「ウラジオストクに北朝鮮国営のレストランがあるらしいけど、料理の評判ってどうなの?日本語のメニューは?怖くない?」
日本から2時間で行けるヨーロッパの都市「ウラジオストク」には、北朝鮮国営のレストランがあります。
旅行者にも人気のレストランで、もはやウラジオストクの有名観光地の1つです。
今回の記事では、誰もが気になるウラジオストクの北朝鮮国営レストラン「平壌(ピョンヤン)」に行った際のレビューをご紹介します。
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ウラジオストクにある北朝鮮国営レストランをレビュー
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ウラジオストクの北朝鮮レストラン「平壌」に潜入
さっそくですが、ウラジオストクの北朝鮮国営レストランで食事をした際の様子をご紹介します。
Googleマップで高評価を得ていますが、わたし自身も料理全般にかなり満足です。
料理のレベルはかなり高い
日本だとあまりなじみのない北朝鮮料理ですが、イメージとしては韓国料理に近いです。
サムギョプサルやビビンバ、チゲなど日本の韓国料理店でも食べられるようなメニューが揃っています。
初めて北朝鮮料理を食べましたが、なかなかレベルの高い料理を頂けました。
おすすめは冷麺
北朝鮮料理と聞いて思い浮かぶのは「冷麺」ですね。
ウラジオストクの北朝鮮レストランにも冷麺がありました。豚肉とスケトウダラ入りの2種類の冷麺が選べるので、好みに合わせられます。
わたしは「豚肉の冷麺」を注文しましたが、ボリュームもあり、しっかり味も効いていたので美味しかったです。
イメージしていたよりも辛くなく、韓国料理が苦手という方でも楽しめると思います。
サムギョプサルは絶品
冷麺だけでも十分ボリュームがありますが、せっかくなのでサムギョプサルも注文してみました。
サムギョプサルは自分で肉を焼くと思っていましたが、焼かれた状態で配膳されます。
ソースも付いているため好みに合わせて選べるほか、レタスもシャキシャキです。
キムチなどの前菜が無料でもらえるので、一緒に挟んで食べても美味しく頂けます。
接客は期待しない方がいい
想像以上に料理のレベルが高い北朝鮮レストランでしたが、接客にはあまり期待しないでください。
入店後にメニューを渡されたあとレジ裏のカウンターに隠れてしまうので、直接注文しに行きました。
とはいえ、注文もしっかり聞いてくれますし英語も通じたので、不快な気分になるようなことは一切ないはずです。
日本語メニューあります
ウラジオストクの北朝鮮レストラン「平壌」のメニューには、日本語が掲載されています。
外国のレストランだと怪しい日本語になっていることもありますが、普通に全て理解できる日本語でした。
おそらく、日本企業や旅行者などの日本人のお客さんも多いためだと思います。
現金支払いを要求されます
北朝鮮レストランでのお会計は、現金払いが要求されるため注意が必要です。
入店して注文をすると、まず「Can you pay cash?」と聞かれるので、現金を用意しておくか、なければクレジット支払いをすると伝えてください。
現金支払いを要求する理由は、クレジットだと手数料が引かれることや入金までに時間がかかるといったことで、すぐにお金が欲しい北朝鮮の事情だと思います。
仕方ないので、ここは現金払いをしておきましょう。
店内は清潔
北朝鮮レストランの良かった点として、店内が清潔に保たれてたことです。
わたし以外にお客さんがいなかったこともありますが、とくに汚いと感じることもありませんでした。
トイレも清潔
トイレを利用してみましたが、こちらも丁寧に清掃されている様子をうかがえました。
北朝鮮レストランと聞くと少し衛生面で不安になるかもしれませんが、心配する必要もありません。
アクセスはタクシーが便利
ウラジオストクにある北朝鮮レストランまでのアクセスは、タクシーが便利です。
市街地から少し遠い場所にあり、帰りに徒歩で帰りましたが30分ほどかかりました。
タクシー配車アプリがおすすめ
配車アプリを使ってタクシーを使ったところ、10分で着いたので早く行きたいならタクシーをおすすめします。
