フリーランスとして、1年ほど働いています。
もともとは、3年目で年収450万円ほどの専門商社で働いていました。
中小企業ながらそこそこの年収でしたが、「この先40年間会社員を続ける自信がなかった」のが退職理由です。
フリーランスは稼げる
勢いで辞めた感じもありましたが、正直年収450万円を捨てるのに多少の負い目はありました。
とはいえ、退職してしまった以上、「転職」するか「フリーランス」として働き、稼がなければなりません。
結果的に、「不安定」と言われているフリーランスを選びましたが、徐々に収入も増えています。
本記事では、「フリーランス」として働いているわたしから、「フリーランスは不安定」が嘘であることを解説します。
悩みのポイント
・フリーランスって収入が不安定じゃない?
・会社員と比較して安定性はどうなの?
・フリーランスとして注意することを知りたい
この記事のRecord
フリーランスが不安定なのは嘘です。
いつものように、結論から話します。
「フリーランスは収入や仕事が不安定」と言われてますが、嘘です。
なぜ、「フリーランス=不安定」なのか?
安定志向の強い日本では、「会社に属していない=収入が不安定」とされています。
フリーランス含め、非正規雇用なんかは全て不安定ですね。
非正規雇用と正社員であるサラリーマンとの違いは、「固定給」があるかないかです。
確かに、固定給があると精神的に落ち着きますね。
ただ、その「固定給」が、本当に自分にとって正しい価値(=金額)であるかを考えてみてください。
賃金アップがトレンドとなっていますが、ぶっちゃけそんなの一部の大企業だけです。
ほとんどの中小企業は、給料がほぼ変わっていませんし、むしろ下がっている企業もあります。
こういった事実があるなかで、フリーランスだけ不安定とされてしまうのは、ちょっとおかしいですね。
フリーランスが「不安定ではない理由」
フリーランスが不安定ではないのは、実際にフリーランスとして稼いでいる人がいるためです。
わたしもその1人ですが、ようやく会社員時代の収入に追いついてきました。
YouTubeやTwitterで見れば分かる通り、フリーランスで成功している人は多くいます。
これが、フリーランスが不安定ではないというなによりの証拠です。
よくあるヤジへの回答
フリーランスが稼いでいる事実を話すと、ヤジが来ると思うのでQ&Aを用意しました。
・フリーランスで稼げているのは、ごく一部だ。稼げていない人もいる。
→会社員もピンキリです。大企業から零細カツカツ社員まで揃っています。
・フリーランスで稼げるようになれる確率自体が低い
→そもそも計画無しせずに、フリーランスで働こうとするのが間違いです。
わたしみたいな例を除いて、ほとんどのフリーランスは稼げる目処を立てて独立しています。
フリーランスは無限に稼げる
フリーランスの強みは、無限に稼げることです。
不安定と言われてますが、トップレベルであれば月に100万円を超えることも珍しくないですね。
YouTuberとかになると、月収1000万円以上稼いでいる人もいます。
サラリーマンは固定給を得られる反面、稼げる給料にも限界があります。
日本企業だと5大総合商社1000万超えや、キーエンスで1000万円後半が限界です。
サラリーマンだけでそれ以上を稼ぐとなると、外資系や大企業役員クラスになるしかありません。
×稼げない、○幅がある
フリーランスは収入が不安定と言われていますが、確かに事実です。
100万円を稼げる月もあれば、20万円しか稼げないときもありますね。
極端な話、「固定給で安心を得るのか」、それとも「稼ぐ値に幅がある不安定」のどちらを選ぶかってことです。
会社員の方が不安定な時代
10年前であれば、フリーランスは不安定の働き方だったかもしれません。
しかし、2020年現在の世の中では、サラリーマンとフリーランスの立場が逆転しているような気もします。
終身雇用の崩壊
日本のトップ企業であるトヨタ自動車の社長が、終身雇用の崩壊を認めています。
さらに、テレワークが広がるなかで、今後「成果主義」が導入されるはずです。
プロセス評価は重視されない
従来の人事評価システムでは、「結果までのプロセス」が重視されていました。
しかし、オフィスでの様子を見られないことや、プロセス自体の評価が難しくなることで、成果の比重を上げざるを得ません。
成果主義が導入されるということは、個々のスキルや能力に依存する採用に切り替わるということです。
これまで、なんとなく仕事をしていた方や、窓際族は、リストラの最有力候補でしょうね。
