台湾の空の玄関口として知られる「台湾桃園国際空港」から「台北市内」への移動方法をまとめます。
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台湾桃園空港から台北市内までの行き方2選
台湾桃園国際空港から台北市内までのアクセス方法は、「地下鉄(桃園捷運)」、「バス」の2つが便利です。
それぞれの移動方法とメリット・デメリットをご紹介します。
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①地下鉄(桃園捷運)でのアクセス方法
台湾桃園国際空港から台北市内までのアクセス方法として、まず挙げられるのが地下鉄(桃園捷運)です。地下鉄(桃園捷運)は、台湾桃園国際空港と台北駅を繋ぐ地下鉄です。
https://www.tymetro.com.tw/tymetro-new/jp/index.php(桃園捷運日本語ページ)
地下鉄(桃園捷運)の乗り方
地下鉄(桃園捷運)は、台湾桃園国際空港の地下から出発しています。第1ターミナル、第2ターミナル、いずれにも停車するため、ターミナル間の移動は不要です。
第1ターミナルの乗り場
台湾桃園国際空港のマップが見づらいですが、地下鉄(桃園捷運)駅までのルートは単純です。
到着ロビーを出た後、左を向いて真っすぐ歩きます。突き当りを左に曲がり、また真っすぐ進みます。
すると、地下1階の美食広場(フードコート)行きのエスカレーターがあるので降ります。降りたら、また1つ下にエスカレータで下がります。地下2階に降りると、地下鉄(桃園捷運)第1ターミナル駅があります。
第2ターミナルの乗り場
第2ターミナルの場合、第1ターミナルよりも分かりやすく地下鉄(桃園捷運)第2ターミナル駅まで行けます。
到着ロビーを出たあと、目の前にあるエスカレータで地下1階に下がります。
地下1階は駐車場になっており、さらに1階降ります。地下2階に着くと、地下鉄(桃園捷運)第2ターミナル駅がすぐ見つかります。
時間と料金
地下鉄(桃園捷運)を利用して、台湾桃園国際空港(第2ターミナル駅)から台北駅まで行く場合、所要時間は、普通列車だと53分、快速(途中駅通過)だと39分です。
第2ターミナル→第1ターミナルと停車するため、第1ターミナルからだと、あと2分ほど早くなります。
地下鉄(桃園捷運)を利用して、台湾桃園国際空港から台北駅まで移動する場合の料金は、150元(日本円:約500円)です。
地下鉄(桃園捷運)のメリット・デメリット
台湾桃園国際空港から台北駅までは、地下鉄(桃園捷運)を利用して行かれる方が多いかと思いますが、メリット・デメリットについて解説します。
地下鉄(桃園捷運)のメリット
地下鉄(桃園捷運)利用のメリットは言わずもがなですが、時間が読めることです。トラブル以外で止まることはないので、確実に1時間で台北市内まで行きたい場合は、地下鉄(桃園捷運)利用をおすすめします。
地下鉄(桃園捷運)のデメリット
特にデメリットはありませんが、強いて言えば、荷物を置くスペースが少ないことです。スーツケースなどを置くスペースはありますが、場所が限られているため、複数の荷物がある場合、置き場に困る可能性があります。
観光目的でスーツケース1個とかであれば問題ありませんが、複数ある時は注意が必要です。
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②バスでのアクセス方法
次にバスでの移動方法を紹介します。
地下鉄が開通するまでは、バスが主要の移動方法でした。バスは地下鉄よりも本数が多いほか、複数の会社が路線を作っているため、目的地に応じてバスの利用も可能です。
バスの乗り方
第1ターミナルの乗り場
台北行きのバスは、台湾桃園国際空港の到着ロビーを出たところから出発しています。第1ターミナル、第2ターミナル、いずれにも停車するため、ターミナル間の移動は不要です。
第1ターミナルのバス乗り場は、到着ロビーを出て、右に進みます。そのまままっすぐ進むと、バス乗り場の案内が見えてきます。
ここの「客運巴士」がバス乗り場になります。案内通りに下に進むとバスのチケット売り場と、バス乗り場があります。
台北市内へは「國光客運(グオグアン)」で台北駅まで行くことが可能です。
第2ターミナルの乗り場
第2ターミナルは少々分かりづらいですが、到着ロビーに出たら右に曲がります。そのまま直進して、突き当りを再度右に曲がり、真っすぐ進むとバスのチケット売り場があります。。
チケット売り場で、バスチケットを購入したら、乗り場の番号を教えてもらえます。
バス利用の時間と料金
バスを利用して台湾桃園国際空港から台北駅に移動する場合の料金は、130元~140元(450円~500円)になります。台湾のICカード(悠遊卡)を利用すると130元、6時~22時59分のバスだと135元、それ以外は140元になります。
所要時間は、およそ55分かかります。ただし、夕方以降は交通渋滞により、1時間オーバーはあるので、目安としておきましょう。
バスのメリット・デメリット
台湾桃園国際空港から台北駅まで、バスを利用したメリット・デメリットについて解説します。
バスのメリット
バスを利用したメリットは、「荷物を置けること」と「指定席」であることです。旅行で来る方は、荷物が比較的少ないかもしれませんが、ビジネスや長期で訪れる場合、荷物が多いことがあります。また、座席が必ずあるため、座って移動することができます。
バスのデメリット
バス利用のデメリットは、時間が読めないことです。私の経験上、朝から日中は、ほぼ1時間で到着しますが、夕方以降になると渋滞のため、頻繁に停まります。
夕方以降に台湾桃園国際空港から台北に向かう場合は、時間的な注意が必要です。
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状況に応じて、地下鉄かバスの選択
以上を踏まえると、荷物が少なくて時間を確実にしたい場合、地下鉄をおすすめします。一方、長期滞在などで荷物が多い場合は、バスでの移動をおすすめします。筆者はゆっくり座れるバスでの移動が好きです。