Androidスマートフォンを使用していましたが、アップル製品に移行しつつあります。
iPhoneも約5年ぶりに購入しました。iPhone SE第2世代です。
購入したのはSIMフリーで、SIMカードは別途「楽天モバイルUnlimited」で運用しています。
ちなみにですが、このiPhone SEは「香港版」です。
iPhoneは香港版がおすすめ
iPhoneに限らず、iPadも香港で購入しました。
日本のアップルストアに行けば、同じSIMフリーを購入できますが、あえてしていません。
というのも、香港版iPhoneには、日本版にはないメリットがあるためです。
本記事のポイント
・なぜ、「香港版」のiPhoneを購入すべきか
・香港版iPhoneを購入する際の注意点
・香港版iPhoneを日本で購入する方法
この記事のRecord
iPhoneは「香港版」を購入すべき3つの理由
これからもiPhoneを購入する機会があると思いますが、香港版しか購入しないつもりです。
前置きする必要もないので、サクッと解説します。
3つの理由
①シャッター音が出ない
②SIMフリーで購入可能
③仕様は日本版iPhoneと同じ
①シャッター音が出ない
香港版を買うべき最大の理由は、「シャッター音が出ない」ことです。
観光地でもレストランで、「カシャ、カシャ」って音を聴いたことがあると思います。
あれ、かなりうるさいですよね。
シャッター音は「日本版」、「韓国版」のみ
iPhoneに限らず、日本でスマートフォンを購入すると、もれなくカメラにシャッター音が付いてきます。
わたしの調べた限りでは、日本版と韓国版のスマートフォンはシャッター音がデフォルトで搭載しているそうです。
この理由、恥ずかしいことに「盗撮」を防止するためで、ガラパゴス携帯のときから付けられていました。
海外の観光地なんかに行くと、「カシャ、カシャ」鳴ってて結構恥ずかしくなります。
外国人に「なんで、日本人はみんなシャッター音を鳴らすの?」って質問に、「盗撮防止で、デフォルトでシャッター音が鳴るんだよ」なんて返し、何度したことか...
おそらく総務省が決めているのでしょうが、あまりにも今の時代にナンセンスですね。面倒だから変える気がないんでしょう。
②SIMフリーで購入可能
もちろんですが、香港で購入してもSIMフリーです。
日本は最近まですべてのスマートフォンでSIMロックが原則でした。今では、撤廃されているようですが。
購入してすぐにSIMカードで運用可
香港版は全てSIMフリーなので、周波数に対応していればどのSIMカードでも運用できます。
わたしは、香港版iPhone SEを購入して、開封後に楽天UnlimitedのSIMカードを入れて、すぐに電波を拾えました。
要するに、iPhone SEの端末代と通信費は別です。
2年縛りという面倒なルールもないので、iPhone SEに飽きたら、また別のiPhoneを購入してSIMカードを挿せばすぐに使用できます。
いまだに、通信会社と2年縛りで解約費を人質に取られているのは、時代遅れすぎます。
③仕様は日本版iPhoneと同じ
香港版と聞くと、未知すぎて恐怖を感じる方も多いと思います。
大丈夫です、普通のiPhoneなので。
シャッター音が鳴らないだけで、ほかの仕様に関しては日本版とほぼ同じです。
iPhone SE第2世代に関しても、製品番号は日本版・香港版いずれも「A2296」となっています。
技適も付いています
ややこしい話で、日本でスマートフォンを使用するためには、総務省からの「技適マーク」が必要です。
iPhoneからだと、「設定」→「一般」→「情報」→「法律に基づく情報および認証」で、技適マークを確認できます。
香港版は製品番号が同じなので、日本の技適が認証されていました。
この技適マークは、簡単に言うと「日本の電波法に違反していないか」という意味です。
「海外で販売されているスマートフォンは、日本と周波数が異なるため、技適マークがないと使えませんよ」ということで、ややこしいルールと言われています。
ただ、この法律を違反して逮捕された実績がないそうです...
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香港版iPhoneを購入する際のQ&A
香港版のiPhoneをおすすめされても、いきなり購入するのは不安ですよね。
わたしは、以前から香港版を購入しているので、抵抗は一切なくなりました。
購入する過程で不安になりそうなポイントをまとめて、Q&A方式でご紹介します。
Q1:どう購入すれば良いの?
