収入を増やすために、副業を始めている方も多いと思います。
わたしは、会社員時代にとくに副業をしておらず、フリーランス独立と同時にWebライターを始めました。
とはいえ、いま思えば、サラリーマンと並行して、Webライターの仕事もやっていればと後悔しています。
副業で稼げないのは理由がある
副業を始めたけれど、なかなか稼げないという方もいるのではないでしょうか。
「月数十万稼げた」といった報告がクローズアップされる一方で、稼げていない方もたくさんいらっしゃいます。
もし、あなたがなかなか稼げてないと疑問に思っているのであれば、「理由」があります。
本記事では、以下に当てはまる方への改善方法をまとめました。
悩みのポイント
・副業を始めたけどなかなか稼げない
・努力しているのに稼げない
・稼げるけど月1万円とか
この記事のRecord
あなたが副業で稼げない7つ理由
わたしもフリーランスを始めた当初は、なかなか稼げませんでした。
もちろん、スキル的なものもありましたが、根本的な理由もあったなと反省しています。
徐々に、自分のなかで改善していく、いまでは月収20~30万円を稼げるようになりました。
もし、以下の7つに当てはまっていたら、すぐに改善しましょう。
7つの理由
①納期を守っていない
②即レスしてない
③単価の低い案件をやってる
④スキルがそもそもない
⑤プライドが高すぎる
⑥納品物のクオリティが低い
⑦指示を守れていない
①納期を守っていない
1つ目は、「納期」です。
言うまでもありませんが、日本社会において納期は、個人・会社の信頼性に直結します。
納期を守るはビジネスの前提
「納期を守れない=ビジネス相手として価値がない」ということです。
わたしも会社員時代に、納期だけではかならず守るようにお客さんからも言われてましたし、上司からも余裕をもった見積もりをつくるように言われていました。
なぜ、ここまで納期が重要視されているのかというと、企業にとって利益を失いかねないためです。
1日遅れるだけで数億円の被害にも
たとえば、A社では車を生産しているとします。
部品は外部のメーカーに頼っており、車を製造するには毎回購入しなければなりません。
A社は、中国での需要が最高潮に達しており、スピード感のある生産工程を組んでいます。
そこで、パーツの納品が予定より、遅れたとしましょう。
生産工程が狂ってしまい、予定の生産台数を確保できなくなってしまいました。
中国でたくさん売ろうとしていたのに、需要を満たせない状態です。
これは困りますよね。
どの仕事でも理論は同じ
というわけで、あなたのクライアントは、需要を満たせるようにスケジュールを組んでいます。
もし、納品物が遅れてしまうと、当初に予定していた売り上げや活動に狂いが生じてしまいますね。
納期というと製造業界とか意識されがちですが、どの業界でも納期厳守は必須事項です。
②即レスしてない
クライアントさんに、即レスしてますか?
もし、クライアントさんからメールが来て、3時間以内に返信をしていないのであれば、改善するべきです。
わたしは、電波がない状況やどうしても返事ができない場合を除いて、基本的に即レスしてます。
相手の気持ちを考える
人によって異なりますが、はやく進めたいのに返事が来ない状況というのはナーバスに感じてしまうことがあります。
質問をしているのに、返事が半日後、次の日とかになると、「ビジネス相手として大丈夫か?」ってなりますね。
わたしがサラリーマンだったとき、顧客がお堅い業界の大企業だったので、返事が遅いと怒りの電話が来てました。
もちろん、返さなくてもいいメールに関しては、放置でOKです。自分の仕事を進めましょう。
③単価の低い案件をやってる
ビジネス的なマナーをしっかり守っているのに、副業で稼げないのは「単価の低い」案件が原因かもしれません。
副業初心者だと、どうしても最初は単価の低い案件をやらざるをえません。
わたしも、Webライターを始めた当初は、1文字0.3円とかでした。ブラックすぎますね。
案の定、月収も4万円でした。ブラックすぎますね。
徐々に単価の高い案件にチャレンジする
副収入を増やしたいのであれば、単価の高い案件にチャレンジする必要があります。
単価の低い案件ばかりでは、稼げる額も伸びません。
わたしは、ある程度実績を付けて、文字単価1円、1.5円といろいろ募集していきました。
いまでは、2.0円、3.5円の案件も頂いているので、上を目指すチャレンジは副業でも必須です。
④スキルがそもそもない
副業で稼げない根本的な原因に、スキルがないことも挙げられます。
「どのくらいのスキルがあればいいの?」と思われる方もいるので、回答しておくと、「クライアントが求める水準」です。
案件によって求められる技量はバラバラですし、A案件でうまくいってたのに、B案件でボロボロだったなんてことよくあります。
応募時にスキルを確認しておく
案件に取り組み始める前に、どの程度のスキルがあればいいかをクライアント側に確認しておくと楽です。
過去の実績を見せて、同水準で仕事をすればいいのか、それともまったく異なる技量が必要なのか。
Webライターでも求められる文章力がバラバラなので、動画編集とか、プログラミングなんかだと、さらにスキルの幅が大きそうな気がしますね。
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⑤プライドが高すぎる
プライド高いと副業に限らず、どの仕事も成功しませんね。
わたしも一時期、ものすごくプライドが高い時期がありました。
「自分のミスを認めない」、「言い訳ばかり」、「他人ができないことを小馬鹿にする」
こんな人と、一緒に仕事をしたいと思いますか?したくありませんよね。
プライドが高いと、仕事自体を見下しているかもしれません。
こんな状態が続いていると、稼げるものも稼げなくなってしまいますよ。
⑥納品物のクオリティが低い
たとえば、あなたが発注者で、クラウドソーシングサイトで仕事を他人にお願いしたとします。
自分が想定していた最低限よりも、レベルの低い作品が納品されたらどう思いますか?
