ウラジオストク空港は小規模ではありますが、ラウンジが用意されています。
ただし、ほかの空港のラウンジのように「会員資格」を持ってることが必要です。
ウラジオストク空港のラウンジをレビュー
今回は、「ウラジオストク空港」にあるラウンジをレビューします。
ラウンジを利用するための会員資格や料理をまとめたので、参考にしてみてください。
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ウラジオストク空港のラウンジの利用資格とサービスレビュー
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ウラジオストク空港のラウンジレビュー
ウラジオストク空港のラウンジは、「Primorye Lounge」の1ヶ所のみです。
日系企業のANAとJAL航空会社が就航していますが、地方空港なのでそこまで規模も大きくありません。
ロシアの首都モスクワ空港とは異なり、ウラジオストク空港には国際専用のラウンジが1つしかありませんでした。
搭乗ゲートと同じ階にある
ウラジオストク空港国際線のラウンジは、出発ゲートと同じ階にあります。
国際線用の出発ゲート自体が3つしかないため、出国審査後の制限エリアも広くありませんでした。
ラウンジは出国審査と荷物検査を終えて、出発ゲートエリアを右方向に進んだ場所にあります。
ラウンジへの矢印が記載されているので、とくに迷うことなく見つけられました。
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ウラジオストク空港のラウンジは1カ所だけ
それでは、ウラジオストク空港のラウンジをレビューします。
日本の羽田空港や成田空港など豪華なラウンジに慣れてしまうと物足りないかもしれませんが、人も少ないのでゆっくりできました。
スペースが広い
ウラジオストク空港のラウンジは、国際線で1つしかないということもあるせいか広々としていました。
おそらく、100人以上は座れるぐらいの席数があるので、そこまで混雑もしていませんでした。
ソファーも複数並べられていたので、作業をしたい方も快適に利用できます。
ANAとJAL利用者は時間帯に注意
広々としているラウンジですが、時間帯によっては混雑する可能性があるので注意してください。
2020年の夏スケジュールから、ANAとJALが同じ曜日に運行される月・水・金曜日は、ウラジオストク空港発の時間帯が重なります。
両便とも午後の時間
ANAが14:35、JALが15:25にそれぞれウラジオストクを出発するので、13時過ぎから人が増えるかもしれません。
それぞれ180人前後の小型機材を使用しているため、ラウンジが人で溢れることはないかと思いますが、確実に席を確保しておきたいのであれば早めにくることをおすすめします。
ウラジオストクを出発する時間帯はこちらにまとめました。→ウラジオストク旅行の航空券はどれを買うべき?【航空会社で比較】
料理はそこそこです
ウラジオストク空港のラウンジの料理には、あまり期待しない方がいいかもしれません。
そもそも、日系航空会社が就航するまで、ロシア系航空会社と韓国・中国の航空会社しか国際線が就航していなかったため、ラウンジを利用する人自体少なかったようです。
そのためか、料理のレベルや量も多くないので、お腹いっぱい食べたいという方は出国審査前のレストランで済ませておきましょう。
軽食中心
ラウンジの料理は軽食が中心でした。
パンやスープ、ちょっとしたサラダがある程度で、ほかの空港ほど選択肢も多くありません。
日本まで1時間30分ほどのフライトであるのと、機内食も出るので、ラウンジは休憩や目的として使うのが良いかと思われます。
アルコールは有料です
ウラジオストク空港のラウンジで残念だったことは、アルコールが有料である点です。
ビールなどが用意されていましたが、だいたい1本200~300ルーブルほどでした。
また、その他の一部ドリンク(ファンタなど)が有料です。
無料で飲めるドリンクはコーヒーや紅茶、水など一部に限られています。
料理もドリンクもまだまだサービスの改善が必要だと感じました。
トイレはすべて個室
ウラジオストク空港のラウンジで良かった点は、トイレがすべて個室だったことです。
男女分かれていますが、男性側のトイレも個室だったので、周りの目を気にせずにリラックスできます。
トイレ内も清掃がきちんとされており、清潔に保たれていました。
搭乗ゲートまでは2分で行けます
