デジタルノマドワーカーとして、1年のほとんどを海外で生活しています。
国や都市を移動することも多く、「バックパック」は日常に欠かせないアイテムになりました。
おすすめのバックパックを紹介
これから海外ノマド生活を送る方や、旅行用として、「バックパック」選びに迷われている方も多いのではないでしょうか。
ネットショッピングサイトを見ても、多くのバックパックがラインナップされているため、どれを選ぶべきか難しいですね。
そこで、本記事では、海外を移動する際に便利なバックパックをご紹介します。
また、選び方のポイントも参考にしてみてください。
本記事のポイント
・海外ノマド・海外旅行用に便利なバックパックを紹介
・バックパックを選ぶ際のポイント5つ
・スーツケースとバックパックどっちが良い?
海外ノマドがバックパックを選ぶ際のポイント
まずは、バックパックを選ぶ際のポイントをチェックします。
「移動性」、「機能性」、「コンパクト性」を意識して選べば、良い商品が見つかるはずです。
過去にバックパックを購入したことがない方は、とくにポイントを注意してみてください。
ポイント①:移動していて負担にならないか
ポイント②:必要なアイテムが入るサイズか
ポイント③:長期の海外旅行に耐えられる質の高さ
ポイント④:小物を入れられるポケットの数
ポイント⑤:機内に持ち込めるか
ポイント①:移動していて負担にならないか
1つ目のポイントは、「移動していて負担にならないか」です。
人にもよりますが、滞在場所を頻繁に変えるため、国・都市間での移動が多くなる場合があります。
クッション性を意識
品質の悪いバックパックだと、背負ったときに肩・腰に負担がかかってしまいますね。
リュックも同じですが、肩や腰の部分のクッション性や、人間の形状に合ったバックパックだと背負ったときにかかるストレスを減らすことができます。
また、通気性に優れていると、長時間背負っていても不快に感じません。
ポイント②:必要なアイテムが入るサイズか
海外で生活を送る際に、必要なアイムが入るかどうかもバックパック選びで重要です。
パソコン・電化製品・衣服・化粧品・日用品・本などなど...挙げるとキリがありませんね。
意外と必要な荷物は少ない
わたしが、海外ノマド生活をしていて思ったのが、「意外と必要な荷物は少ない」ということです。
「持って行ったけど使わなかった」、「現地で購入できる」、「逆に荷物の負担になった」などの経験はありませんか。
海外へ行くとなると荷物が多めになる方も多いですが、正直、使わない・不要なアイテムの方が多いと思います。
ベストは30~40L
個人的な意見ですが、バックパックは容量は、「30~40L」あれば十分です。
40L以上のバックパックだと、スペースが多すぎるため、持ち物を無駄に多く入れてしまう可能性があります。
逆に、荷物が少ない方であれば、30L未満でも問題ありません。
結局のところ、パソコン・電化製品(充電器・USBハブなど)・衣服・サプリ・その他日用品があれば海外でも十分生きていけます。
よほどの発展途上国でなければ、スーパーマーケットに行けば、日本よりも安く日用品を購入できるので、荷物も減らせるはずです。
ポイント③:長期の海外旅行に耐えられる質の高さ
3つ目のポイントは、「バックパックの品質」です。
耐久性が良くないと壊れてしまったり、穴が開いてしまったりと不便を強いられると思います。
チャック部分なんかも壊れてしまうと、直すだけで時間が取られてしまいますね。
ケチらない方が良いです
結論から言うと、バックパックはケチらないことをおすすめします。
安かろう悪かろうという言葉があるとおり、値段が安いほど品質に問題があるカバンを見てきました。
バックパックも同様に、「なるべく安い物は避ける」、「正しいレビューを参考にする」、「信頼できるメーカー」を基準にしましょう。
ポイント④:小物を入れられるポケットの数
次は、機能性に関するポイントです。
メインとなるスペースのほかに、小物を入れられるポケットが付いていると便利です。
財布・スマートフォン・鍵・ペン・メガネ・水筒などなど、適当に収納するとすぐ散らかります。
外部・内部にポケットがあるか
バックパックの外部と内部に、それぞれポケットが付いていると収納しやすくなります。
