わたしは、大学4年の前期に海外インターンをしていました。
4年の前期というと世間では、必死に就職活動をしている時期です。
海外インターンに参加した理由を振り返る
いまでこそ「海外インターン」に参加する学生が増えていると思いますが、4年前は珍しい取り組みでした。
そんな珍しい海外インターンに「わたし」がなぜ、休学をしてまで参加をしたのか?
当時の心境についてまとめてみたので、海外インターンを検討されている学生様は参考にしてみてください。
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休学をしてまで海外インターンに参加した理由を公開
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休学してまで海外インターンをした「わたしの心境」
休学してまで海外インターンと聞くと、「かなりの決心」をしたのでは?と思われるかもしれません。
しかし、当時のことを振り返ってみると、「単純な理由」で参加していました。
わたしの心境
・とにかく海外に出てみたかった
・就職が不安でしかたなかった
・中国語を身に付けたかった
・台湾に住んでみたかった
それでは、海外インターンに参加してみたかった、過去の心境を振り返っていきます。
難しく考える必要ありませんよ。
とにかく海外に出てみたかった
当時のわたしは、「とにかく海外に出てみたい」という気持ちが強かったのを覚えています。
というのも、大学2年のときに初めて海外旅行、大学3年時にはフィリピンで英語留学を経験したことで、「海外での居心地の良さ」を感じたためです。
また、「海外でバリバリ働いてみたい」という気持ちも少しだけあったのも理由ですね。
そこまで具体性はなかった
正直に言うとそこまで海外インターンに関して、具体的なプランを考えていませんでした。
ただ、海外で仕事を経験してみたいという気持ちだけはあったので、「謎の行動力だけ」で海外インターンを紹介している代理店に相談しに行ったと思います。
就職が不安でしかたなかった
大学3~4年にもなると、ある程度自身の将来について方向性を考え始めると思います。
しかし、わたしのなかで「自分が将来やりたいこと」を考えましたが、いまいち答えが出ずにいました。
「おそらく、このまま就職活動をしてもブラック企業にすら入れないんじゃないか」という将来的な不安がきつかったです。
なにかを変える必要がある
わたしは、最終学歴の大学には「編入試験」を利用して、3年時から入学しています。
編入したところで燃え尽きてしまったため、入学したあとはダラダラと過ごしていました。
しかし、周りは有名企業のインターンに参加している人もいたので、当時のわたしは相当な不安を感じていたと思います。
自分が大学生時代にやったことを振り返ると「編入」、「フィリピン留学」くらいしかありませんでしたからね…
そこで、自分のなかで何かを変える必要があると考えついたのが、海外インターンでした。
中国語を身に付けたかった
なんやこれやと英語を勉強していたわたしですが、中国語の方がしゃべれます。
当時はよくわかりませんでしたが、異常なほど中国語を学びたくて仕方ありませんでした。
結果論ですが、いまでも中国語を続けていると考えると「あのときの衝動は正しかった」のだと肯定しています。
台湾に住んでみたかった
海外インターンをしたかった理由の99%が、台湾に住んでみたかったのかもしれません。
わたしは、大学2年生のときに2回目の海外旅行で「台湾」に行きました。
「一目ぼれってこういう感じなんだろうな」というほど台湾を気に入ったわけです。
中国語を異常なほど勉強したくなったのも、よく考えれば台湾の存在が大きかったのだと思います。
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冷静に振り返ると単純すぎる理由だった
「海外インターンをしてみたい」と思ってから5年ほど経ちましたが、冷静に振り返ってみると単純な理由でした。
とはいえ、当時は「謎の行動力」が勝っていたのでしょう。
結果的に休学明けに商社から内定をもらえて、無事に就職できたのでプラスの行動だったと確信しています。
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休学で海外インターンを検討している「学生様」へ
こんな単純な理由でも「海外インターン」に参加できました。
海外インターンに参加した人のなかでも最底辺レベルの理由かもしれません。
とはいえ、わたし的にはそこまで大きなきっかけをつくる必要はないと感じています。
海外インターンをしてみたいけれど、不安を抱えているという学生様は引き続き読んでみてください。
学生様へ
とくに不安になる必要はない
むしろ海外に出た方がいい
行動してから後悔するべき
語学力やスキルはあとからつければいい
では、見ていきます。
とくに不安になる必要はない
「休学をしてまで海外インターンをして大丈夫かな?」と不安になっている学生様も多いと思います。