言うまでもなく、2回目に仕事をお願いすることはないはずです。
つまり、仕事を定期的にもらえるようにするためには、自分のスキルを最大限に生かした作品を納品し続けなければなりません。
最初が肝心
もちろん、継続してクオリティの高い作品を納品するのはよいことです。
しかし、わたしは最初の段階が大事だと思います。
「人は見た目が9割」って本が大ヒットしましたよね。人が第一印象で決まるように、あなたの仕事ぶりも初回の納品によく表れているはずです。
⑦指示を守れていない
指示を守れないということは、要望した仕事ができていないと同じことです。
いくら自分なりに頑張って仕事を行ったといえ、クライアントの指示を守れていないのであれば、評価につながることは期待できません。
たとえば、「ツールは指定のものを使う」、「納品するときは、この文章を消さないようにする」、「文章の良い切りはこのような表現を使う」とか、本当に細かいことも含まれます。
稼ぐためには細かいとこまで気を遣う
わたしは、指示を守っていたつもりが、抜けてしまっていたことが多くありました。
あまり注意深くない性格なので、細かいルールを守り続けるのが苦手です。
しかし、それをクライアントのせいにはできません。自分のせいなのですからね。
副業問わず、仕事で稼げるようになるのって、意外と細かい指示を守るのが重要だったりしますよ。
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副業で稼げるようになるための改善方法
長々と「副業で稼げない理由」を羅列していきましたが、当てはまっていた理由はありましたか?
もし、1つでも当てはまっているのならば、即改善すべきです。
わたしも、フリーランス独立をして、Webライターの仕事を始めたばかりは、日々改善でした。そして、いまでも改善中です。
自分のなかで納期を前倒しする
納期を守れないのであれば、自分のなかでの納期を早めればいいだけです。
たとえば、1週間以内の納品であれば、5日後を目安に納期を決めてしまいましょう。
わたしは、基本的にはいつも正規の納期よりも、1日あるいは2日前倒しで「自分納期」を設定しています。
余裕をもったスケジュール管理が可能
小学生のころから、ギリギリで終えることが多かったので、改善にかなり苦労しました。
自分納期を決めたことで、スケジュールもしっかり作れるようになったので、精神的な余裕も生まれました。
必然的に作品自体のクオリティも上げられるようにもなり、結果としてプラスになった改善策です。
下積みしたら高単価案件に応募
いつまでも、低単価の案件を続けてはいけません。
「スキルも十分身に付いてきたな」と感じたら高単価の案件に応募してOKです。
その際に、現在の仕事とあまりにも単価の離れた仕事だと、レベルも急に上がってしまうので、Webライティングだと0.5円刻みが程よいかもしれません。
わたしは、0.3円→0.8円→1.5円→2.0円→3.5円という感じで、案件を増やしていきました。
今やっている案件レベル周辺をどんどん倒していくスタイルだと、楽しみながら副業も進められると思います。
プライドを最底辺まで捨てる
プライドが高いと苦労しますよね。
自分がすごいと思っているわけではありませんが、どこかで自分を上だと思ってしまうと必ず失敗します。
わたしは、徹底的に自分のプライドを潰しました。
自分のプライドを潰す方法
方法としては、プライドの高い人間をうざがっている意見をみることです。
本も読みました、そして自分を恥ずかしい人間だと思うようにしました。
これをやるか、やらないかで、仕事への取り組み方も大きく変わるはずです。
100回見直して提出
昔から、病的なほど注意力がなく、生活に支障がレベルです。
社会人になった当初も、書類づくりの細かいミスが多く、よく怒られていました。
わたしみたいな方も多いはずで。わざとではないのですが、注意しても注意しても、細かいところのミスが出てしまうのです。
時間を置いて見返す
わたしから、注意不足で悩んでいる方に、とっておきの改善策をご紹介します。
それは、「時間を置いて見返す」ことです。
人間ってどうしても、自分がやっていることを「正しい」と認識してしまう傾向があります。その状態で見直しをしても、結局、誤りを見つけられません。
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副業を変えるのもあり
もし、上記の理由に当てはまらず、それでも稼げないなら「副業自体」を変えてしまいましょう。
残酷なことを言いますが、それはあなたにあっていないからです。
とはいえ、プラスに考えてもいいと思います。
なぜなら、この副業では稼げないということが分かったからです。
副業は無限にあります。自分に最適な副業見つけるまで、チャレンジ→失敗を繰り返しましょう。失敗して、死ぬことはないです。
自分が楽しいと思える副業を選ぶべき
ただ、永遠に探し続けるのもキツイですよね。
わたしだったら、「自分が好きだと思える副業」を選びます。
苦痛なことは稼げない
Webライターを始めた理由も、書くことが好きだったからです。
稼げるとかは一切に気にせずに始めました。しかし、現在ではWebライターでしっかり稼げています。
もし、苦手だと感じているプログラミングをやっていたら、おそらく稼げなかったかもしれません。
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【まとめ】副業で稼げない理由を自分で見つける
もし、あなたが副業で稼げていない場合、なにかしらの理由があるはずです。
スキルにしろ、ビジネスマナーにしろ、さまざまな要因がありますが、徹底的に改善しないと稼げるようになりません。
まずは、しっかりと自己分析したうえで、改善策を見つけましょう。