リュックをイメージすると分かるように、「すぐ取り出す物」、「あまり使わない物」を分けるとスッキリしますね。
ただ、あまりポケット数が多いと収納した場所がわかりにくくなるため、「外部1~3ヵ所」、「内部3ヵ所程度」あれば十分だと思います。
ポイント⑤:機内に持ち込めるか
最後に、「飛行機内に持ち込めるか」が重要なポイントです。
大手航空会社であれば、荷物棚やシートの下に入れば、そこまで問題ありません。
LCCでの移動に注意
一方、格安航空会社(LCC)の場合、バックパックのサイズによっては持ち込みを拒否されることもあります。
また、格安航空会社にもよりますが、7kg以上は機内持ち込み不可で、その場合、預け荷物として料金が発生します。
以上の理由から、40Lを超えるバックパックだとサイズ的な問題や、荷物の重さが原因で、機内に持ち込めなくなる可能性に注意が必要です。
参考までに、東南アジアの格安航空会社エアアジアの機内持ち込み条件を下記します。
キャビンバック1個 | 各辺の長さ 56cm×36cm×23cm以内 | 座席上の共用収納棚に収納ができるものに限る。 |
PC用バッグ1個、ハンドバッグ1個、小さなバッグ1個 | 各辺の長さが40㎝(高さ) x 30㎝(長さ) x 10㎝(奥行)以内 | 前の座席の下に収納ができるものに限る。 |
※重さ 最大2つの機内持ち込み手荷物の合計重量は7kgまで
選ぶポイントまとめ
・クッション性が高い(移動時の体の負担を減らす)
・30~40Lの容量がおすすめ
・レビュー・メーカー・価格を総合的に評価して選ぶ
・小物が入るポケットが多いと便利
・機内に持ち込めるサイズは必須条件
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バックパックとスーツケースどっちを選ぶべき?
バックパックを購入する際に、「バックパック」と「スーツケース」どっちを選ぶべきか、迷い出す方も多いと思います。
どちらもメリット・デメリットがありますが、移動を楽にしたいなら、断然「バックパック」です。
背負うだけで移動できる
バックパックの良さは、肩に背負うだけで移動できる点です。
スーツケースだとどうしても、引きづらないといけませんね。
日本や先進国であれば負担になりませんが、アジアに出るとボコボコの道だらけです。
ボコボコ状態の道を移動するとなると、スーツケースはおすすめしません。
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海外ノマドにおすすめのバックパック5選
それでは、選び方を踏まえた上で、海外ノマドにおすすめのバックパックをご紹介します。
実際に、海外ノマドとして生活している方が使用しているバックパックを紹介するため、参考にしてみてください。
おすすめ①:Bellroy 「Transit Backpack」
バックパック1つ目は、わたしも使っているBellroy社の「Transit Backpack」です。
オーストラリア・メルボルンで誕生したメーカーで、リサイクル原料や植物由来原料を使用し、環境への影響を抑えたサステナブルをコンセプトにしています。
38Lと28Lのバックパックを選べるため、荷物の量や体の大きさに合わせて選べるのが嬉しいです。
日本国内ではまだまだ人気がありませんが、海外(英語圏)でのレビュー数が多く、信頼性も高いバックパックです。
38Lと容量も大きいバックパックですが、もちろん機内持ち込みにも対応しています。
Transit Backpackの仕様
名称 | Bellroy 「Transit Backpack」 |
容量・サイズ | 38L:高さ550×幅330×奥行き240mm
28L:高さ540×幅390×奥行き180mm |
機内持ち込み | ○ |
価格 | 39,000円(38L)、31,000円(28L) |
特徴 | 外側にパスポートや財布、サングラス、飲料ボトル収納可能なポケット付き。
圧縮ストラップ、メッシュポケット(内部)、耐水性のリサイクル織布使用 |
おすすめ②:GORUCK 「GR1-USA」
おすすめバックパックの2つ目は、アメリカ・GORUCK社の「GR1-USA」です。
