな場所を移動しながら仕事をできるのが、ノマドワーカーの強みでもあります。
デジタルワーカー系以外
現代でのノマド生活に適している仕事は、ほぼデジタルワーカーのみです。
わたしのようにWebライターとして働いている人や、エンジニアなどパソコンだけで働けないと正直難しいです。
自身がマネージャーとして、部下に指示をして仕事をこなせているのであれば問題ありません。
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ノマドワーカーの生活ってこんな感じです
ノマド生活が良く分からないという方に、実際にノマド生活をしているわたしの様子をまとめました。
仕事のルーティンとしては、ふつうのサラリーマンと変わりません。
朝起きたらすぐにブログ
朝起きたら仕事が溜まっていない限り、ブログを書くようにしています。
朝一番にブログを書く理由は、脳が疲れていないときに一番大事な仕事を行いたいからです。
ブログはなるべくホテルの部屋などで、テキパキと終わらせるようにしています。
あまりだらだら書き続けたくないので、3~4時間で1記事が目安です。
ブログの継続については、こちらもご参考に
≫ブログを継続するための6つの解決策
クライアントワークも行っています
収入源はブログよりも、クライアントワークがメインです。
ブログの状況にもよりますが、午前の空き時間や午後をフルに使ってライターの仕事を行います。
現在は、ビジネス系、ガジェット系を中心に、たまに翻訳の仕事をするこもあります。
Webライターの始め方は、こちらもご参考に
≫【初心者向け】Webライターの始め方【今すぐ始められます】
仕事は部屋やカフェなど
部屋で仕事をすると眠たくなるので、できるだけカフェやラウンジなど人のいる場所で仕事をしています。
ノマドのメリットはどこでも働けることですが、Wi-Fiとコンセントがないと厳しいです。
集中すると10時間連続で働くこともあるので、ノマド的な生活が好きです。
たまに観光も
ノマド生活をしていますが、95%は仕事です。
たまに仕事がないときや、気分転換に観光もしますが、ごくわずかです。
観光するときは、なるべくブログ記事にしやすい場所に行きます。
2~3記事書けるとネタ的にも余裕を持たせられるので、結構頭も使いますよ。
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ノマド生活は向いていないとキツい
ノマドワーカーは、自由さを維持できる最高の働き方です。
とはいえ、自由さゆえにノマド生活が合わない方もいると思うので、どのような働き方なのかをしっかりと頭に入れておきましょう。
わたしは、同じところにずっといるというのが苦手なので、ノマドの生活を楽しんでいます。