わたしは、海外旅行をする際に節約のために「ドミトリー」によく宿泊しています。
1つの部屋に複数人で一夜を明かすのがドミトリーです。
海外ドミトリーは注意すべき
ホテルのシングルルームと異なり、ドミトリーではよくトラブルが発生します。
わたしも、過去に何回か同居人のトラブルや、不便を強いられました。
そこで、今回の記事では「初めて海外ドミトリーを利用する」、「シングルルームが満室で仕方なくドミトリーを予約した」という方に、注意しておくべきことをご紹介します。
本記事のポイント
・初めて海外ドミトリーを利用する際の注意点
・海外ドミトリーに宿泊する際の持ち物
・そもそも海外ドミトリーの雰囲気ってどんな感じ?
この記事のRecord
海外ドミトリー宿泊時の注意したい8つのこと
冒頭でも話したとおり、海外ドミトリーはよくトラブルが起こります。
わたしが過去に経験した「トラブル」や「不便に感じた」ことについてまとめました。
一人旅の女性でも快適に海外ドミトリーを利用できる方法も合わせてご紹介していきます。
注意すべきこと
①予約サイトで価格が異なる
②プライバシーを気にする方はきつい
③軽く挨拶しておくのがおすすめ
④荷物の盗難に注意する
⑤シャワーの水圧は要チェック
⑥ルームメイトのいびきは耳栓で回避
⑦ネックピローで快適に睡眠
⑧アメニティは日本から持参
それでは見ていきましょう。
①予約サイトで価格が異なる
1つ目は、「予約サイトごとに価格が異なる点」です。
わたしは、Booking.comを中心にagodaやExpediaから予約していますが、ホテルによって価格がたまに異なります。
下の画像の例で説明すると、同じ日の同じドミトリーで1泊分の料金に600円の差がありました。
サービス内容で価格差が出ていることもあるので、一概に「価格が安い方を選べ」ということではございませんが、内容をしっかり確認したうえで選びましょう。
ホテルサイト一覧
②プライバシーを気にする方はキツイかも
ホテルのシングルルームと異なり、ドミトリーは部屋によって4人、6人、10人以上が同じ部屋に泊まります。
日本人はほとんどの方が子供の頃からプライバシーが尊重された人生を送っているので、いきなりドミトリーに泊まると強烈なストレスを感じるはずです。
6年くらい前に、台湾で初めてドミトリーに泊まったときのことをいまだに覚えていま。日本人が経営しているゲストハウスだったのですが、居心地は悪かったですね。
カーテン付きを選ぼう
最近、海外のドミトリーを調べていると、「カーテン付き」のベッドが増えています。
カーテンを閉めると完全に、「個室」になるので周りからの視線をシャットアウトできるのが大きなメリットです。
同じ価格、あるいは500円以内の差であれば、わたしも「カーテン付き」のドミトリーを選ぶようにしています。
③軽く挨拶しておくのがおすすめ
あまり気にする必要もありませんが、ルームメイトに軽く挨拶しておくことをおすすめします。
というのも、宿泊する日数が多かれ少なかれ生活を共にする相手なので、顔を合わせておくとトラブルも起きにくくなるはずです。
挨拶と言っても自己紹介までする必要はありません。入室した際に「ハイ!」とか「ハロー!」と言っておけば、相手もニコニコしてくれます。
ドミトリーで迎えのベッドの可愛い子。今日の朝起きたらいなくなってた、、、
毎朝向こうからgood morningって笑顔で挨拶してくれた。
話しかけるタイミングを見計らって躊躇してたら帰ってしまった。。。
後悔(ノД`)— Yuma a.k.a.日本社会が生んだ闇 (@yoropikunen) February 14, 2020
トラブルを避けるためにも
挨拶するしないは、それぞれ見方が違うので強制はしません。
わたしは相手に親しみの感情を持たせるために、ドミトリーを利用するときは目が合った人や、同じ2段ベッドで寝る人に毎回挨拶をしています。
挨拶に意味があるかははっきりと言えませんが、「トラブルを避けやすくなります」し、「なにかあった際に気軽に声をかけられる」のでマイナスの行為だとは思っていません。
④荷物の盗難に注意する
ドミトリーにありがちですが、荷物の盗難には十分気を付けてください。
施設にもよりますが、部屋に監視カメラを付けていないところも多いので、外出中や寝ているときに自分の物が盗まれてしまったというトラブルをよく聞きます。
