2020年2月に中国北京で、大手スマホメーカー小米(Xiaomi)から「Mi10」が発表されました。
Xiaomi初の5G対応スマホのハイエンドモデルで、中国大陸・香港などで販売を開始しています。
日本からも購入できる「Mi10」をご紹介
2020年6月現在、小米日本法人から「Mi10」の発表は行われていません。
情報が入りにくい状況ですが、本記事に最新機能をまとめています。
また、気になる日本での購入方法についても記載しているので、参考にしてみてください。
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小米(シャオミ)5G対応スマートフォン「Mi10」の機能と購入方法
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小米(Xiaomi)5G対応スマホ「Mi10」の機能まとめ
それでは、「Mi10」の機能をピックアップしていきます。
5Gに対応したSnapdragon865を搭載しているほか、1億画素のアウトカメラも魅力です。
公式情報をもとに、以下の機能をそれぞれまとめます。
注目機能
①5G通信に対応
②Snapdragon865搭載
③最新の冷却機構
④1億画素のカメラ
⑤8K動画の撮影が可能
⑥6.67インチのノッチディスプレイ
⑦4780mAhのバッテリー
⑧2カラー展開
①5G通信に対応
「Mi10」は小米初の5Gに対応したスマートフォンです。
日本メーカーからも2020年春モデルで5G対応スマートフォンを販売し始めていますが、小米は一歩はやくスタートを切ったような印象があります。
日本の通信会社のバンドを確認
5Gの通信は「Sub-6」と呼ばれる「0.45~6GHzの周波数帯域」を使用しています。
2020年6月現在、日本の大手通信会社が採用している「周波数帯」は以下のとおりです。
NTT docomo | N77(3.6-3.7 GHZ )、N79(4.5-4.6 GHz) |
au KDDI | N77(3.7-3.8 GHz 、4.0-4.1 GHz ) |
Softbank | N77(3.9-4.0 GHz) |
楽天モバイル | N77(3.8-3.9 GHz) |
このように各キャリアで、N77帯域を100MHzずつ周波数が割り当てられています。
また、NTT docomoに関しては、「N77」だけでなく「N79」にも対応している点がポイントです。
5G対応スマートフォンを日本でも使用したい場合、「N77」、「N79」規格に準拠している必要があります。
「Mi10」のバンドを確認
それでは、小米「Mi10」の対応バンドを確認していきましょう。(※香港版モデル)
「Mi10」は、「N1 / N3 / N7 / N28 / N77 / N78」に対応しています。 |
N77が含まれているため、日本が使用している周波数帯域に被っているようです。
N1・N3・N7は中国や台湾で対応しているバンドです。
また、N78は、中国・韓国に加え、ヨーロッパや中東でもサポートしています。
②Snapdragon865搭載
「Mi10」には、アメリカ・クアルコム社製のSnapdragon865を内蔵しています。
アメリカによる制裁を受けて、HUAWEIへのチップ供給はストップしていますが、小米は除外対象なので安心してください。
Snapdragon865は5G対応CPUの最新モデルで、「Samsung Galaxy S20」、「Sony Xperia 1 II」に加え、今夏発表予定の「Zenfone7」にも搭載予定です。
ベンチマークは「550,000」を記録
AnTuTuのベンチマークによると、「Snapdragon865」は、総合550,000のスコアを記録しています。
前モデルのSnapdragon855と比較して、CPU・GPUともに25%向上しており、大きな進化を遂げているようです。
ちなみにですが、iPhone11 Proのベンチマークスコアは「450,000」ほどと言われています。
③最新の冷却機構
「Mi10」には、スマートフォンでは最大レベルの「べーパーチャンバー」を搭載しています。
べーパーチャンバーとは、液体が蒸発と凝縮を繰り返すことで熱を逃がす冷却システムで、効率的に発散させることが可能です。
6層のグラファイト熱伝導性があるゲルによって、CPUの温度を最大10℃まで引き下げられます。
④1億画素のカメラを装備
「Mi10」には、「200万画素の深度測定カメラ」、「1億画素の超解像度カメラ」、「200万画素のマクロカメラ」、「1300万画素の超広角カメラ」の4つを装備しました。
1億画素の超解像度カメラに関しては、Qualcomm Spectra™ 480を採用していることで、1秒間に20億画素の処理が可能です。
画像圧縮フォーマットである「HEIF」によって、従来の形式と比較して最大50%を削減し、スマートフォンの保存領域の節約にもなります。
インカメラは2,000万画素の対応
アウトカメラのスペックで忘れられがちですが、インカメラも魅力的です。
最大2,000万画素に対応しているほか、被写体を美しく撮影する「AI機能」も標準搭載。
また、フルHDでの動画撮影も可能で、YouTubeの機材としても十分ですね。
⑤8K動画の撮影が可能
「Mi10」は、最大8K解像度での動画撮影が可能です。
また、AE・AFロックを使うことで、被写体へのピントと明るさを固定できます。
手ぶれ補正を行う「ShootSteady」によって、走りながら撮影しても違和感なく映し出せるのが「Mi10」の強みです。
シネマスコープに対応
2.35 :1のワイド画面で動画を撮影できるため、映画のような作品を作れるのが特徴。
もはや、撮影用に特別な機材を用意しなくても、「Mi10」で十分ですね。
⑥6.67インチのノッチレスディスプレイ
6.67インチのノッチレスディスプレイを採用しています。
90Hzの高速表示に対応していることで、動画視聴もゲームアプリも滑らかな映像が流れます。
⑦4780mAhのバッテリー
「Mi10」には4780mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
有線だけでなくワイヤレスでも30Wの充電に対応し、フル充電まではわずか57分。
本体をモバイルバッテリーとして、ほかのスマートフォンへのワイヤレス充電も行えるのが最大のポイントです。
⑧2カラー展開
「Mi10」は、2つのカラーをラインナップしました。
エレガントな「グリーン」と、シンプルなデザインの「グレー」です。
どちらの色も派手さがなく、男女問わずどの世代でも違和感ありません。
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小米(Xiaomi)5G対応スマホ「Mi10」の購入方法
「Mi10」は中国大陸、香港にて先行販売されています。
日本では発表も行われておらず、公式での発売はとうぶん先になりそうです。
そのため、購入するためには海外からの取り寄せが必要になります。
現在、日本からは以下の「Banggood」より購入可能です。
7万円ほどなので、コストパフォーマンスとしては最高レベルの機種ですね。
予約可能サイト
・「Banggood」
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【まとめ】小米(Xiaomi)5G対応スマホ「Mi10」
小米(Xiaomi)から発表された5G対応スマートフォン「Mi10」は、ハイエンドでありながらコストパフォーマンス最強です。
7万円ほどでこれだけでの機能が付いたスマートフォンは、なかなか見ないのではないでしょうか。
購入検討されている方は、参考にしてみてください。