「ウラジオストクと聞いて、どのようなイメージをもちますか?」
日本から2時間で行けるヨーロッパの街「ウラジオストク」には、オシャレなカフェがたくさんあります。
コンパクトの街中には至る所でカフェが営業されており、パソコンを用いた作業やちょっと休憩におすすめです。
今回の記事では、ウラジオストクでおすすめのカフェ6選をご紹介します。
実際にカフェを利用してレビューを書くので、ウラジオストクに訪れた際の参考にしてみてください。
メインテーマ
作業や観光の休憩ができるウラジオストクのカフェを紹介
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ウラジオストクはカフェの街
ウラジオストクと聞いてもなかなかイメージがわきにくいかもしれませんが、カフェの街としても人気です。
ウラジオストクの街を歩いているとオシャレなカフェが立ち並んでおり、パソコンで作業をしたいという方だけでなく、観光としても楽しめます。
ロシアはコーヒーで有名
ロシアと言えば「ウォッカ」などお酒で有名な国ですが、ここ最近ロシアではコーヒーブームが起きているそうです。
もともとは、1991年のソ連崩壊後に富裕層向けの文化であったコーヒーが一般庶民でも楽しめるようになり、スターバックスなど外資系のコーヒーショップがロシアに流入したことで、コーヒーブームが到来しました。
そして、最近では地元ロシアのコーヒーチェーン店や個人経営のショップが増え、新たなコーヒーブームが起きています。
スターバックスのような有名店はありませんが、個人経営のオシャレなお店がたくさんあり、コーヒーの街としても観光を楽しめるのがウラジオストクです。
ロシアで親しまれている「ロシアンコーヒー」
わたしは飲んだことがありませんが、ロシアでしか飲めないコーヒーがあるそうです。
それが、「ロシアンコーヒー」です。ロシアンルーレットという言葉を知っている方が聞くと、ちょっとした恐怖感がありますね。
ロシアコーヒーとは、ウォッカと卵黄を混ぜたコーヒーです。
ご存じの通り冬の期間が長いロシアでは、ウォッカを飲んで体を温めるという習慣があります。
さらに、卵黄を混ぜることで、カフェイン・アルコールだけでなく栄養素も摂取できるため、寒いロシアでの定番ドリンクとされているようです。
紅茶文化も強い
意外ではありますが、ロシアは紅茶の文化も強く、イギリスに次いで紅茶の消費量が多いとされています。
そして、ロシアの紅茶と言えば「ロシアンティー」です。
ロシアンティーとは、ジャムを容器からスプーンで口に入れたあとに、紅茶を飲みます。
ジャム以外にもハチミツやウォッカ・ブランデーを代用することもあるそうで、体を温めながら紅茶を飲むのが目的です。
ロシアの紅茶文化の象徴「サモワール」
また、「サモワール」という円筒のポットでお湯を沸かすのがロシアの紅茶文化です。
サモワールはティーポットを乗せることができ、蒸気によって濃縮紅茶を温めることもできます。
お湯をわかせたあとに茶葉をポットに入れて、サモワールのお湯で濃さを調節するのがロシア風紅茶の飲み方です。
ロシアの茶ブランド「Kusmi Tea (クスミティー)」
ロシアのお茶ブランドと言えば、「Kusumi Tea」です。
ロシア第二の都市「サンクトペテルブルグ」で創業したあと、フランス・パリで育った紅茶で、現在ではロシア国内でも人気があります。
香りの良い紅茶として人気が高く、特徴的なロゴが入ったパッケージもかわいらしいので、ロシアのお土産にもピッタリです。
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ウラジオストク滞在中に訪れたいオシャレなカフェ6選
前置きが長くなりましたが、本題の「ウラジオストク滞在中に訪れたいオシャレなカフェ6選」をご紹介します。
ウラジオストク滞在中に作業も行っていたため、コスパ良く快適に利用できました。
①「MAKURA COFFEE」 カプセルホテル併設カフェ
「MAKURA COFFEE」は、ウラジオストクの中心部にあるロッテホテルに近いカフェです。
カフェの前で目を押さえている謎のキャラクターが目印で、歩いていれば必ず気になります。