わたしは、過去に盗難された経験はありませんが、Twitterなどで調べると結構頻繁にあるようですね。
数年前。
タイ。バンコクの日本人宿。
ドミトリーもある安宿?w。
宿泊者は、日本人のみ。
充電中のスマホ盗難事件。
日本人だからといって気を緩めないこと。
宿側の対応は。。。期待出来ず。 pic.twitter.com/APG32HJVkn— @ ゆうまん @。アジア。バイク巡り。タイ 。パタヤ発 pattaya (@a9090851100) May 11, 2019
南京錠でロック
わたしがドミトリーに宿泊する際に気を付けていることは、カバンにも鍵を付けていることです。
リュックのファスナーを南京錠でロックして頭の横に荷物を置いて寝ているほか、スーツケースも鍵を付けて二段ベッドのはしごなどにベルトを巻いて盗難リスクを軽減しています。
この効果もあるおかげか、幸運にも物を盗まれたという被害はありません(盗まれたことに気付いていない可能性あり)。
南京錠でリュックをシャットダウンするのは、ヨーロッパの地下鉄や人込みでのスリが多い場面にも役立ちます。
⑤シャワーの水圧は要チェック
ドミトリーで快適に過ごすには、「シャワーの水圧」をチェックしましょう。
わたしはシャワーの水圧に何度も悔しい思いをしています。
これまでの反省を振り返り、最適なシャワーの水圧があるドミトリーを見抜く方法をまとめました。
レビューを要チェック
ドミトリーのレビューをしっかりと読み込みましょう。
あまりにもシャワーの水圧が悪い場合、宿泊者から猛烈に叩かれているはずです。
また、ドミトリーを選ぶ際に部屋の様子だけでなく、シャワールームの写真もよく見ておきましょう。
安すぎるドミトリーは怪しい
値段で決めてしまうのはあまりよくありませんが、価格の安いドミトリーはシャワーどころか施設自体がボロいです。
地域にもよりますが、相場より宿泊費が安いドミトリーは避けることをおすすめします。
シャワーの水圧だけでなく、ほかにもトラブルが発生することがあるので…
⑥ルームメイトのいびきは耳栓で回避
ドミトリーで毎回悩むのが、「ルームメイトのいびき」です。
これは仕方ないと割り切ろうとしていますが、一度敏感になってしまうと寝られなくなります。
いびきを止めさせるのは不可能なので、自分でいびき対策をしましょう。
わたしは、ドミトリーに宿泊する際は「耳栓」を必ず携帯しています。
⑦ネックピローで快適に睡眠
海外のドミトリーに泊まると「枕が合わない」ことによる睡眠不足や寝違えが起きます。
ある程度価格の高いドミトリーだと枕もフカフカなので、頭の高さに合うのですが、安いドミトリーだとほぼ床に寝るよう感覚と同じです。
これも、仕方ないと割り切りたいところですが、慣れない場所で寝るストレスと合わない枕による睡眠不足は旅行の敵。
枕がどうしても気になってしまうという方は、旅行に行く前からネックピローを購入して頭の高さに慣れさせておきましょう
⑧アメニティを日本から持参
海外のドミトリーには個人ようのアメニティが用意されていません。
シャワールームに共同用のシャンプーやボディーソープはありますが、わたしは髪に合わないので使っていません。
普段から使っている洗面用具があれば、海外にも必ず持っていきましょう。
ドライヤーはコンパクトサイズが便利
また、海外のドミトリーはドライヤーが設置されていないところが多いです。
自然乾燥をさせたくない方は、海外の電圧に対応したドライヤーを持参してください。(※日本の電圧は100Vです。海外で使うと火を吹く可能性があります。)
スーツケースにも収まりやすいコンパクトサイズのモデルが販売されています。
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海外ドミトリーの宿泊は念入りのチェック
ドミトリーは普通のホテルとは異なるので、気を付けるべき点が多くあります。
これまでに大きなトラブルが起きたことはありませんが、快適に滞在するには準備が必要です。
「ドミトリーってどんなホテル?」と気になる方は、わたしがマドリードで滞在したゲストハウスをチェックしてみてください。
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