ウラジオストクで観光を楽しむためには「タクシー配車アプリ」を利用するのがおすすめです。
タクシーアプリと聞くと「難しい」というイメージもありますが、意外とそうでもありません。
人気アプリと使い方をご紹介
ウラジオストクでタクシー配車アプリが必須な理由と、現地で使われているアプリを3つ紹介します。
そのうちの1つを実際に使ってみたので、使い方も合わせて参考にしてみてください。
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ウラジオストクでタクシー配車アプリが便利な理由と使い方
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ウラジオストク観光でタクシー配車アプリが便利な理由
「タクシー配車アプリ」をスマホにインストールしておくと、ウラジオストクの観光が楽になります。
以下の6つの理由を踏まえて、観光を始める前にタクシー配車アプリをインストールしておきましょう。
6つの理由
①公共交通がバスしかない
②料金が安い
③坂道が多い
④運転手と会話をする必要がない
⑤事前に料金が分かる
⑥クレジットカード経由で支払い可能(現金不要)
①公共交通がバスしかない
ウラジオストク市内は、そもそも公共交通機関がバスしかありません。
ウラジオストク駅に鉄道が発着していますが、街と街・空港を繋ぐ列車なので市内を観光するには不適です。
また、ウラジオストクには路面電車や地下鉄などは一切走っておらず、ウラジオストク観光をするには「バス」「徒歩」「タクシー」の3つから選ぶ必要があります。
バスはおすすめしません
初めて訪れるような海外の慣れていない土地で、バスの利用はおすすめしません。
英語圏であれば行先を聞くことやコミュニケーションをとれますが、ウラジオストクではロシア語ができないと難しいためです。
「ロシア語が流暢にできる」、「何回もウラジオストクに来ている」という方であればバスの利用も可能かもしれませんが、初めて感応する場合、バスの利用はトラブルの原因にもなるのでやめておきましょう。
②タクシー料金が安い
ウラジオストクのタクシー料金は、日本と比較してかなり安いです。
東京だと初乗り1kmで400円ほどしますが、ウラジオストクだとホテルからホテルの約3kmの移動で164ルーブル(約230円)でした。※1ルーブル=1.4円
ウラジオストクはコンパクトな街なので、メインの観光地を回るだけで1日1,000円もあれば十分に足ります。
③坂道が多い
ウラジオストは街の規模も大きくないので徒歩での移動も可能ですが、正直あまりおすすめしません。
というのは、ウラジオストクは坂道が多いためです。
市内にはそこら中に坂があるので、ウラジオストクでの滞在中全て徒歩で移動すると疲れがかなり溜まります。
平坦な場所を歩くだけだなら徒歩でも問題ありませんが、坂道を登っていくような場所はタクシーを利用するのが便利です。
④運転手と会話をする必要がない
タクシー配車アプリを使えば、運転手に目的地などを伝える必要がありません。
UberやGrabを使ったことがある方だと分かるかと思いますが、スマホで現在地と目的地を入力すればタクシーが迎えに来てくれます。
目的地を伝える手間が省ける
一般的なタクシーであれば、道路に出てタクシーを拾い、運転手に目的地を伝えなければなりません。
この際に、英語や現地語ができないと意思疎通ができず、行きたい場所を正確に伝えられない可能性があります。
タクシー配車アプリを使えば自分のいる場所まで自動で迎えに来てくれるので、道路でタクシーを拾う必要もありませんし、意思疎通に失敗することもないのがメリットです。
⑤事前に料金が分かる
タクシー配車アプリの便利な点は、サービスを利用する前に事前に料金がわかることです。
距離に応じて料金が決まっているため、目的地を入力すると自動で料金が計算されます。
「海外でタクシーを利用したけれど、目的地までの料金が分からず使うのが怖い」という方も多いのではないでしょうか。
発展途上国だと事前に交渉もしないといけないですし、面倒くさいですよね。
タクシー配車アプリを使うことで、タクシーを見るけることから目的地の伝達、料金の支払いまで全ての過程をスマートフォンで行えます。
決まった料金以上を支払う必要がない
タクシー配車アプリであれば、出発地から目的地を入力すると「料金」が表示されます。
つまり、配車サービスを利用する前に料金が分かることや、それ以上の料金が発生することがありません。
ドライバーともトラブルが発生することもなく、安心して予算を組めるのが配車アプリのメリットです。
⑥クレジットカード経由で支払い可能(現金不要)
