わたしはWebライターを専業として収入を得ています。
現在では月に数十万を稼げるようになりましたが、始めたばかりの頃はそうでもありませんでした。
あなたがWebライティングで稼げない原因を分析
Webライティングを始めたけれど、なかなか稼げないという方も多いはずです。
仕事をしているのに収入が増えないと、モチベーションにも影響しますよね。
そこで、今回は「Webライティングで稼げない原因」を分析します。
また、専業ライターのわたしから、「稼げるようになるための提案」をまとめました。
悩みのポイント
・Webライティングをしているけれど稼げない
・案件に取り組んでいるのに収益が伸びない
・初心者Webライターだけど稼げる方法を知りたい
この記事のRecord
あなたがWebライティングで稼げない原因を分析
Webライティングで稼げない原因は、必ずしも1つとは限りません。
わたしも稼げない時期が長くあり、根本的な原因について考えていました。
その過程で判明した「稼げなかった原因」を改めて、振り返ってみます。
以下の5つのポイントを読んでみて、心当たりがあるかを確かめてみてください。
稼げない原因
・そもそも経験がない
・文字単価1円未満の案件に取り組んでいる
・量をこなしていない
・長期案件に取り組んでいない
・悪質なクライアントに振り回されている
それでは、見ていきましょう。
そもそも経験が少ない
Webライティングで稼げていない場合、「そもそもの経験が少ない」場合があります。
わたしはWebライティングを初めて1年ほどですが、始めたばかりのころは月収5万円ほどでした。
Webライティングに限らずどの仕事も同じですが、経験がない状態から一気に稼ぐのは不可能だと思ってください。
相手側に立ってみる
「副業としてすぐに稼げると聞いたからWebライティングを始めたのに…」と思われている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、Webライティングは副業なかでも取り組みやすく、初心者でも稼ぎやすい仕事です。
しかし、クライアントの側に立ってみてください。
これまでに一切のライティング経験や文章を書くといった経験がない人に、いきなり大きな報酬を支払うことは難しいですよね。
経験がない状態では、どの副業でもすぐに稼げるようになるのは難しいと考えてください。
文字単価1円未満の案件
Webライティングで稼げない原因には、文字単価が影響しているかもしれません。
一般的にライティングは「1文字当たりの単価」が決まっており、単価×文字数によって報酬が決まります。
つまり、文字単価が低いと、いくら文章を大量に書いても報酬は増えていきませんね。
報酬の例
「文字単価0.8円」で6,000字書いた場合→0.8×6,000=4,800円
「文字単価1.5円」で6,000字書いた場合→1.5×6,000=9,000円
文字単価が0.7円異なるだけで、「明らかな報酬の違い」がありますね。
ちなみに文字を書けば書くほど、報酬もどんどんと差が開いていきます。
文字単価をあまり意識されない方もいますが、総合的に見ると圧倒的に損をしているはずです。
量をこなしていない
Webライティングは量をこなしていかないと、稼げない仕事です。
一般的なサラリーマンであれば、その月の営業成績によって収入が変わることはありません。
しかし、Webライティングのような「出来高制の仕事」は、とにかく量をこなす必要があります。
報酬の例
1記事5,000円を月に30記事書いた報酬→「150,000円」
1記事5,000円を月に10記事書いた報酬→「50,000円」
「今月も頑張って10記事書いたぞー」と思っていも、意外と報酬にはプラスとなっていない場合があります。
Webライティングで稼ぐには、とにかく「仕事量」が必要です。
徐々に増やしていく
とはいえ、初心者がいきなり月に30記事も書くのは、体力や集中面で難しいと思います。
まずは、「今月は10記事書けたから、来月は15記事に取り組もう」といった感じで、徐々に増やしてみてください。
始めたばかりの方が30記事を書こうとすると、「記事の品質」に悪影響となるため、納品を拒否されることもあるので注意しましょう。
長期案件に取り組んでいない
必ずしも当てはまるとは限りませんが、Webライティングで稼げない方は「長期の案件」に取り組んでいないかもしれません。
Webライティングには、「数記事書いて終わりの案件」と「長期の専属契約を行う案件」の2種類あります。
長期の案件は安定性につながる
わたしは現在、3つの長期案件を継続しています。
Webライティングの長期案件のメリットは、「安定して稼げること」です。
短期案件の場合だと、どうしても稼げる金額に限界があります。
一方、長期契約は納品を続ければ無限に稼げるため、報酬もそれなりに増やすことが可能です。
悪質なクライアントに振り回されている
稼げない方のなかには、「悪質なクライアント」と仕事をしている可能性があります。
ここでいう悪質とは、以下のとおりです。
悪質なクライアント
・テストライティングだけで契約する気がない
・テストライティングの報酬が100円
・募集要項の報酬金額と実際の報酬が異なる(応募→1文字1.5円、実際→1文字1円未満など)
・納品から検収までの期間が異常に長い(1週間以上)
・クラウドソーシングサイトでの評価が低い
・大量募集をしている
・報酬額以上に過度な要求をしている
・マニュアルがとにかく長い長い長い
すべてが悪質のクライアントとは限りませんが、だいたい当てはまるはずです。
Webライターは安価の労働力で搾取されやすい仕事でもあるので、十分に気を付けてください。
スポンサーリンク
Webライターは稼げるようになるまで半年我慢
Webライターは比較的取り組みすい副業ではありますが、それなりに稼ぐには時間も必要です。
