「ウラジオストク旅行を考えているのだけれど、SIMカードは空港で購入できるの?ロシアではLINEが使えないって聞くけど…」
今回の記事では、ウラジオストク空港でSIMカードを購入する方法と、ロシア現地で購入するSIMカードの注意点について解説します。
ロシアはネット規制国家
ネット規制が行われているロシアでもLINEが使える方法についても解説します。
ウラジオストクだけでなくロシア全域で旅行を計画している方は参考にしてください。
メインテーマ
ウラジオストク空港で購入できるSIMカードの購入方法とロシアでのネット規制を超える方法
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ウラジオストク空港で購入できるSIMカード
まずは、ウラジオストク空港でのSIMカードの購入方法です。
ほかの国と同じように「ウラジオストク空港でもSIMカード」が販売されています。
荷物受け取り所から空港ロビーに出ると、SIMカードショップがあるので下の写真を参考に探してください。
ウラジオストク空港のSIMカードが最安
ウラジオストク空港で購入できるSIMカードが最安です。
2020年3月現在で、空港のSIMカードショップでは500ルーブル(約700円)で販売されていました。
インターネットでも買えますが、ほぼ全て1,000円以上するのでウラジオストク空港での購入がおすすめです。
速度は快適
わたしはウラジオストク空港でSIMカードを購入しましたが、速度もはやく快適にインターネットを利用できました。
速度は調べていませんが、日本でストレスなくインターネットが接続できるぐらいで、ブラウジングや動画も問題ありませんでした。
また、テザリングも可能で、ほかのスマートフォンやタブレット、パソコンでもインターネットに接続できます。
ネットは無制限
空港のSIMカードショップの方に聞いたところ、利用期間は2週間でデータ容量は無制限らしいです。
1週間ほどウラジオストクに滞在して、ほぼSIMカード経由でインターネットに接続していましたが、通信速度が遅くなることもありませんでした。
500ルーブルでデータ無制限で利用できるので、コスパ的にもかなり優れています。
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【注意】ウラジオストク空港のSIMカードはLINEを使えない
1つ注意しなければならないことが、ウラジオストク空港で購入したSIMカードはLINEが使えません。
というのも、ロシアではインターネット規制が行われており、一部サービスの利用が禁じられています。
送信不可
LINEはメッセージの受信は可能ですが、「送信」できませんでした。
メッセージを送信しようとすると、送信待機となり最終的に不可であったことが表示されます。
ウラジオストクだけでなくロシア全域で、ロシア国内で購入したSIMカードではLINEが利用できないので、あらかじめ注意が必要です。
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ウラジオストクでLINEを使う方法
ウラジオストク空港でSIMカードを購入する場合、コスパ良くインターネットを利用できますが、「LINEが使えないというデメリット」があります。
とはいえ、LINEが使えないと日本人的に結構困りますね。
そこで、ネットが規制されているウラジオストクを含むロシアで、LINEを使える方法をご紹介します。
「VPN」と「海外SIMカード」を使ってLINEを利用する方法です。
VPNを使う
VPNに接続することで、ウラジオストクやロシアでもLINEを使用できます。
ウラジオストク空港で購入したSIMカードだけでなく、ロシア国内のWi-Fi環境でもLINEを使えるようになるため、VPNを契約しておくと便利です。
また、ロシア同様にインターネット規制を行っている中国でも、VPN経由でLINEを使えます。
VPNについてはこちらをご一読ください→中国のネット規制を「VPN」と「SIMカード」で回避する方法
海外SIMカードからローミング
VPNだけでなく、「海外SIMでローミング」でロシアでもLINEを使えます。
そもそも、ロシアでLINEが使えない仕組みは、規制のプログラムを含んだデータを直接受信しているためです。
つまり、ロシアの通信会社からではなく、ほかの国の通信会社(ローミング)を経由することでLINEの送受信が可能となります。
ローミング対応のSIMカードについては、次の項で紹介していきます。