タクシー料金も200ルーブルかからないほどです。
ウラジオストクでの配車アプリの使い方はこちらを参考にしてください。
目的地は「北朝鮮レストラン・平壌」で通じます
市街を走る普通のタクシーを利用する場合、目的地を「北朝鮮レストラン・平壌(North Korea Restaurant Pyonyang)」と伝えていください。
ウラジオストク内にはほかにも北朝鮮と観光がレストランがあるので、店名の「平壌」を忘れないようにしましょう。
ウラジオストク市内の観光地的に有名なので、タクシードライバーにも通じます。
怪しい感じはしません
「北朝鮮国営レストラン」と聞くと少し怪しそうなイメージがありますが、全くそのような雰囲気はないので安心してください。
スタッフは全て北朝鮮から派遣された方ですが、日本で聞くような北朝鮮人のイメージは全くありませんでした。
接客面ではウラジオストクのレストランのなかでは決して良い方ではありませんが、英語もできますし料理も高レベルです。
利用者もウラジオストクで働いている出稼ぎの北朝鮮人というより、地元ウラジオストクの方や観光客向けなのでレストラン内も清潔でした。
レストランで飲食をしたあとに連れ去れることはないので、ウラジオストクに観光にきたら安心利用してみましょう。
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メニュー一覧
メニュー表の画像を撮ってきたので、北朝鮮レストラン「平壌(ピョンヤン)」に行かれる方は参考にしてみてください。
冷・温菜
冷・温菜にはキムチやサラダ、刺身の盛り合わせなど日本人にも食べられるメニューがあります。
料金も400ルーブルほどと低価格なので、家族や友人とはもちろん、わたしのように一人旅でも大きな出費になりません。
スープ
ウラジオストクは海に囲まれているので、海鮮料理が有名です。
魚介を使った海鮮火鍋やスケトウダラのスープなどウラジオストクの名産品を使った北朝鮮を頂けます。
韓国料理でも定番のキムチチゲも用意されているので、寒いウラジオストクでありがたい一品です。
メイン料理
メインの料理には、北朝鮮名物の冷麺やビビンバがあります。
ほかにも海鮮チャーハンや焼き餃子、チジミなど日本人にもなじみのある料理が並べられていました。
飲み物
わたしはお酒を頼みませんでしたが、ワインやビール、そしてロシアの名酒ウォッカも注文できます。
情報
ウラジオストク北朝鮮レストラン「平壌」
名称 | 北朝鮮国営レストラン「平壌(ピョンヤン)」 |
営業時間 | 年中無休12:00~24:00(祭日で休みになる可能性あり) |
住所 | Ulitsa Verkhneportovaya, 68В, Vladivostok, Primorsky Krai, ロシア 690003 |
アクセス | ウラジオストク駅からタクシーで10分、徒歩30分ほど |
料金 | 冷麺480RUB・キムチチゲ440RUB・ビビンバ450RUBなど |
その他 | トイレ、アルコール飲料、日本語メニューあり |
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実は世界中にある「北朝鮮国営レストラン」
ウラジオストクにある北朝鮮国営レストランですが、実はほかの国にもあります。
ロシアだとウラジオストク以外にモスクワ、さらにはベトナム、中国、ラオスなどです。
北朝鮮と国交のある国で展開されているようですが、最近では経済制裁によって閉店する店舗が増えています。
今後も世界中で店舗が減っていく可能性が高いので、もし旅行や出張で訪れる国に北朝鮮レストランがあれば、いまのうちに訪れておきましょう。
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【まとめ】ウラジオストクの北朝鮮レストラン「平壌」に潜入
ウラジオストクにある北朝鮮レストラン「平壌」をご紹介しました。
北朝鮮と聞くと怪しい雰囲気もありますが、まったくそのようなこともなく美味しい料理を楽しめます。
日本人の舌にも合う料理ばかりなので、ウラジオストクに訪れた記念として、ぜひ立ち寄ってみてください。