「Webライティングを始めてすぐに月30万円稼げた!」という人もいますが、根拠も経歴も不明なので気にしないようにしましょう。疲れるだけです。
3ヵ月継続を目指す
わたし個人の経験としては、Webライターで月10万安定して稼げるようになるには、3ヵ月はかかります。
また、生活が楽になるレベルで稼ぐには半年は必要です。
もちろん、「ある程度の経験やブログを運営していてスキル・実績ともにある方」は、上記に当てはまりません。
最初はしんどいですが、まずは3ヵ月継続を目標に頑張りましょう。
スポンサーリンク
専業ライターから稼げる方法を5つ提案
Webライティングで稼げるようになるには、3ヵ月は必要と言いました。
しかし、なにも考えずに3ヵ月ひたすら文字をタイピングしまくるのは効率が悪すぎます。
そこで、実力を付けながら、どのようにWebライターとしての報酬を増やしていくかをまとめました。
わたしの経験や、失敗例をもとに5つご紹介します。
Webライターで稼ぐ方法
①まずは実績をつくる
②徐々にステップアップをする
③報酬制度をチェックし、収入をイメージする
④クライアントと交渉する
⑤報酬の高いジャンルについて勉強する
①まずは実績をつくる
Webライターでしっかりとした報酬を得ていくには、「実績」が必要です。
クラウドソーシングサイトなどで案件に応募したことがある方なら分かると思いますが、「経験・実績」が求められますね。
稼げない原因でも記載したとおり、「Webライターとしてのスキルを表すポートフォリオ」がないと稼ぐのは難しいです。
実績作りとして割り切る
ブログや過去に執筆した記事がない初心者の場合、経験不問の案件に応募して実績をつくっていきましょう。
文字単価も1円未満と低く設定されていますが、実績づくりとして割り切って早めに脱出すればよいだけです。
ポートフォリオ自体がないと高額案件にも応募できないため、まずは自分の作品をつくったうえで「経験」を養ってください。
わたしもWebライターを始めた当初は「文字単価0.7~0.8円」の案件をしていました。
②徐々にステップアップをする
Webライターで稼ぐには、ひたすらステップアップを目指してください。
なんども言いますが、1円未満の案件を繰り返していても稼げる額は増えていきません。
稼げるようになるためには、少し背伸びをするくらいのイメージで高額案件にも積極的に応募しましょう。
非情も大事
長期で仕事をもらっているクライアントさんだと、文字単価が低くても切りにくいですよね。
わたしも過去にお世話になっていたクライアントさんを切るか迷いっていましたが、結果として契約を解除しました。
比較的楽だったのと、まとめて記事をもらっていたのでやり易かったのですが、文字単価0.8円だったためです。
プロ野球選手やサッカー選手も同じですが、報酬を増やしていきたいのであれば、「ときには非情な選択」も必要だと思います。
③報酬制度をチェックし、収入をイメージする
Webライターとして稼ぎたい場合、案件の報酬制度もしっかりチェックしましょう。
また、制度をもとに「月に何時間どのくらい作業をすれば、いくら稼げるか」をイメージした方がよいです。
サラリーマンであれば月の仕事時間を気にしなくても、毎月同じ額の給料が支払われますが、Webライターはそうもいきません。
稼ぎをイメージしてモチベーションに換える
わたしは専業Webライターとして稼いでいますが、文字を書くだけという単調な作業が結構苦手です。
そこで、「どれくらい記事を納品すれば、いくらもらえるか」を計算してモチベーションにつなげています。
Webライターは単調な作業が続きますが、あらかじめ作業量を明確に計算しておくことで、やる気も上がりますよ。
④クライアントと交渉する
報酬を増やすには、クライアントとの交渉をしてみるのもありです。
残念ながら、わたしは過去に一度も報酬アップの交渉をしてことがありませんが、Twitterなどを見るとちらほら見かけます。
具体的な提言はできませんが、修正をなくし、安定的に納品数も増やして行けるレベルになってから交渉をしてみるのが良いかも知れません。
⑤報酬の高いジャンルについて勉強する
Webライターであれば、単価の高いジャンルにもチャレンジしてみてください。
Webライティングといっても「旅行・ガジェット・不動産・金融・美容・ITなど」幅広いジャンルがありますね。
なかでも、不動産や金融、IT関係の記事は比較的単価が高く設定されています。
自分で記事をつくって経験にするのもあり
上記の不動産・金融・ITは専門的な知識を要する記事が多いため、報酬も高くなる傾向にあります。
「専門知識や経歴がないと無理だよね?」と思われるかもしれませんが、特別な資格などが要求されていなければ狙うことも可能です。
過去の記事が必要であれば、自分で特定のジャンルについて勉強をして、一定期間ブログを通して記事をつくってみます。
このように実績もレベルの高いジャンルについても、実績はつくれるのでチャンスがないというわけではありません。
わたしのブログを見てわかっていただけるように、旅行以外にもさまざなジャンルの記事を書いて、Webライターの仕事の幅を広げています。
スポンサーリンク
【まとめ】Webライティングは稼げるけど、すぐには稼げない
Webライティングは誰でも簡単に稼げる副業ではありますが、すぐに大金を稼げるほど簡単というわけではありません。
会社に入ったばかりのように、業務としての経験を身に付けていく必要があります。
まずはしっかりと実績や経験を付けてライティングスキルを高めてから、報酬が高い案件にも取り組んでいきましょう。
-
Webライティングのスキルを最速で伸ばす4つの掟【テクニックは一切無し】
わたしはWebライターを専業として収入を得ています。 現在では月に数十万を稼げるようになりましたが、始めたばかりの頃はそうでもありませんでした。 あなたがWebライティングで稼げない原 ...
続きを見る