新卒採用制度も徐々に廃止論が増えていますし、日本社会の転換期を迎えている気がします。
フリーランスの雇用形態が増える
これからは、サラリーマンではなく、フリーランスが増える世の中になります。
理由は、クラウドソーシングサービスの向上や、企業に体力がないためです。
もちろん、わたしがいたような商社でいきなりフリーランスの雇用形態を生み出すのは難しいかもしれません。
しかし、Web系を始めとするテレワークが可能な業種については、すでにクラウドソーシングを使った穴埋めが始まっています。
足りないスキルは外注が基本
わたしはWebライターをしていますが、ライターのためだけに正規雇用するのは、会社として負担がかかります。
Webデザイナーなんかも同じですね。
会社に足りないスキルの人材を1人、2人だけ雇うのはリスクも負担も大きすぎます。
クラウドワークを見ると、サイト一括運営の委託依頼の案件もあるくらいなので、フリーランスの雇用形態が増えていくのは必然です。
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フリーランスで稼げないのは「方法」が間違っている
フリーランス自体が、不安定ということはありません。
しかし、フリーランスのなかには「稼げていないフリーランス」もいます。
わたしもフリーランスとして独立した当初は、まったく稼げませんでした。
それこそ、月に5万円とかです。本当にメンタル折れかけましたし、きつかったですね。
稼げる領域に移る
稼げていないフリーランスは、根本的である働く領域を間違えています。
フリーランスでも稼ぎやすい領域は、Webライター、プログラミング、アフィリエイト、ブログ、YouTubeなど、オンライン上での仕事がメインです。
上記の仕事は稼ぐ方法が確立しているので、初心者でも先駆者の真似をするだけで稼げてしまいます。
現にわたしがWebライターで20~30万円稼げているのが、証拠です。
稼げない仕事は辞めるべき
稼げない領域で勝負をしても稼げないままです。
もし、3ヶ月継続しても稼げる感じがしないのであれば、ほかの領域に移してみるのもありですね。
プログラミングで稼げないなら、Webライター、ブログ、YouTubeなどいろんなことにチャレンジするべき。
ただし、3ヶ月は様子を見てください。ぶっちゃけ、1ヶ月目から収益出すのは不可能に近いので。
そもそも努力不足
努力をしないフリーランスは稼げません。
サラリーマンが努力をしているのに、フリーランスが努力をしていなければ、稼ぐことは不可能です。
フリーランスで稼いでいる人は、過去に相当な努力をしています。
ホリエモンも努力していた
あのホリエモンですら、起業した当初は起きている時間をすべて仕事に捧げていました。
ホリエモンが毎日十数時間働いているのに、凡人が1日6時間労働とかでは話になりません。
わたしは努力が苦手なタイプで、集中も切れやすい性格ですが、それでも1日12時間は仕事に時間を使えるようになりました。
仕事の質も大事ですが、その前提として相当な努力が必要です。セルフブラック企業を目指しましょう。
スキルを徹底的に身につける
フリーランスとして稼ぐ前提として、スキルは必要ですね。
わたしはスキルなしの状態から独立しましたが、あまりおすすめしません。
可能と言えば、可能ですが、ウルトラハードモードなので。それこそ、1日の睡眠4時間とかでしたので。
副業でスキルを身につけておく
フリーランスで稼ぎたいのであれば、会社員時代から副業を始めておくのが近道です。
会社を辞めたいと思った時点で、副業を初めてください。
平日の隙間時間と休日をフルに使えば、稼げるスキルも身についてきます。
いきなり独立して1からスキルを学ぶよりも、副業から初めておくことでメンタル的にも落ち着くはずです。
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29歳にWebライターとしてフリーランス独立をして、そこそこ収入を得られるようになりました。 20代は大学生と会社員時代をメインとして過ごしていましたが、まもなく30代に突入します。 わたしは、29歳 ...
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フリーランスが不安定な時代は終わった
フリーランスが不安定な時代は、とっくの昔に終わりました。
無限に稼ぎたいのであれば、今の時代はフリーランスを選ぶべきです。
ただし、稼げる領域の選定や、努力を怠ってはいけません。
フリーランスで高収入を得るためには、継続的な努力が必要。