大学生のときに、台湾で海外インターンに参加していました。
当時はやりたい仕事を見つけられずにいて、このまま就活をしてもブラック企業にしか就職できないと思い「海外インターン」を選びました。
海外インターンはメリットしかなかった
とくに深く考えずに参加しましたが、結果として海外インターンはメリットしかありませんでした。
現役大学生のなかには、「海外インターンに参加したいけれど、休学や長期休暇を利用してまで参加する必要はあるのか悩んでいる方」も多いはずです。
そこで、今回の記事ではわたしの経験をもとに、海外インターンのメリットをまとめています。
海外インターンを成功するために大事なことも書いてあるので、参考にしてみてください。
本記事のポイント
・海外インターンのメリット
・海外インターンを成功する秘訣
・海外インターンに参加するか迷っている方へ
この記事のRecord
海外インターンを通じて感じた「メリット4選」
正直なところ、わたしは「海外インターンでこれをやりたい!」といった熱意をもっていたわけではありません。
就職を目の前にして、やりたい仕事もなく、なんの取り柄もない自分に不安を感じ、「逃げ」を含めて海外インターンを選んだわけです。
逃げを選択してよかった
結果論ですが、就活を避けて海外インターンを選んだのは正解でした。
おそらく、そのまま就活をしていたら、いまごろブラック企業で消耗していたはず。
そのような人生にならずに済んだのは、海外インターンという大きな存在があったからだと感じています。
メリット
①ビジネス現場で語学を学べる
②海外就職に繋げられる
③異なる経歴を持つ人に出会える
④就活で話題になる
就活から逃げて「海外インターン」を選択した先には、宝のようなメリットがたくさん待っていました。
「海外インターンに参加するか迷っている」、「就活に不安を感じている」という大学生は、参考にしていただければ幸いです。
①ビジネス現場で語学を学べる
海外インターンの最大のメリットは、仕事で活きる語学力を身に付けられることです。
わたしは、台湾でインターンをしたわけですが、当時の中国語のスキルはゼロでした。
オフィスの台湾人が全員日本語が流暢だったので、中国語を無理に学ぶ必要はない環境です。
とはいえ、「中国語スキルの向上を目標」としていたため、手ぶらで日本に帰ることはできませんでした。
語学力がなくても成長できる
そこで、わたしは8ヵ月のインターン生活の最初の3ヵ月間は語学学校にも通い、まずは基礎力を磨きました。
学んだことをすぐに職場で披露し、可能な限り仕事でも「中国語」を使って訓練するという作戦です。
この訓練を8ヵ月続けたことで、結果として帰国後に「中国語検定2級」と「HSK6級」を取得できました。
先輩の台湾人もから送別会のときに、「インターンを始めたときに比べて中国語うまくなったね」と言われたのが、インターンで得たなによりも成果です。
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②海外就職に繋げられる
海外インターンをすると、日本だけでなく「海外就職」という選択肢が増えます。
もちろん、語学力・その他のスキルにもよりますが、新卒での海外就職も十分目指すことが可能です。
わたしは、日本に戻り日系企業に就職しましたが、今思えば台湾で就活するのもアリだったかもしれません。
外資系にもチャレンジ可能
台湾現地だと就労ビザの規則やお給料に不安があるため、新卒でいきなり海外就職にチャレンジするのは心配ですね。
そこで、日本で外資系企業に就職するという手もあります。
わたしが就活していた際に、中国系企業にいくつかエントリーを出していましたし、選考も進められたので「台湾でインターン」をしていた点を評価してくれていたはずです。
「いますぐに」ということもなく、一度日本である程度働いたあとに「海外就職」というのも狙えます。
③異なる経歴を持つ人に出会える
海外インターンをしている期間中に、色々な人と出会えたのも大きな財産です。
「現地で起業をした方」、「台湾で新規開拓するために志願して駐在員になった方」、「日本での生活に嫌気がさして台湾に移住した方」、さまざまな背景を持つ方と話せる機会がありました。
海外インターンをせずに就職をしていたら、おそらく出会えなかったでしょうね。
「一般的な日本人とは異なる考え方」を、大学生のときに聞けることは人生にプラスになるはずです。
海外インターンは珍しい
海外インターン生は現地で珍しい存在です。
この珍しいというメリットを活かすことで、多くの人と会えるチャンスをつくりましょう。
わたしは、インターンの仕事を通じて出会った日本人の方や、社長に紹介して頂いて現地に住んでいる日本人や台湾人と会話するきっかけを作りました。
まだまだ海外インターンが物珍しい存在なので、興味本位で会ってくれる方も多いはずです。
④就活で話題になる
海外インターンをする学生のなかには、「就活に有利になるから」という理由で参加をする方が多いと思います。
わたしが就活をしていた際に面接をすると、ほぼ必ず「海外インターン」が話題となっていました。
取り柄がまったくなかった自分にとって、インターンの活動を自信をもって話せたのはメリットだと感じています。
「海外インターン」が評価されるわけではない
1つ注意して頂きたいのが、「海外インターンをしていただけで評価される」というわけではありません。
海外インターンを通して、「どのような人物として成長し、会社に貢献できるか」を説明する必要があります。
就職したあとに人事の方に聞きましたが、「異文化のなかで任務を果たしたこと」や「目標へのアプローチ方法」を評価したそうです。
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海外インターンを成功させるには「受け身になってはいけない」
海外インターンとして働いている際は、積極的な姿勢を意識する必要があります。
上記で挙げたとおり、わたしがインターンをしていたときは常に「受け身にならない」ように気を付けていました。
常に自分から発信し、仕事で得られるものを全て得ようとするための行動です。
受け身だとスキルも身に付かない
海外インターンに限らず、受け身の姿勢だとスキルも身に付きません。
わたしは、子供のころに両親の希望で水泳を始めて、10年続けましたバタフライを習得できませんでした。(平泳ぎも下手くそです。)
毎週かなり嫌々で水泳教室に行っており、「水泳スキルを身に付けるというよりは、親に怒られないのが目的となっていたため」です。
主体的に動くことで学びも増える
ふだんはそこまで積極的な性格ではないのですが、海外インターンをしていたときは無敵状態でした。
始めた当初は与えられた仕事を優先していましたが、慣れてきた段階で担当クライアントを増やしてもらうようにお願いしたり、中国語の翻訳も一部させてもらったりしていました。
史上2人目のインターン生であったこともあり、「手を挙げればほとんど仕事をもらえた」という運の良さも大きかったです。
熱中できることに全力になると結果になる
お金になるかは置いといて、熱中できるものに全力を注いでください。
SNSやブログをつかったマーケティングをしていたので、「文章スキルの向上」や、自身の課題としていた「中国語」の全力で打ち込みました。
「ライティング力」も「中国語の力」も全くない状態から始めたわけですが、下手なりに熱中できたのです。
結果として、現在では専業ライターとして仕事をもらえるようになり、中国語も上級レベルまでたどりつけました。
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【まとめ】海外インターンは"主体的に動けば"メリットばかり
海外インターンはメリットしかありません。
しかし、メリットを自分のものにするためには、主体的に行動する必要があります。
熱中するもの見つけて、日々全力で打ち込めば必ず結果になるはずです。
海外インターンを成功させるか失敗してしまうかは、全て自分自身にかかっています。