ポイント
・落ち着いた大理石の内装
・ソファーが快適
・オリジナルドリンク
・電源あります
・wi-fi完備
店内は大理石の内装が施されており落ち着いた雰囲気であるほか、猫のイラストがなんともオシャレです。
テーブルが6つほどで、椅子とソファーが対面で並べられていました。
席数的には20人ほどが1度に座れるほどです。
オリジナルメニューがおすすめ
エスプレッソコーヒーやカフェラテなど一般的なドリンクのほかに、日本スタイルのオリジナルメニューもありました。
わたしのおすすめは、「Osaka Oragne」です。ほかのメニューより高めの価格ですが、丁寧にしっかりと作られていたので美味しく頂けます。
店内で3時間ほど作業をしていましたが、ほかのお客さんが来ることも少なく快適に利用できました。
コンセント付き
ソファーの後ろ側にコンセント(タイプC方式)が備え付けられているので、パソコンで作業しながらカフェを楽しめます。
店内のソファーも硬すぎず、柔らかすぎず快適に3時間過ごせました。
カプセルホテル併設
「MAKURA COFFEE」には、「Makura Capsule Hotel」というカプセルホテルが併設されています。
こちらのホテルには滞在していないので、どのようなホテルかは分かりませんが、予約サイトを見た限りでは好評でした。
ウラジオストクの中心地なので、こちらのカプセルホテルを拠点にするのも観光に良いかもしれません。
情報
「MAKURA COFFEE」の基本情報
カフェ名称 | 「MAKURA COFFEE」 |
住所 | Semenovskaya Ulitsa, 32, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690091 |
価格 | ラテ150ルーブル、オリジナルメニュー200ルーブルなど |
営業時間 | 10:00~20:00 |
その他 | ソファー、コンセント、Wi-Fi、トイレ、カプセルホテル併設、クレジットカード可 |
②「CAFE Michel Bakery」 日本語メニュー付き
ウラジオストク西部にある海に面した広場付近にあるオシャレなカフェです。
人通りの多いエリアでにあるので、ウラジオストクの地元の方やロシア人観光客も多くいました。
ポイント
・海の近くのロケーション
・スイーツがおすすめ
・フレンドリーな店員
・長時間の作業可能
・wi-fi完備
店内は少々狭めですが、席数は20席ほどあるので朝・夕の混まない時間帯であれば座れます。
メニューの数が多く、カフェとしての利用だけでなく、店名の通りベーカリーや小腹を満たすための飲食店要素もおすすめです。
日本語メニュー付き
一部飲食店はロシア語しかメニューがない店もありますが、「CAFE Michel Bakery」には日本語メニューが置かれていました。
日本語もレベルが高く、日本人が見ても全く違和感がないためスムーズにオーダーできます。
コンセント付きの席あり
作業をしたかったので店員さんにコンセントの有無を聞いたら、コンセントを利用できる席に案内されました。
すべての席にコンセントが設置されているわけではないので、利用したければ店員さんに尋ねましょう。
スイーツがおすすめです
カフェラテや紅茶も美味しかったのですが、それよりもスイーツメニューも豊富にあり甘党には堪りませんでした。
ケーキもたくさん用意されており、価格もそこまで高くないので「CAFE Michel Bakery」に来たらぜひご賞味ください。
情報
「CAFE Michel Bakery」の基本情報
カフェ名称 | 「CAFE Michel Bakery」 |
住所 | Svetlanskaya St, 4, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690091 |
価格 | コーヒー160~300ルーブル、ケーキ200ルーブルなど |
営業時間 | 9:00~21:00(月・火・木・金) 9:00~21:30(木)、10:00~24:00(土・日) |
その他 | ソファー、コンセント、Wi-Fi、トイレ、クレジットカード可 |