タクシー配車アプリで最も便利な点が、現金で料金を支払う必要がないことです。
行き慣れている国であれば、通貨の種類も把握しスムーズに支払いができますが、初めて訪れる国だと支払いに手間を取る可能性があります。
また、料金に対してお釣りが出てしまい、ドライバーが細かいお金を持っていないこともあるのが面倒な点です。
ロシアのタクシー配車アプリは、クレジットカードと紐づけられるのでお釣りが出てしまうこともありません。
利用後は紐づけの解除ができる
知らない国のアプリにクレジットカードを紐づけるというのが怖い方は、ウラジオストク観光後に解除できます。
セキュリティを意識される場合は、利用するたびにクレジットカードを解除しておきましょう。
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タクシー配車アプリ3選
ロシアで使われているタクシー配車アプリ「Yandex. Taxi」、「Gett」、「maxim」の3つです。
全てのアプリがウラジオストクで対応しているので、基本的にどれを使っても問題ありません。
海外旅行で「Uber」や「Grab」といったタクシー配車アプリを使っている方もいると思いますが、機能としてはほぼ同じです。
Yandex. Taxi
わたしがウラジオストクの観光で使ったタクシー配車アプリは「Yandex. Taxi」です。
アプリを開くとGPSで自分の位置が表示されます。検索画面で目的地を入力すると現在地からのルートが表示され、料金が表示されるといった仕組みです。
電話番号の登録が必要なので、ウラジオストクで購入したSIMカードの番号か、日本の番号を入力しましょう。
最安と言われてます
3つ全て使っていないのでアプリごとの細かい料金は分かりませんが、「Yandex. Taxi」が最も安いと言われています。
普段、東南アジア旅行でタクシーを頻繁に利用しますが、ほぼ同じくらいの金額です。
裏所ストク滞在中にアプリを4回ほど使いましたが、だいたい3kmで150ルーブル(約210円)でした。
ウラジオストクはコンパクトの街なので、駅周辺のホテルに泊まれば4km以内に観光地があります。
Gett
「Yandex. Taxi」と並び、ロシアで人気のタクシー配車アプリと言われています。
サービスを利用していないので、詳しいレビューはできませんが現金での支払いにも対応しているそうです。
ただし、3つの配車アプリのなかで料金が一番高いようなので、「Yandex. Taxi」が総合的にも便利です。
maxim
「maxim」についても使用していないので詳しいレビューはできませんが、「Yandex. Taxi」とシステム的に似ているようです。
出発地にタクシーが来るまでの「推定距離」と「推定時間」が表示されるので、わざわざ外でタクシーを待つ必要もありません。
料金的には「Yandex. Taxi」とほぼ同じか、それより安いとの評判なので気に入った方を選びましょう。
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「Yandex. Taxi」の使い方と料金
それでは、わたしがウラジオストクで実際に利用した「Yandex. Taxi」の使い方をご紹介します。
3分もあれば登録できるので、ウラジオストクに着いたらサクッとインストールしましょう。
①スマホにインストール
「Yandex. Taxi」含め、3つの配車アプリは全てiPhone・Androidの両スマホに対応しています。
今後もウラジオストクに来る予定があれば、容量も大きくないのでそのままスマホに残しておいてもいいかもしれません。
インストールには一切料金が発生しないので、安心してください。
②電話番号を登録
配車アプリをインストールしたら、次に電話番号を登録します。
ウラジオストクでSIMカードを購入した方は、一緒に付いてくる番号で登録して問題ありません。わたしもウラジオストク空港で購入したSIMカードの電話番号で登録しました。
現地でSIMカードを購入しない方は、日本の電話番号でも登録できます。
日本の番号を使う場合、+81から最初の0を抜いての入力が必要です。(例:090-1234-5678→+81-90-1234-5678)
配車アプリ利用には電話番号が必須なので注意しましょう。
③クレジットカードの紐づけ
電話番号を登録し終えたら、クレジットカードの紐づけを行います。
ここで注意したいのが、「JCB」と「AMEX」ブランドのクレジットカードは使えない可能性がある点です。
「VISA」、「MasterCard」は問題なく登録できますが、上記の2つのブランドは記載がありませんでした。