アメリカ特殊部隊でも使われている耐久性がポイントで、移動が多い海外ノマドにも適しています。
少々、容量が少ない点がネックですが(上位モデルあり)、内部・外部にポケットも付いており利便性は高いです。
アメリカでのサイト上で購入となるため、米ドルでの決済、35ドル(約4,000円)の配送料が発生します。
GR1-USAの仕様
名称 | GORUCK 「GR1-USA」 |
容量・サイズ | 26L:高さ500×幅300×奥行き170mm
21L:高さ450×幅290×奥行き140mm |
機内持ち込み | ○ |
価格 | 約35,000円(26L、21L共通) |
特徴 | 3つの内部ポケット付き、防水性、負担を軽減するパッド入りショルダーストラップ付き |
おすすめ③:minaal 「CARRY-ON 2.0 BAG」
minaal (ミナール社)の「CARRY-ON 2.0 BAG」は、多くの海外ノマドワーカー使われています。
クラウドファンディングサイトで1億円を調達して開発され、機能性・サイズもユーザーを意識して作られたバックパックです。
35Lと大きめの容量ですが、もちろん機内持ち込みもできます。
鍵を装着できるファスナーも付いており、セキュリティ対策も万全です。
CARRY-ON 2.0 BAGの仕様
名称 | minaal (ミナール)「CARRY-ON 2.0 BAG」 |
容量・サイズ | 35L:550×350×200mm(1.415kg) |
機内持ち込み | ○ |
価格 | 34,990円 |
特徴 | 米国と欧州各国の航空会社の機内持ち込み制限内に収まるサイズ
鍵装着可能なファスナーで高い安全性を維持 |
おすすめ④:adidas「バックパック 40L GMB14」
4つ目は、スポーツメーカーで有名な、adidas(アディダス)社のバックパックです。
商品名には40Lと書かれていますが、45Lほどまでの収納に対応しています。
耐久性が強いことで知られている「CORDURA社」の素材を採用しており、長期間にわたって使用できるのが嬉しいです。
また、背部はエアメッシュなので、通気性も抜群です。この機能性とブランドの安心さで、4,500円はなかなかのコスパ。
バックパック 40L GMB14の仕様
名称 | adidas(アディダス)「バックパック 40L GMB14」 |
容量・サイズ | 40~50L:高さ595mm×幅310mm×奥行き210mm |
機内持ち込み | ○ |
価格 | 4,500円(Amazon) |
特徴 | 外側にパスポートや財布、サングラス、飲料ボトル収納可能なポケット付き。
圧縮ストラップ、メッシュポケット(内部)、耐水性のリサイクル織布使用 |
おすすめ⑤:UNDER ARMOUR「バックパック 30L」
最後は、同じくスポーツブランドで人気の高い、アンダーアーマーのバックパックです。
合計6ポケット(外側4つ・内側2つ)付いているため、小物を収納する際にも便利ですね。
また、バックパック全体は撥水加工も施されているため、雨天時の移動も快適。
ショルダーストラップ部分は、通気穴があり、蒸れにくいのが魅力です。
UNDER ARMOUR「バックパック 30L」の仕様
名称 | UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)「バックパック 30L」 |
容量・サイズ | 30L:高さ540mm×幅300mm×奥行き180mm(1,160g) |
機内持ち込み | ○ |
価格 | 7,920円(Amazon) |
特徴 | 合計6つのポケット(外側4つ・内側2つ)、撥水加工、ボトルポケット、ラップトップ用収納スペース |
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バックパックを用意して海外ノマド生活を目指そう
海外ノマド生活や旅行の質を高めるためにも、慎重にバックパックを選ぶことをおすすめします。
意外とカバンは人との相性もあり、合わないと使いにくいと感じてしまいます。
必要案アイテムが入るか、機能性に優れているか、移動しやすいかなどの項目を注意しながら選びましょう。