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ウラジオストクでもLINEが使えるSIMカード6選 【ロシア周遊に便利】
ウラジオストクでもLINEを使えるSIMカードをご紹介します。
SIMカードには、1度きりの「使い切りタイプ」と、繰り返し使用できる「リチャージタイプ」の2種類あるため、用途や日数に応じて選んでください。
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使い切りタイプ SIMカード 3選
まずはじめに、「使い切りタイプのSIMカード」からご紹介します。
一度アクティベートをすると、有効期限日数で使えなくなってしまうため注意が必要です。
①AIS Sim2Fly Simカード 15日間 4GBデータ
「AIS Sim2Fly」は、東南アジア周遊でも人気のあるタイのSIMカードです。
アクティベート後、15日間利用できるので長期での旅行や出張でも安心できます。
また、データ容量は4GBと多めに設定されているため、LINEはもちろん、インターネットブラウザ程度あれば十分。
ロシア以外にもヨーロッパ全域やアメリカをカバーしているので、ヨーロッパ各国の周遊も便利です。
②中国聯通香港(China Unicom Hongkong) ロシア SIMカード 15日間 6GBデータ
中国旅行でおなじみの中国聯通香港(China Unicom Hongkong)のSIMカードです。
中国の大手通信会社ですが通信は香港で行われるため、ロシアでもLINEを使えます。
15日間で6GBとデータ通信容量が大きいので、LINEやブラウジング以外にちょっとした動画の閲覧も可能です。
中国聯通香港SIMカードは中国旅行にもおすすめ→中国旅行に必須のおすすめSIMカード12選
③Aerobile SIMカード 5日間 4G高速データ通信無制限
データ通信無制限のSIMカードです。
テザリングも利用できるので、パソコンに電波をシェアしてインターネットに接続できます。。
利用期間が5日間とウラジオストク旅行には最適で、滞在中の観光情報やYoutTube動画の視聴にも便利です。
5日間データ無制限モデル以外にも、10日間3GBのSIMカードも販売されており、旅行日数に合わせて2つから選べます。
リチャージタイプ SIMカード 3選
リチャージタイプは、「繰り返し何度も利用できるのがメリット」です。
ほかの国でも使用できるSIMカードなので、海外に行く頻度が多い方は1枚持っておくと良いかもしれません。
④楽天モバイル UN-LIMIT 海外ローミング 月2GB
2020年4月から第4の通信会社として参入した「楽天モバイル」のSIMカードです。
国内はもちろん、海外でも毎月2GBを無料で通信できるので、1枚用意しておけば日本でも海外でもインターネットに困りませんね。
先着300万人限定で、1年間無料で使用できるのでいまのうちに加入しておくことをおすすめします。
無料期間が終わる前に解約をしても、手数料などは一切かかりません。
⑤H.I.S.モバイル 変なSIM 世界83ヵ国対応 チャージ式SIMカード
旅行代理店でおなじみの「エイチ・アイ・エスのSIMカード」です。
日あたり500円で200MBのデータ通信か可能であるほか、周遊プランを組むことで最大15日間インターネットを利用できます。
維持費がかからず、1980円で一度購入すれば最大3年間有効です。
ロシアを含む海外旅行に行く前に入金しておくだけなので、念のためSIMカードを持っておきたいという方だと安心ですね。
⑥AIRSIM 世界102ヶ国対応 チャージ式SIMカード
世界10ヶ国で使用できるSIMカードです。
ロシアだけでなく、世界各国でインターネットに接続可能なので1枚用意しておくと現地で購入したSIMカードが使えない場合でも助かります。
各国ごとにデータ通信プランが組まれており、SIMカードに入金(クレジット決済)して購入する方式です。
ただし、国によってプランの金額が異なるため、あらかじめプランを確認しておきましょう。
【まとめ】ウラジオストク空港のSIMカード購入方法と注意点
ウラジオストク空港で購入できるSIMカードは、500ルーブルと安く速度もはやいので快適にインターネットに接続できます。
ただし、ロシアではインターネット規制によち、LINEのメッセージ送信ができないため、VPNか海外ローミングによって解決しなければなりません。
VPNは初心者にとって煩雑な部分もあるため、SIMカードの購入がおすすめです。
今回の記事でご紹介したSIMカードを利用すれば、ウラジオストクだけでなくロシア国内でLINEを使って家族や友人とやり取りができます。