「一人旅は成長につながるから、すぐに行ってこい」と言う方がいますが、実際どうなのでしょうか?
わたし自身としては、過去20ヶ国以上で一人旅をしましたが、経験としてプラスになりました。
海外一人旅は未知の世界
とはいえ、まだ一人旅をしたことがない方にとっては、「一人旅は未知の世界」です。
今回の記事では、わたしの過去の経験を踏まえて、「一人旅の醍醐味と人生につながったこと」をテーマとしてまとめます。
メインテーマ
海外一人旅の醍醐味と人生でプラスになったこと
この記事のRecord
一人旅の醍醐味って?
「一人旅の醍醐味」って実際どのようなものなのでしょうか。
個人的には、「慣れない環境のなかに一人でいることによって得られる経験」だと思っています。
いまいちピンとこないので、4つの醍醐味を例として挙げてみます。
一人旅の醍醐味
①とにかく自由
②予算を自由に組める
③多少のリスクを負える
④相手を気にしなくなる
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①とにかく自由
海外での一人旅の醍醐味は「自由さ」です。
なんとなくイメージできるかと思いますが、複数人で旅行をするとどうしても意見が食い違いますよね。
旅行の日程や宿泊するホテル、そして何時に起床といった予定が全て、あらかじめ決められてしまいます。
一人旅は縛られない
一方で、一人旅は全てが自由です。
旅行の日程、泊まるホテル立地・ブランド、観光する場所、時間刻みのスケジュールなど基本的に全て一人で決める必要があります。
「一緒に旅行をする仲間からの縛りがない」ことが、一人旅の醍醐味そのものです。
②予算を自由に組める
次に「旅行の予算を自由に組める」ことです。
友人と一緒に旅行をする場合、金銭的に弱い立場の意見が土台になります。
自分のなかで予算10万円と考えていても、相手がそんなにお金を出せないとなったら、予算を低くせざるを得ないですね。
お金の基準は自分
個人旅行は全てが、自分の予算でプランを決められます。
なかなか行けないような豪勢なレストランや高級ホテルに泊まれるといった「お金による幸せ」を得られるのが、一人旅のメリットです。
もちろん、わたしのようにホテル料金を節約して、観光にお金をかけるような使い方もできます。
一人旅は、全てのプランに対して自由に金額を決められるのが醍醐味です。
③多少のリスクを負える
海外での一人旅は、多少のリスクを負いながら旅行を楽しめます。
初めて行く国だと情報も浅く、全てが新鮮である一方で危険も伴います。
旅行をする相手にもよりますが、やはりリスクは避けてプランを達成していくというのが王道です。
海外はリスクを楽しめる場所
とはいえ、海外に来たからには多少のリスクを負って、冒険をしてみたいという方も多いのではないでしょうか。
文化やルールも異なる国で冒険するのって結構楽しいです。
ドローカルで観光客が皆無のような街に行ったり、行先の分からないバスに乗ってみたり…
「命に影響がないところまで踏み込んでみる」というのも海外一人旅の醍醐味です。
④相手を気にしなくなる
個人的には、相手を気にしなくて済むのが最大の醍醐味です。
わたしもたまに友人と海外に行きますが、どうしても相手を気にしてしまいます。
相手に合わせて時間や行動を合わせていかなければならないのが、意外と苦痛で二日目ぐらいから一人で行動したい感じることがありました。
「友達と海外に行ったけれど喧嘩してきた」なんて話もよくありますが、一人だとまず発生しませんね。
現地で友達を作るマインドになる
また、一人でいられることによって、現地で友達を作りたくなることがよくあります。
多少の話し相手を作ろうかなといった感じで、ドミトリーで出会った方などとも仲良くなれるチャンスも多いです。
一人だとちょっとした出会いを自発的に作れるようになります。
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醍醐味を味わって成長できる
上記の4つが、わたしがこれまでに一人旅をしてきたなかで感じた醍醐味です。