香港版iPhoneを購入する方法は、「香港現地で購入する」のと、「オンラインショップを利用する」2つあります。
現地で購入する方法に関しては、香港のアップルストアに行くだけです。
香港は広東語が母語になりますが、アップルストアの店員さんはみんな英語が流暢でした。
英語が苦手という方は、文章でやりとりすればOKです。「iPhone 11、128GB、White」などメモを持って行けば、対応してくれます。
香港であれば、アップルストアのスタッフやお客さんのなかに日本語できる方もいると思うので、購入が難しいということはないはずです。
オンラインが便利
香港辺地に行く暇がないという方は、オンラインですね。
EXPANSYSってところで購入するのですが、詳しい購入方法については後述してますので、飛んじゃってください。
Q2:香港版iPhoneって高い?安い?
香港版を購入する上で、気になるのが「価格」ですね。
意外と知られていませんが、香港には消費税という概念がありません。さすが、金融都市。
つまり、日本で10万円のiPhoneを購入すると総額は11万円、香港で購入すると10万円のままです(レートによって変化あり)。
価格はそこまで大差ない
消費税がないので価格に期待してしまいますが、そこまで大差はありません。
香港ドルのレートに依存してしまうので、時期によって日本版よりも高くなります。
ちなみに、2020年9月現在での「iPhone11」の価格を比較してみました。(アップルストア オンライン)
日本版「iPhone11」 | 87,780円 |
香港版「iPhone11」 | 89,000円(6,499HKドル) |
いま香港で購入すると、微妙に香港版の方が価格としては高くなっていました。
しかし、シャッター音を防げるという面を考えれば、数千円は誤差レベルですね。
Q3:アップルケアって付けられるの?
結論から言うと、アップルケアも付けられます。
アップルケアを申し込む際に、安くなる裏技があります。
日本で申請する
アップルケアを申し込む際には、香港ではなく「日本」で申請してください。
これは、単純に香港よりも、日本でアップルケアを申し込む方が、安いからです。
iPhone11のアップルケア料金比較
日本で申請 | 16,800円 |
香港で申請 | 19,100円(1,399HKドル) |
「香港で購入したiPhoneを日本でアップルケアの申請が可能なの?」と思われるかもしれませんが、アップルケアは世界共通なので問題ありません。
わたしも、香港で購入したアップル製品を日本に戻ってから、アップルケアを申請していました。
なの、アップルケアの申請は、購入後「30日以内」と決められているので、それまでに日本に戻ればOKです。
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日本で、「香港版iPhone」を購入する方法
絶対的な安心感を得ながら、香港版iPhoneを購入するのであれば、香港現地での購入をおすすめします。
しかし、香港にどうしても行く時間がない場合や、香港で購入するのに言語的などの不安がある方は、日本からオンラインでも購入できます。
EXPANSYSで購入
香港版iPhoneの購入に便利なのが、「Expansys」。
Expansysは、iPhone意外にもスマートフォンやデジタル系ガジェットを販売しているサイトです。
ユーザーも多く信頼性は○
会社としてはイギリスの会社になるようです。
一見怪しそうなサイトに見えますが、かなりキチッとしており、メールの問い合わせには日本人による日本語の対応もあります。
Expansysで2回ほど、スマートフォンを購入した経験がありますが、とくに問題もなく日本の住所まで配送してくれました。
難点は関税がかかる
Expansysを利用する際、購入代金のほかに「関税」の支払いが必要です。
というのも、個人輸入として処理されるため、税金は自身で納付しなければなりません。
とは言っても、高額ではないので安心してください。
本体価格+送料の8%が関税として計算されるため、5万円のiPhoneを購入すると「4,000円」です。
実際使ってみると8%もかかっていなかったので、目安として考えておけば問題ありません。
なお、関税は配送の受け取り時に、現金で支払います。
配送日数は4~7日
Expansysを使ってびっくりするのが、配送の早さです。
わたしがiPhone SEを購入したときは、購入日から4日後に千葉県に届きました。
国内でさえ、遅い場合には3~4日かかってしまうところを4日で香港から送ってもらえるのはありがたいです。
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iPhoneを買うなら「香港版」
iPhoneを始め、カメラ付きのデバイスを購入するのであれば、「香港版」がおすすめです。
撮影するごとに「カシャ、カシャ」鳴る騒音を防げるだけで、香港版を買う価値があります。
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