台北で月7万円で生活するのは可能
台北に拠点を移して早1か月となりました。台湾というと物価が安いイメージがありますが、近年は物価が上昇しています。物価が上昇するだけならまだしも、台湾人の収入は、ここ10年で変化がありません。そんな台湾・台北でも月7万で過ごす方法があります。
①シェアハウスに住む
②ローカルのお店で食べる
③Youbikeを乗って5元に抑える
④長期滞在者用のSIMカードを購入する
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台北市で月7万円で生活する4つの方法
それでは、本題の台北で月7万円で生活する方法をご紹介します。この生活費の中には、「家賃」、「食費」、「交通費」、「通信費、その他雑費」が含まれています。それぞれの切り詰め方を説明します。
①シェアハウスに住む
台北で住むにあたって、最初の壁となるのが家賃です。台北の家賃は物価の上昇とともに上がっており、台北市内の中心地で套房(部屋・トイレ・バス付き)と呼ばれる部屋に住むには、月1.5万元(約51,000円)ぐらいが最低価格となります。
シェアハウスは安い
一方、シェアハウスは部屋にもよりますが、1.5万元を下回るところが多いです。私の住んでいるシェアハウスの部屋は2人部屋で、家賃は1万元(35,000円)です。1人部屋でもトイレ・バス共用で1.1万元(40,000円)であるため、套房よりも安く済みます。
②ローカルのお店で食べる
台北で月7万円で暮らすには、ローカルのお店で食事をする必要があります。ローカルのお店といっても、チェーン店や個人経営のお店でも十分に美味しい料理がありますし、ローカルだから悪いということはありません。
1日200元で足りる
私は、1日基本2食(昼・夜)だけ食事を取っていますが、昼は台北駅前で、80元の焼きそば(炒麺)を食べています。夜は、家の近くのローカル店で80元~120元ほどでお腹いっぱいに食べています。
この2食だけでも価格は200元(700円)です。多少の価格の前後はありますが、1か月の食費は多くても7000元(25,000円)ほどです。
③Youbikeを乗って5元に抑える
台湾は元々、交通費が安いです。地下鉄も初乗りが20元(80円ほど)なので、そこまでケチる必要はありません。
とはいえ、交通費を限界まで節約する方法もあります。それは、Youbikeです。Youbikeとは、台湾のシェアサイクルのサービスで、スポットに返せば、自由に乗り降りができます。
1回5元で済む
このYoubikeの利点が「30分以内にスポットに返却すれば5元で済む」ことです。つまり、地下鉄で20元程かかる場所に、Youbikeで行けば5元で済みます。私は、家のある中山から東門まで毎日Youbikeで往復をしています。
台北は狭い
地図で見ると距離がありますが、台北市内は狭いです。Youbikeを使うことによって、交通費を1日10元、月300元程(1,000円)に節約しています。
④長期滞在者用のSIMカードを購入する
生活するに当たって必要となるものがSIMカードです。SIMカード費用についても、大きな節約をすることができます。電話会社が限定されてしまいますが、留学や仕事などで一ヶ月以上の長期滞在の場合、割引がされます。
学生用を購入する
私は、語学学校に通っているため、学割が適用されます。台湾の大手通信会社「中華電信」では、学生限定で「120日、2300元、インターネット使い放題」のプランが販売されています。
このプランは、3G限定ですが、ネットの速さに困ったことはありません。語学留学の場合、中華電信の学生プランを申し込めば、月575元(2,000円)に抑えることができます。
では、私のように語学留学でない場合は、空港でも販売されている「30日間無制限プラン」がおすすめです。中華電信の30日間無制限プランは、電話番号付きで、1か月1000元(3,500円)で販売されています。これだけでも十分、日本のキャリア通信会社より安いです。
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台北で月7万円で生活するのは十分可能
以上、紹介した月にかかる費用をおさらいします。
家賃(シェアハウス):1万元(35,000円)
食費:7000元(25,000円)
交通費:300元(1,000円)
電話代:575元(2,000円)
合計:17,875元(63,000円)
今現在ベースとしている出費を計算すると合計で63,000円でした。もちろん、これ以外にもちょっとした買い物やたまには良いものを食べているので、+3,000円ほどかかっていると思います。それでも7万を多少超えるか、超えないかぐらいに収まるため、月7万円もあれば十分に生活することができます。
まずはショートステイから
どれくらい生活費がかかるか不安な方は、一度台北でショートステイしてみるのもいいかもしれません。大体の費用を押さえたあとに、台北に引っ越しましょう