ラウンジから各搭乗ゲートまでは、2分あれば行けます。
国際線エリアには搭乗ゲートが合計3つしかなく、ラウンジまですぐに移動できました。
また、ラウンジ内でも出発時間になるとアナウンスされるので、ゆっくり居られるのがウラジオストク空港ラウンジの良かった点です。。
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プライオリティパス・SFC・JGC共用
ウラジオストク空港のラウンジには、会員資格による利用制限があります。
ラウンジを利用できる資格は次の4つの通りです。
対象利用者
①ビジネスクラスチケット保有者
②航空会社上級会員(SFC・JGC含む)
③一部のクレジットカード会員
④プライオリティパス
①ビジネスクラス以上の航空券
ウラジオストク空港のラウンジは、各航空会社のビジネスクラスの航空券を購入した方が利用できます。
日系航空会社のANA・JALはもちろん、ロシア系の航空会社「アエロフロート・ロシア航空」や「S7航空」のビジネスクラスも対象です。
②航空会社の上級会員(SFC・JGC含む)
ANA・JALの上級会員や「SFC会員」と「JGC会員」でもラウンジの利用できます。
ウラジオストク空港はオンラインチェックインできないため、有人でのチェックイン時にラウンジ入室券を渡されます。
入室券をラウンジ入り口のスタッフに渡して、そのまま利用できました。
③一部クレジットカード会員
ウラジオストク空港のラウンジは、「一部のクレジットカード会員」でも利用できます。
わたしが確認した範囲では、ダイナースクラブのクレジットカード会員です。
カード保有者のみ(同伴者は有料)なので、お持ちの方は利用してみてください。
ほかのクレジットカードによるラウンジ利用については、2020年3月現在ではありませんでした。
④プライオリティパス
「プライオリティパス」でもラウンジの入室が可能です。
ウラジオストク空港はラウンジが1つしかないため、上級会員などと同じラウンジを利用します。
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ウラジオストク空港ラウンジの利用は楽天プレミアムカードがおすすめ
ウラジオストク空港を利用するには、「ビジネスクラスチケット・航空会社上級会員・一部クレジットカード・プライオリティパス」の4つの方法があります。
どこの空港でもビジネスクラスの航空券を購入すればラウンジを利用できますが、毎回ビジネスクラスだと出費が大きいのがデメリットです。
ANAやJALの上級会員(SFC・JGCを含む)としてラウンジを利用する方法もありますが、こちらも上級会員になるには時間とお金がかかります。
また、ANAやJALの上級会員としてラウンジを利用しようとすると、同じ航空会社の航空券を予約しなければなりません(SFCならANAの航空券を買わないとラウンジを利用できない)。
プライオリティパスが便利
そこで、おすすめなのが「楽天プレミアムカード」 です。
楽天プレミアムカードの会員になると、複数の空港のラウンジを利用できる「プライオリティパス」を申請できます。
プライオリティパスは予約をしている航空会社に関係なく無料でラウンジを利用できるため、持っておいて損はないカードです。
わたしも毎年、楽天プレミアムカードの年会費11,000円の費用を余裕で取り返せるほど、ラウンジを利用しており快適に海外旅行をしています。
気になった方は、ぜひ楽天プレミアムカードを申請して、プライオリティパスを入手してみてください。
楽天プレミアムカードはメリットだらけ
楽天プレミアムカードのメリットは、「プライオリティパス」だけではありません。
旅行や出張に便利な特典を利用できます。
詳しくは、下記の記事を参考にしてみてください。
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【まとめ】ウラジオストク空港のラウンジレビュー
ウラジオストク空港のラウンジは、広々としており利用者も多くないためフライトまでの時間を快適に過ごせます。
料理やドリンクなど基本的なサービスが整っているほか、ラウンジ内は掃除も徹底されており清潔です。
ビジネスクラスやANA(SFC)・JAL(JGC)、プライオリティパスなど幅広い資格で利用できるので、ウラジオストク旅行の帰りに立ち寄ってみましょう。
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