③「PORT COFFEE」 フレンドリーな店員がいるカフェ
飲食店が立ち並ぶ「噴水通り」の隣の通りにあるカフェです。
店名が書かれていますが、建物の外からだとなかなか見つけられにくいので注意してください。
店内はスペースが限られているので、大人数で行くことはおすすめしません。
また、客数も日中を通してそこまでいなかったので、快適に作業を行いたい方におすすめです。
ポイント
・こじんまりとした空間で静か
・店員さんがフレンドリー
・電源は一部の席にあり
・wi-fi完備(要電話番号認証)
店員さんがフレンドリーです
「PORT COFFEE」はカフェとして特段そこまで目立つ点がありませんでしたが、店員さんがフレンドリーだったのが高評価です。
2杯目のカフェラテをオーダーしたところ、下の画像のようなラテアート頂きました。
カフェを出る際にも店員さんから声をかけてくれて、わたしのなかではかなりおすすめカフェです。
ウラジオストクに訪れる際にはまた立ち寄ろうと思っています。
スイーツが多め
ウラジオストクには甘党に親切なカフェが多いです。
「PORT COFFEE」にもドリンクメニュー以外にスイーツメニューも多くありました。
ウラジオストクは、ルーブル安で日本円で安くスイーツを食べられる甘党の聖地です。
情報
「PORT COFFEE」の基本情報
カフェ名称 | 「PORT COFFEE」 |
住所 | ул. Светланская, 11. 1 этаж. ТЦ "Централь, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690090 |
価格 | コーヒー160~300ルーブル、ケーキ200ルーブルなど |
営業時間 | 10:00~21:00 |
その他 | コンセント、Wi-Fi、トイレ(4階)、クレジットカード可 |
④「Cafe Seasons」 コンサートホール隣接のカフェ
ヨーロッパのような本格的な内装がオシャレなカフェです。
コンサートホールが隣接しているようで、演目を待つお客さんやコンサートを楽しんだあとのお客さんなどが利用されていました。
席数もぱっと見で50席以上用意されているほか、ソファーも利用できます。
人数が多いので少々うるさいかも知れませんが、Wi-Fiやコンセントもあるので作業にも問題ありません。
ポイント
・席数多め
・フードメニューが充実
・電源(一部座席)とWi-Fiあり
・ウラジオストクの中心部にあるロケーション
メニューが充実
「Cafe Seasons」はスイーツメニューが充実しています。
カフェの前に店の看板が設置されているのですが、絶対に美味しそうなパンケーキに一目ぼれをして入店しました。
フルーツを使ったデザートを多く扱っているようで、パンケーキのほかにもワッフルやケーキも選べます。
わたしはブルーベリーのワッフルを食べましたが、絶品の一言です。
カフェラテの苦さに対して、ワッフルの甘さ加減がちょうど合い美味しく頂けました。
カフェ店員さんは愛想が良い
いくつかカフェに行きましたが、店を出る際に声をかけてくれる店員さんばかりです。
「Cafe Seasons」の店員さんもお会計を終えて、店をでるときに声をかけてくれて「また来てねー」という感じで少しお話できました。
観光シーズンでもなくアジア人が少ない時期だったので、珍しかったのかもしれませんが快適に利用できる要素の一つです。
情報
「Cafe Seasons」の基本情報
カフェ名称 | 「Cafe Seasons」 |
住所 | Svetlanskaya St, 15, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690091 |
価格 | |
営業時間 | 10:00~20:00 |
その他 | コンセント、Wi-Fi、トイレ、クレジットカード可 |
⑤「Cafe Lounge」 テのレベルが高いです
噴水通りの隣の通りにあるカフェです。店内は白を基調とした内装が施されており、落ち着いた雰囲気のなかでコーヒーを楽しめます。
ウラジオストクの中心地にあるので、観光がてらに立ち寄れるオシャレなカフェです。
ポイント
・お土産屋併設
