会社員を辞めて、フリーランス独立してから1年ほどが経ちます。
貯金をつくった状態で退職をしましたが、正直フリーランスとしてやっていけるか不安でした。
現在のところ、なんとかサラリーマン当時の収入に追いついてきたという感じです。
スキルなしからでもフリーランスで稼げる
わたしの場合、スキルなしの状態で会社を辞めてしまいました。
当然のことながら、会社員当時に副業などをなっていたわけでもありません。
つまり、「完全0」の状態から、独立をしたわけです。
悩みのポイント
・スキルなしからでも稼げるのか
・会社を辞めたいけどスキルがなくて怖い
・フリーランスで稼げるようになる方法を知りたい
この記事のRecord
スキルなしからフリーランスで稼げるようになった理由
結論から言うと、鬼作業をして「実績」をつくりあげたからです。
会社員時代に得たスキルはなし
会社員時代は営業をしていましたが、ルート営業と呼ばれる固定客を相手にした仕事だったので、正直まったくスキルなどは身に付きませんでした。
強いて言うなら、トラブル対応などが多かったので、お客さんからの猛烈な怒りに対応する忍耐力ぐらいです。
しかし、貯金は用意していたものの、会社を辞めてしまった以上、稼げなければなりません。
当時、ふとした思い付きによって、台湾にて中国語の学校に通っていましたので、お金のフローが多くて大変でした。
なんとなくWebライターを始めてみた
さすがにやばいと焦りつつ、ふと会社員時代に上司から、「君、しゃべるのは下手くそだけど、文章は素晴らしいね」という言葉を思い出しました。
大学生時代もテスト勉強が嫌いだったので、レポートを書きまくって単位をもらっていたぐらいなので、書くことには慣れています。
そんなことで、クラウドワークスでWebライターの仕事を探し出したのが、わたしのフリーランス生活の1歩目です。
大事なことは「自分の得意なこと」を始める
この1歩目がなければ、いまのわたしはなかったと思います。
結果として、現在はWebライターでお金を頂いていますが、得意だからこそ続けられたためです。
もし、ここでプログラミングや動画編集などの道に進んでいたら、稼げていなかったかもしれません。
わたしから言えるのは、自分にスキルがなければ、「自分が得意なこと」を始めるべきです。
IT系が得意なのであればプログラミングを始めればいいし、文章を書くのが得意ならWebライター、商売が得意なら転売でもあり。
会社員が仕事にヤル気がでないように、フリーランスも自分が得意なことでなければ稼ぐのは難しいと思います。
最初は全然稼げなかった
意気揚々とWebライターの仕事を始めたわけですが、全然稼げなくて挫折しかけたのを覚えています。
スキルもなし、実績もゼロのわたしをライターとして雇ってくださったのは、旅行メディアをつくっていた大学生の起業家です。
当然、お金の余裕もなかったと思いますし、大量にライターを雇っていたようなので、文字単価も0.3円ほどという超絶なブラックでした。
現在では、文字単価3.5円のお仕事をもらっているので、天と地の差ですね。
最初は稼げないと割り切る
スキルなしの状態からかせげるほど、世の中甘くありません。
結局、当時は1日8時間ぐらい仕事をしていましたが、月4万円ほどしか稼げませんでした。
大事なのは、最初は稼げなくて当たり前と割り切ってしまうことです。
独立してすぐに数十万稼いでいる方もいますが、すでに下積みが完了しているので、スキルなしの人間と比べてはいけません。
フリーランスは量がすべて
Webライターとして仕事を始めた当初に感じたのは、フリーランスは量がすべてということです。
広告費のような自動収入がない限り、フリーランスは手を止めた瞬間に給料が下がります。
それくらいフリーランスは、量に依存するライフスタイルです。
実績を必ずつくる
量をこなしていくうえで、必ず自分の実績をつくってください。
Webライターに限らず、フリーランスが仕事に応募するときには、「実績」が要求されます。
この実績によって、「採用するかしないか」が、ほぼ確定してしまうほど。
わたしがWebライターでお金を頂けるようになったのも、実績を積み重ねて、ステップアップできたためです。
