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Webライターに将来性がある5つの理由【AI時代でも残ります】

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

Webライターを始めてから、約1年を迎えました。

会社を退職して海外でのんびり暮らしていたので、小遣い程度になればと思い始めたのがきっかけです。

あまり長く続ける気はなかったものの、時間が経つ毎に収益も伸びていき、Webライターで生計を立てられるようになりました。

 

 Webライターには将来性がある

急速に時代が変化している現在の世の中で、さまざまな仕事が無くなり、そして新しい仕事が増えています。

とくに、インターネットの分野は、半年でバージョンが変わるような世界で、常に最前線を意識しなければなりません。

そこで、「今後もWebライターの仕事は残り続けるのか」という不安があると思います。

 

本記事のポイント

・Webライターに将来性はあるのか?

・いまからWebライターを始めて大丈夫?

・AIが出ると、Webライターもなくりそうだけど

 

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

人間に代わって、生活や仕事のなかで高度な作業を行う「AI(人工知能)」があらゆる分野で導入されています。

わたしは、機械の輸入販売を行う商社に勤めていましたが、「人を使わずに高質な作業を行える機械」というのが昨今の機械業界のトレンドです。

少子高齢化もありますが、マンパワーが必要な仕事が一気になくなる時代を迎えています

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

 

 WebライターはAIによる影響は少ない

結論から言うと、完全自動化になるAI時代が進んでも、Webライターへの影響は少ないです。

100年後と言われると確証はありませんが、少なくとも「50年後」もWebライターという仕事は残っていると思います。

 

「適当なこと言いやがって」と思われるかもしれません。

しかし、現状のデータと過去からの流れが、「Webライターは残り続ける」ことを実証しています。

 

①デジタル広告の市場が伸びているため

パソコンやスマートフォンが普及している現在において、デジタル広告の市場が伸び続けています。

市場調査で権威のある矢野経済研究所によると、2018年度の16,950億円から、「2023年度には28,400億円」まで伸びると予測されていました。

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

出典:矢野経済研究所

 

 検索連動型広告の割合が増えている

また、デジタル広告のなかでも、「検索連動型広告」の割合が、とくに伸びているのです。

広告業界のトップに君臨する電通の調べでは、2018年の5,708億円から、「2019年には6,683億円」にまで増加しています。

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

出典:株式会社電通

 

検索連動型広告は、Google検索のSEOに関連する分野です。

つまり、「文章媒体のデジタル広告」は、今後も伸び続けることが、市場データからもはっきりと出ていることになります

 

②文章コンテンツは永遠になくならない

ここ2~3年で、YouTubeを始める方が急激に増えていますね。

文章よりも動画の方が分かりやすく伝えられることや、コンテンツ内容の幅が広いということから、新しいWeb広告の媒体としても人気です。

YouTubeの需要が急激に高まっているなかで、「文章媒体って今後なくなるんじゃないの?」と思われるかもしれません。

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

 

 検索結果が映像になることはない

動画媒体と文章媒体は、読者や視聴者に対して情報を伝えられるスピードに違いがあります。

 

たとえば、「ブログに使うドメイン取得方法を知りたいとき」。

YouTubeで検索して、目的の動画を見つけて、ドメイン取得方法の説明を見るまでに、ある程度の時間が必要です。

また、さらにマニアックなことを調べる場合、YouTubeでは欲しい情報が得られないかもしれませんね。

 

 文章媒体の魅力は、情報取得までのスピード感

一方で、文章媒体は、Googleに関連する検索ワードを打ち込むだけで、関連するページが一覧で表示されます。

 

メジャーな疑問であれば、複数のページで紹介されていることもあるため、情報取得までの時間を短縮できるのがメリットです。

現状、YouTubeをはじめとした映像媒体の市場も拡大していますが、動画では伝えきれないことも多く、文章媒体がすぐに消えるといったことは考えられません。

 

 文章は2000年以上続いている

文章が消滅しないことは、2000年以上続く歴史が物語っています。

縄文時代、弥生時代、平安、江戸…、すべての時代に文字は使われていました。

 

一方、映像媒体が出始めたのは、ここ100年の出来事です。

日本だけでなく、世界でもなお使われている文字が、急になくなってしまうことは将来的に考えにくいと言えます。

 

③AIに人間並みの文章を書くのは難しい

AIが進化を続けることで、「文章を書く仕事も人間に代わってAIがするのでは?」と将来性を不安視するかもしれません。

実際に、工場での労働やコンビニのレジ打ちなどは、人間ではなく機械に頼っています。

しかし、Web上で文章を書く仕事が、AIに取って代わる可能性は低いと考えて問題ありません。

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

 

 AIが細かい文章を書くのは難しい

文章におけるAIの進出によって、翻訳の質が向上しました。

日本語を入力すれば、現地のネイティブアメリカンにもある程度伝わる文章をつくり出せます。

 

しかし、文章の完全な翻訳には、まだ程遠いのが現状です。

わたしは、英語・中国語の翻訳の仕事も請け負っており、たまにGoogle翻訳を利用しますが、「この文章だと、メディア媒体には使えない」という表現が翻訳されています。

つまり、オフィシャルとしての文章は、AIによって書き出せるレベルではありません。

 

