バイトでも就職でも「会社や仕事の選び方を後悔している」という方も多いのではないでしょうか。
少なくともわたしは、過去の選択に後悔していることがたくさんあります。
海外インターン先の選択も同じ
人生には、選択しなければならない場面があります。
それは、海外インターン先も同じです。
今回の記事では、わたしの経験をもとにして「後悔しない海外インターン先の選び方」を7つご紹介します。
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後悔しない海外インターン先の選び方
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後悔しない海外インターンの7つの選び方
さっそくですが、海外インターンを後悔しない選び方をご紹介します。
わたし自身としては、「猛烈に後悔している」というわけではありませんが、もう少し丁寧に選ぶべきでした。
わたしが海外インターンを応募する前に「こだわった選び方」や、「ここを重視すればよかった」という点をまとめます。
後悔しない選び方
①語学スキルで選ぶ
②国で選ぶ
③費用で選ぶ
④インターン期間で選ぶ
⑤仕事内容で選ぶ
⑥有給or無給で選ぶ
⑦受け入れ先の柔軟性で選ぶ
それでは、1つずつチェックしていきましょう。
①語学スキルで選ぶ
1つ目は、「語学スキル」でインターン先の選ぶ方法です。
海外インターンのなかには、語学スキルを求められるプログラムが多くあります。
語学をがっつり使って仕事をしたい方は、「日常会話レベル以上」を条件としている企業がおすすめです。
また、語学スキルに不安がある場合、あらかじめTOEIC〇点や海外経験などを問い合わせておきましょう。
語学力がなくても海外インターンは可能
海外で仕事の経験をする海外インターンですが、語学力がなくても参加できます。
例えば、わたしのインターン先は、日本企業のプロモーション活動を台湾で行っていたため、クライアントとの連絡や企画の打ち合わせはすべて「日本語」でした。
中国語のスキルを(中検2級、HSK6級)ゲットできたので、インターンを通して語学を学ぶことも可能です。
語学力に自信がない方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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語学力がなくても海外インターンはできるの?
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②国で選ぶ
わたしが海外インターン先を選んだ際に最も重視したのは、「国」です。
大学生時代に旅行で訪れた台湾に惚れこみ、海外インターン先も台湾を第一候補として見ていました。
もちろん、結果として台湾を選んで後悔はありませんが、幅広い国を見ておけばよかったと思っています。
広い範囲で見ればよかった
台湾が好きだけでなく「中国語を学びたい、インバウンドマーケティングスキルを学びたい」ことも考慮して、台湾を選びました。
しかし、インターン前に複数回台湾に行っていたため、新鮮味がなかったのを記憶しています。
当時はまだまだ海外インターンが広がっておらず、選べる国も少なかったのですが、同じ中国語を母語とする中国大陸や成長著しい東南アジアのプログラムも選択肢に入れるべきでした。
好きな国で選ぶのは後悔しないくい選び方ですが、新鮮味や将来的な市場も視野に入れながら国を選ぶのも良いと思います。
③費用で選ぶ
3つ目は、「海外インターンにかかる費用」で選ぶ方法です。
海外で生活するにあたり、費用がネックになってしまいますね。
わたしは、8か月間のインターンで海外保険費用や航空券代を含めて「120万円」ほどかかりました。
台湾・台北は東京にいるより安く済みましたが、欧米だとさらに費用がかさみます。
プログラム参加費用にも注意
代理店をとおして海外インターンを探す場合、コミッション料金が発生する場合があります。
わたしのときは、「10万円」を代理店に支払いました。
インターン先での生活だけでなく、出発する前の段階でお金を結構使うのでしっかりと計算しておきましょう。
8ヵ月のインターンでかかった費用については、以下の記事も参考にしてみてください。
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8ヵ月の海外インターンでかかった費用
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④期間で選ぶ
海外インターンに参加する「期間」を重視する選び方も可能です。
わたしは、長期のインターンを選びました。
これは、「じっくりスキルを身に付けたいこと」、「いますぐ就職活動をしても結果を得られない不安があったこと」、「所属大学で半年休学制度ができたこと」の3つが理由です。
短期・長期どちらがいい?
海外インターンを選ぶ際に、短期か長期で迷われる方が多いと思います。
とはいえ、両方にメリット・デメリットが存在するため、どちらが良いとは言えません。
長期であれば、スキルを身に付けやすいことがメリットですが、就職が遅れてしまうのがデメリット。
短期であれば、大学の長期休暇で参加できるのがメリット、募集している企業が少ないのがデメリットです。以下の記事を参考にしてみてください。
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海外インターンは長期と短期どちらがいいのか?