量をこなすと圧倒的に楽になる
単価0.3円のライティングを4か月ほど続けました。
さすがに、この単価で1日8時間労働すると、体力的にも精神的にもきつくなります。
とはいえ、ライティングの仕事を4か月もしたので、「文字を入力する作業」が明らかに楽になりました。
何度も言いますが、フリーランスは量をこなせば、必ず結果が出ると思います。
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フリーランスでスタートダッシュする方法
正直、スキルなしの状態からフリーランス独立するのはギャンブルすぎるので、おすすめしません。
わたしは、運よくお仕事をたくさんもらえるようになりましたが、メンタル的に我慢強くないと途中で挫折します。
このような経験をしたわたしから言えることは、「サラリーマン時代から準備をしておこう」です。
①会社員時代から副業を始める
フリーランスになったことに後悔はありませんが、会社員時代になにも勉強しなかったことには後悔しています。
そこまで忙しいこともなかったので、家でくつろいでいる時間を副業に充てていれば、スキルも磨けたはずです。
副業であれば、自分に合わないと思ったらすぐに辞められるし、独立は向かないと会社員を継続することもできるので、やはり副業から始めることをおすすめします。
1年前に戻れたら、「会社を辞めるまえに副業をやっておりけ」と厳しく言うでしょうね。
②フリーランス独立をするまでに「実績」をつくる
1日でも早くフリーランス独立をしたいのであれば、「実績」をつくっておくべきです。
クラウドワークスやランサーズを見ればわかりますが、スキルなしよりも、「実績なし」の方が不利だと思います。
相手側に立ってみる
なぜ、ここまで「実績」が大事かと言うと、クライアント側からしてみると恐怖でしかないためです。
仮にあなたが、クライアント側の立場になってください。
Aさん:スキルなしだけど、過去に書いたブログ記事があります
Bさん:スキルありますけど、過去になにも書いたことありません。
一瞬で理解できると思いますが、スキルの有無はぶっちゃけどうでもいいです。
クライアントが見たいのは、過去に自分でつくった作品があるか。
それをあなたの技量として、評価をしているわけです。
もちろん、プログラミングとかだとスキルも必要かもしれませんが、スキルなんていくらでも騙せるので、証拠となる「実績」がないと話を進められません。
③独立した瞬間、鬼コミット
繰り返しですが、フリーランスが波に乗るには、鬼コミットが最も重要です。
わたし自身、独立後も現在も、1日10~12時間はパソコンでタイピングをしています。
Webライターがメインの仕事なので、1日1.5万文字くらい入力しているかもしれません。
それくらい鬼コミットしないと、やはり結果もついてこないと思います。
鬼コミットして体を慣れさせる
残念ながら、会社員時代に適当し過ごしていた人が、フリーランス独立するとだらけます。
体が慣れていないので、仕方ないかもしれませんが、仕方ないで片づけると危険です。
がむしゃらでもいいので、まずは作業を続ける癖をつけないとフリーランスで稼ぐのはきついかもしれません。
あのホリエモンですら、起業時代は寝る以外作業をしていたわけですからね。
わたしも常に危機感を持って仕事をしていますが、普通の凡人が手を抜いてしまったら、先がないと思いましょう。
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【まとめ】スキルなしからフリーランスで稼ぐのはしんどい
スキルなしの状態からフリーランス独立するのは、やめておくのが吉です。
稼げるようになるかもしれませんが、あまりにも博打すぎて、精神的にもよくありません。
まずは、自分が得意なことを軸にして、スキルを磨くべきです。
そして、スキルが確立していったら、次は実績をつくってください。
これだけでも、フリーランスの大きな武器となるはずです。
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