 仮にAIが進化してもSEO対策にはならない

1990年代ごろに、検索上位を目指す「SEO対策」が行われるようになりました。

2020年を迎えた現在では、Webマーケティングの手法として確立されています。

 

この30年近いSEOの歴史のなかで、Googleによるアップデートが複数回行われました。

「コピペだけのページの排除」、「違法外部リンクの排除」、「低質ページの排除」、「権威性の重視」など。

 

Googleが求めているのは、ユーザーの悩みを解決できる有益なコンテンツです。

仮に、AIを導入して文章を作成したところで、ユーザーに対して有益なページが作れるかというと、翻訳文章のレベルからしても疑問ですね。

また、AIを駆使して量産したページは、これまでのGoogleの傾向から考察すると、「真っ先に排除をする対象」になるでしょうね。

 

④Webライターが枯渇している

働き方改革が進んでいる日本社会では、本業のほかにも副業を始めている方が増えています。

そこで、メジャーな副業として挙げられるのが、「Webライター」です。

 

「日本語ならすぐに書けるし」、「なんとなく簡単そう」、「稼いでいる人がたくさんいるし」といった感覚で始める方が多いのではないでしょうか。

わたしも、実際に片手間でできそうだからという理由で、Webライターをやってみました。

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

 

 膨大な文字数に折れる

Webライターを副業で始めてみたものの、予想以上にハードな仕事だと感じました。

正直、Webライターを始めるまで、まともに文章を書いてこなかったですし。

 

初心者が急に6,000字とかの案件に挑戦すると、まず折れると思います。

そして、初期のころは文字単価も低いので、文字を書いてもなかなか稼げません。

 

「稼げないじゃん」ってことで、挫折をしてしまうWebライターさんも多いです。

 

⑤クラウドソーシングが主流となるため

今後の日本社会では、クラウドソーシングが主流になります。

企業からすると「文章を書くためだけに雇用したくない」のが本音です

Webライターに限らず、プログラミングやデザイナーなどは、自社ではなく外注になっていきますね。

AI時代でもWebライターに将来性がある5つの理由

 

 Webライターにはチャンスでしかない

クラウドソーシングが主流になることで、Webライターにはチャンスが巡ってきます。

企業が保有するオウンドメディアや、個人ブログが増え続けており、必然的にライターの需要が高まっているためです。

クラウドソーシングサイトを見ると、ライターの案件がゴロゴロあるので覗いてみてください。

 

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ただし、Webライター全員に将来性があるわけではない

現時点では、Webライターの将来性は明るいと考えて間違いないです。

とはいえ、すべてのWebライターに当てはまるというわけではありません

 

適応力のないWebライター

Webライターのブログを見ると、「ライターには文章力が必要」なんて書いていますね。

そもそも、「文章スキルって何?」と思ってしまいますが。

ぶっちゃけ、文章スキルを示す物差しなどはありません。

文章は個人によって好き嫌いがあるからです。わたしの文章が好きな方もいれば、吐き気を催す方もいると思います。

 

 適応力=クライアントの要求に応える力

これは、クライアントにも当てはまります。

メディアによって、「文章の型」が決まっているためです。

 

つまり、Webライターは、クライアントが要求する「メディアにあった文章表現」に適応しなければなりません

「ブログのPV10,000越えてます!」と言っても、最終的にはクライアントが設定する水準の文章を書けなければ、Webライターでは稼ぐのは難しいです。

ちなみに、わたしがお仕事頂いているクライアントさんは、メディア系が多いので少し硬めの表現が求められています。

 

 

基本的なWeb知識のないライター

「Web」が付くぐらいの職業なので、やはりWebに関してはある程度の知識が必要です。

基本的なこととしては、「SEOの仕組み」や「Webマーケティングの手法」くらいは、知っておいて損はありません。

 

 文字単価の高い案件はマーケティング知識が必要

高度な案件になると、「検索流入から広告に流して、売り上げに繋げる」ことが求められるので、マーケティングの知識がないとクビになります。

ビジネス系のメディアでライターをしていますが、わかりやすい文章表現はもちろん、広告への導線を意識した文章を書かないと修正依頼が来ます。

Webライターで給料を増やしていきたいという方は、文章を書けるようになったあとは、「マーケティングの知識」も勉強しておきましょう。

 

多方面にアンテナを伸ばせないWebライター

Webライターの案件には、「○○に詳しい方」、「○○業界にいた方優先」という制限が設けられている場合があります。

クライアントとしても、専門性に強いページをつくりたいため、知識のあるライターが採用される傾向が高まっています。

 

 自分の領域外も勉強する

また、メディアでもブログでもアクセス数を伸ばすために、「トレンドになっている事柄」の記事を量産していかなければなりません。

つまり、Webライターとして将来性を高めるためには、自分の知っていることだけでなく、現在話題となっていることにアンテナを張り続ける必要があります。

 

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思い立ったらすぐにWebライターになるべき

Webライターの将来性を気にしている暇があれば、すぐに行動に移しましょう。

簡単に稼げるようになる副業ですが、10万から数十万に伸ばしていくには、結構時間がかかります。

 

Webライターに限らず、「やろうか迷っている」という時間は無駄でしかありません。

気になったことはやってみて、自分に合わなければやめればいいのです。

1つ言えることは、Webライティングをしっかり学べば、スキルとして一生ものになります。

 

 Webライター以外もチャレンジすれば相乗効果

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