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⑤仕事で選ぶ
5つ目は、「仕事内容」です。
わたし個人的には、仕事内容を軸に海外インターンを選ぶと後悔しにくいと思います。
その後、就職も経験したわたしですが、仕事が自分に合わないと長く続きにくいです。
海外インターンだから仕事も割り切れるということもなく、自分が進んでやってみたいという仕事にチャレンジしてみましょう。
目的を意識する
では、どのように仕事を選べば良いのでしょうか。
「インターン後にやってみたいこと」、「将来お金を稼ぐために必要なスキルを学ぶこと」、「これまでやってきたことをインターンで活かせること」などさまざま目的をもつことです。
わたしは就職した際に、インターンでしていたこととは違う方向に進んでしまったことを後悔しています。
これからインターンに参加する方は、インターン後の将来をよく考えて選んでみてください。
⑥有給or無給で選ぶ
インターン先で「給料が発生するか」を考慮しましょう。
海外で生活をするにあたり、有給インターンシップの方が経済的にも心にも余裕を持てます。
ただし、3ヵ月未満での短期インターンシップだと、「無給」の場合が多いため注意が必要です。
無給だとモチベーション維持が難しい
給料が出るのであれば、しっかりともらっておきましょう。
就職してからも同じで、労働時間に対してお金をもらうことは健全的なので無理をしないでください。
フルタイムで働いて、スキルを得られるといったメリットがありますが、生活費もかかる海外で給料がないのはモチベーション的にも厳しいと思います。
わたしが、ワーホリではなく海外インターンを選んだのも、給料をもらいながら安定してスキルを学びたいからです。
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⑦受け入れ先の柔軟性で選ぶ
短期か長期で悩まれている方は、企業の柔軟性も考慮してみてください。
初めて海外で仕事をするなかで、不安しかないと思います。
「どんな仕事なのか」、「海外生活に適応できるか」、「仕事を続けられるか」といった不安がある方は、短期として参加をしてクリアできたら長期に切り替えるのもおすすめ。
ただし、全ての企業が柔軟に対応してくれるとは限らないため、候補に入れた段階で相談しておきましょう。
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海外インターンで後悔しないための準備
わたしの経験を通して、海外インターンで後悔しない選び方をご紹介しました。
丁寧な選び方に加えて、以下の準備をしておくとインターン先でも集中して取り組めるのではないかと思います。
後悔しない準備
①インターン後の自分をイメージする
②数字的な目標を決める
③旅行で訪れてみる
①インターン後の自分をイメージする
1つ目は、「インターン後の自分をイメージ」してみることです。
仕事に取り組んでいない状態でイメージするのも難しいですが、事業内容からある程度の働き方を想像できると思います。
また、就職後の仕事をゴールとして、インターンをどのように活用していくかも考えられるはずです。
後悔しないようにするためには、目の前のインターンだけでなく、インターン後の生活についてもイメージしておきましょう。
断片的なイメージでもいい
具体的なイメージをする必要はありません。
わたしは、海外を相手にして働きたいという思いでインターンを始め、業種は異なりますが商社に就職できました。
就職後も日系企業の海外ビジネスを多く扱えたことで、商慣習や文化の違う相手に戦略をしたインターンの経験をそのまま活かすことができたと思います。
わたしのように断片的なイメージだけでも海外インターンの経験は、かならず就職後にも役立つため、どのような自分になりたいかを簡単に考えておきましょう。
②数字的な目標を決める
海外インターンに参加をする際に、数字的な目標があるとモチベーションも高まります。
わたしは、語学力ゼロの状態から始めましたが、帰国後に中国語検定2級とHSK6級をゲットできました。
レベルの高い資格を入手できたのは、インターン中に級数という数字を目標として語学を鍛えていたためです。
数字は目標にしやすい
目標を作る場合、具体的な「数字」を使った方がスキルを伸ばしやすいと思います。
例えば、「中国語を日常会話レベルにする」と「中国語検定2級」を取るとでは、レベルが明確に記されているため、効率的に勉強を続けられます。
もちろん、語学資格だけではなく、インターンの仕事に対しても「売り上げ」や「受注数」という数字を目標にするとスキルをさらに伸ばせられるはずです。
③旅行で訪れてみる
インターン先として検討している国に訪れてみるのもおすすめです。
何回も行くと、わたしのように新鮮味がなくなってしまいますが、生活する環境へ適応できるかイメージしやすくなります。
また、そのついでに希望している企業や経営者の方とも会える機会があれば、積極的に話をしておきましょう。
インターンを始める前に、目標に対して仕事や環境を構築できるので、スキルを集中して磨けると思います。
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【まとめ】海外インターンの後悔しない選び方
海外インターンを後悔しないようにするためには、「選び方」に注意しましょう。
人によってこだわりがあると思いますが、一度冷静になって1つ1つ本記事の選び方を見ると違った考えも生まれるかもしれません。
貴重な学生時代に捧げるインターンをぜひ有意義な機会にしましょう。