一人旅か複数人で旅行をするかは、よく外国人とも話題になりますが、どちらでもいいと思います。
1人がどうしても苦手だという方に、一人旅を強制的にすすめるわけにはいきません。
とはいえ、わたしが一人旅の醍醐味を味わったおかけで、人生的にプラスになったことがあります。
簡単にまとめると、次の通りです。
一人旅の醍醐味
主体的に動けるようになる
お金の管理がうまくなる
ピンチを冷静に対処できる
人見知りしなくなる
主体的に動けるようになる
一人旅の醍醐味を味わったことで、主体的に動ける人間になったと感じています。
自由に動けるのが一人旅のメリットと話しましたが、逆に言うと自分自身で動かないと旅を楽しめません。
友人と行くことで、一緒に計画を作れますし、最悪全てを丸投げできます。
全てが自分の責任
つまり、一人旅は全てが自分の責任です。
プランを一緒に考える相手もいないので、自分で行動しないと旅行自体を充実できませんね。
わたしは一人旅をするようになってから、積極的に自分で動けるようになりました。
海外へのインターンや会社を辞めて自分で稼げるようになったのも、全て一人旅の醍醐味を味わったのが繋がっています。
なかなか、自分で行動できずに悩んでいる方は、海外で一人旅をしてみるのもプラスに動くはず。
お金の管理がうまくなる
一人旅を経験するようになってから、お金の管理がうまくなったように感じます。
旅行をする前に自分で予算を組むことが多くなるからです。
現地に着いてからも、予算を超えないようして、飲み代や飲食費を調節して管理しています。
お金の流れを予想できる
お金の管理がうまくなることで、安定して貯金をできます。
正社員をしていたころは、収入から月の最小限の出費を予想して、貯金額を固定できていました。
一人で慣れない場所に行って、予算からやり繰りすることで自然とお金に対しての管理もうまくなります。
ピンチを冷静に対処できる
一人旅では、ハプニングが付き物です。
しかし、予想していないことに出くわす経験が多いほど、冷静に対処できるようになります。
ハプニングを経験して強くなる
過去に途上国の空港でパスポートを盗まれたり、意識を失うような事故に遭ったりと高レベルのハプニングを経験しています。
しかし、海外でハプニングを経験したおかげで、仕事で壁にぶかってしまっても代替方法をすぐに探して解決できる冷静さを身に付けられました。
人生で起こるハプニングに対して、対処できるようになったのも海外一人旅で醍醐味を味わったからです。
人見知りをしなくなる
わたしは幼少期から極度の人見知りで、正直ブログをやっていることすら奇跡のレベルです。
小学生や中学生のころも、手を挙げるのすら臆病でなにもできませんでした。
また、人見知りをしていたわたしが新卒で営業にチャレンジできたのも一人旅の成果です。
人生において、人見知りはかなりマイナスで克服したい方も多いと思います。
自然と喋れるようになる
完全にではありませんが、一人旅をして人見知りを感じなくなってきました。
一人旅をしていると、たまに話し相手が欲しくなり、ゲストハウスなどのルームメイトと話す機会が増えます。
よく、一人旅は出会いが多いと言われますが、お互いに話し相手を積極的に探しているためです。
旅先でいろんな方と話すことで、「意外と自分って喋れるじゃん」と自信が付きます。
人前に出るのが苦手で改善していきたいと思われている方は、まずは海外でいろんな方と話してみるのもおすすめです。
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【まとめ】余裕があれば一人旅にチャレンジしてみよう
海外一人旅の醍醐味と言われても、なかなかイメージしにくいかもしれません。
完全に自由になることで、自分自身が試されるのが本当の一人旅の醍醐味だと思います。
人間的に変わり、いろんなことにチャレンジできるようになったのも一人旅によるものです。
もし、少しでも人生を変えてみたい、自分自身を試してみたいという方は、一人旅をしてみてください。