わたしも行動力はありましたが、正直少しだけ休学するのに不安がありました。
しかし、一度初めてしまえば、その不安も取り除かれるはずです。
今の時代、1~2年程度卒業が遅れるだけで就職が不利になることもありません(銀行や証券とかだとキツイですが。)。
わたしも就職できました
最底辺レベルの理由で「海外インターン」に参加したわたしでも、無事に商社に就職できました。
結局同期とは1年遅れで就職活動を迎えることになりましたが、とくに遅れたからという理由で不利になることはなかったです。
逆に言うと海外インターンで実務的な経験や語学スキルを学べたので、履歴書やエントリーシートも中味濃く書けました。
海外インターンに参加していなかったら、おそらく第一業界としていた商社にに入れることはなかったと思います。
むしろ海外に出た方がいい
わたしの個人的な意見ですが、「海外に出たいと感じた瞬間」に海外に出てみましょう。
将来、日本・海外どちらで就職するか決める必要はありません。
海外でインターンをしたという経験は日本企業からも評価されますし、海外で就職するとなってもプラスに動きます。
海外市場で価値のある人材になるべき
これから就職する学生様は海外を見据えて行動するべきだと考えています。
というのも、残念ながら日本の市場だけでは、どの会社も生き残れないためです。
海外インターンの経験は有利
2年前にベトナム・ホーチミンに旅行に行った際に、急に髪を切りたくなったので日系美容院に行きました。
駐在の日本人美容師さんとの話によると「日本の市場だけではもう生き残れないから、東南アジアに進出する美容院が増えている」とのことで、ほかのサービス系の企業も日本市場をからシフトしているようです。
つまり、企業の海外進出が今後も必要になるなかで、「海外市場でも活躍できる人材」が求められることになります。
行動してから後悔するべき
行動しなければ現状を維持することができますが、「行動しなければ未来」は変えられません。
わたしは、大きな決断をする際に「現状を続けた場合の10年後の自分」をイメージします。
その10年後をイメージして、「少しでも後悔するだろう」と感じたら、行動に移してきました。
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意外となんとかなる
ものすごく楽観的な言い方ですが、もし間違った選択だったとしても意外となんとかなります。
そもそもですが、海外インターンを決意できる行動力のある学生は、わたしよりも良い未来が待っているはず。
ただ、最後に決めて行動するのは「自分」です。
語学力やスキルはあとからつければいい
海外インターンをしたいけれど、語学力やスキルに不安を抱えている学生様もいるかもしれません。
専門的な業種の仕事であれば、一定のスキルが必要とされますが、実際のところスキル無しでも海外インターンに参加できます。
わたしがインターンをしていた企業は、「日本のクライアント」を相手にしていたので、基本的には日本語だけでも仕事で問題ありませんでした。
語学に不安がある方は、以下も参考にしてみてください。
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語学力がなくても海外インターンはできるの?
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主体性が重要
海外インターンは、あくまでも「学生」を相手にした就業体験です。つまり、転職ではないので語学力やスキルは「最低限」しか見られません。
では、なにが重要なのか?それは、個々の「主体性」です。
海外インターンの面接時に聞かれたことが、スキルよりも「海外インターンを決意した理由や将来にどう活かしたいか」といった質問ばかりでした。
正直なので「語学力はスキルは一切ないこと、台湾が好きだから中国語を学びながらビジネスをしてみたい」ということをに話したところ、無事に受け入れて頂けたのを覚えています。
スキルはあれば選択が広がる
もちろんですが、語学力やスキルがあるに越したことはありません。
英語や中国語ができれば「現地企業や個人との仕事」にアサインして頂けることも可能です。
また、わたしのように海外インターンをとおして語学力やスキルを学ぶといった方法も選択に入れてみてください。
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【まとめ】海外インターンのきっかけは単純な理由でいい
学生時代に休学をしてまで海外インターンに参加しましたが、特別な理由があったわけではありません。
むしろ見方によっては、就職活動から逃げた学生として見られても仕方ないと思います。
しかし、理由は最底辺レベルでしたが、気持ちだけは常に高い位置を持ち続けていました。
結果として、わたしは就職もできましたし、スキルも伸ばせられたので、不安を感じることなく海外インターンに参加してみてください。