海外だと「JCB」、「AMEX」ブランドのクレジットカードが使えないお店が多いので、旅行用に「VISA」と「MasterCard」を用意しておくことをおすすめします。
④目的地を入力
クレジットカードの紐づけが完了したら、配車サービスを利用できるようになります。
GPSで自動的に自分のいる場所が画面に表示されるため、「地図を動かす」か、「住所を入力」して目的地を入力しましょう。
住所の入力については英語で問題なかったので、Googleマップから住所をコピペでも問題ありませんでした。
料金が表示されます
目的地を入力すると、タクシーの乗車料金が表示されます。
車のスペックによって3種類の料金が表示されますが、とくに荷物もなく人数も多くなければ、一番安いタイプを選びましょう。
料金に異論がなければ、そのまま進めることで近くにいる車が割り当てられます。
⑤タクシーが来たら乗り込む
タクシーとして配車される車が決まると、ナンバーとマップ上に割り当てられた車が表示されます。
マップでタクシーが移動しているのがわかるので、自分のいる現在地に近づいたら車を探しましょう。
普通の自動車が配車サービスとして使われているので、周りのナンバーをしっかりと調べないと、なかなか見つけられないかもしれません。
ナンバーに間違いなければ、車に近づいていきます。ドライバーも感づいてくれるので、手を振ってあげましょう。
⑥目的地に着いたら降りる
そのあとは、車に乗り込みます。
ドライバーはアプリを通じて、事前に目的地を把握しているので特に何かを伝える必要がありません。
そのまま車が目的地に着くまでゆっくりしていましょう。
料金は自動で支払われる
マップを確認しながら現在地を確認します。
目的地に近づいたら、ドライバーが車を停めてくれるのでそのまま降りてください。
料金はアプリを経由して、自動でドライバーに支払いされるのでお金を渡す必要がありません。
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タクシー配車アプリを使用する際の注意点
ウラジオストクでの観光にも出張用途にも便利なタクシー配車アプリですが、4点ほど注意する必要があります。
念のため、アプリを利用する前に確認しておきましょう。
車のナンバーを間違えないようにする
1つ目は、タクシーサービスとして割り当てられた自動車を間違えないようにしましょう。
ウラジオストクナンバーの数字が一部共通なので、見間違える可能性があります。
わたしが初めてタクシー配車アプリ使用した際、ナンバーの最初の数字が一致していたので近づきましたが、全く違う車でした。
アプリに表示されたタクシーのナンバーが間違いなく、一致しているかを確認しましょう。
キャンセルが面倒くさい
一度サービスの利用を開始してしまうと、キャンセルができない点に注意してください。
アプリ上にキャンセルボタンのようなものがなく、ドライバーに接連絡を行う必要があります。
チャット機能もついていますが、英語が通じない可能性があることや、運転中に返事ができないこともあるのでキャンセルしにくいです。
目的地を間違えないように気を付けましょう。
日本語に対応していない
「Yandex. Taxi」には日本語の設定がありませんでした。
なお、英語とロシア語、中国語に対応しています。
おそらく、ほかの2つの配車アプリについても日本語が選択できないので、簡単な英語ができないと使えないかもしれません。
とはいえ、難しい英単語は一切ないので、調べながら登録してみましょう。
クレジットカードが必要
「Yandex. Taxi」の配車アプリを利用するには、クレジットカードが必要です。
クレジットカードがない場合、残念ながら使用できないことに注意しましょう。
セキュリティが気になるという方は、使い終わったらクレジットカードの紐づけを解除しておけばよいと思います。
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【まとめ】ウラジオストク観光はタクシー配車アプリが便利
ウラジオストク観光の移動には、タクシー配車アプリが便利です。
公共交通機関がバスしかないことや、ウラジオストクの街がコンパクトなのでタクシーがあればどこでも行けます。
料金も安く、旅費に大きな負担になることもないので、利用できる環境であれば積極的に使っていきましょう。
ウラジオストクの観光情報を紹介
ウラジオストクを快適に観光できるように、わたしの経験をまとめています。
初めてだけでなく何回もウラジオストクに来ているという方でも参考になる情報があるので、お時間あればぜひご一読ださい。
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