・紅茶も美味しい
・広い空間なのに席数が少なく快適
・白を基調とした内装がオシャレ
広い空間で静か
「Cafe Lounge」の特徴は広い空間でありながら、席数がそこまで多くないため静かでした。
席の種類も豊富で、対面式の2名席や複数人で座れるボックススタイルの席があります。
また、店内の奥には大きい机が設置されており、作業している方が集まっていました。
全ての席ではありませんが、ほとんどの席にコンセントが用意されているので集中して作業に取り組める環境で、快適性を求める方におすすめします。
お土産屋併設
「Cafe Lounge」にはお土産屋さんが併設されていました。
カフェはロシア人の店員さんでしたが、お土産屋の店員はアジア系の方で、ちょっとした日本語で会話ができます。
ここで、購入したお土産をカフェで食べられるようです。
ロシアで有名なチョコがたくさん販売されているので、コーヒーなどのお供に最高です。
情報
「Cafe Lounge」の基本情報
カフェ名称 | 「Cafe Lounge」 |
住所 | Semenovskaya Ulitsa, 9, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690091 |
価格 | エスプレッソ100ルーブル、ラテ200ルーブルなど(画像参照ください) |
営業時間 | 8:00~23:00 |
その他 | コンセント、Wi-Fi、トイレ、クレジットカード可 |
⑥「REPUBLIC」 ビュッフェスタイルのレストランカフェ
最後にご紹介するのは、カフェ専門店ではなくレストランカフェです。
ウラジオストクで人気のある「REPBULIC」は市内に複数店舗あるチェーン店なので、ホテルや観光地の近くからも行けます。
ポイント
・ウラジオストク各地にあるチェーン店
・ビュッフェ式のカフェでフードも充実
・本格的なバリスタのカフェ
格安のビュッフェレストラン
「REPBULIC」はウラジオストクで安くロシア料理を食べたい方におすすめです。
1食300ルーブルもあれば、十分に食べられました。
日中は人も少ないので作業も快適に行えますし、食事もとれるので節約しながら利用できます。
本格的なバリスタ
レストランでありながらカフェ設備もしっかりしています。
店舗にもよりますが、カフェ専用のスペースが設けられておりバリスタに直接オーダーすることで、目の前で作ってくれました。
本格的なバリスタでありながら、Mサイズで150ルーブルほどなので安さを求めるなら「REPUBLIC」を推します。
情報
「REPUBLIC」の基本情報
カフェ名称 | 「REPUBLIC」 |
住所 | ウラジオストク市内各地 |
価格 | ビュッフェ200~300ルーブル、ラテMサイズ160ルーブルほど |
営業時間 | 9:00~24:00(店舗による) |
その他(店舗による) | コンセント、Wi-Fi、トイレ、クレジットカード可 |
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カフェを利用するときは変換コネクタを忘れずに
それぞれのカフェにはコンセントが設置していますが、日本のアダプタをそのまま差し込めないので気を付けましょう。
ウラジオストクを含むロシアのコンセントの形状は、「Cタイプ方式」が採用されているので旅行前に用意が必須です。
変換コネクタがあれば、カフェだけでなくホテルなどでも快適に充電やパソコンを使用できます。
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【まとめ】ウラジオストク滞在中に訪れたいオシャレなカフェ
ヨーロッパの雰囲気を感じられるオシャレなウラジオストクのカフェは、コンセントやWi-Fiも完備しているので快適に作業ができます。
個人経営の多いウラジオストクの環境のなかで、それぞれのカフェが切磋琢磨しておりドリンク・フードのレベルが高いのも特徴です。
親切な店員さんもたくさんいるので、ロシア語がわからないという方でも安心して利用できます。
観光のちょっとした休憩や、ウラジオストクで作業をしたいという方におすすめです。