普段はノマドワーカーとして、海外を拠点に生活をしています。
学生時代から海外志向が強く、大学生時代にフィリピン留学1ヶ月、台湾で約1年海外インターンを経験しました。
社会人になってからも、週末に海外にいったり、退職して語学留学をしてみたりと、海外生活を楽しんでいます。
社会人こそ「短期語学留学」をすべき
「留学をしたいけれど、今から退職して留学するのは無理だし、意味がない」と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、社会人でも、長期の休暇を利用し、「短期の語学留学」をするべきと考えています。
本記事では、わたしの海外生活の経験を踏まえ、短期の語学留学経験するべき理由と、注意点をまとめました。
退職はしたくないけれど、短期の語学留学をしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
本記事のポイント
・社会人で語学留学は可能?
・社会人が語学留学するべき理由
・社会人が語学留学をする際の注意点
この記事のRecord
社会人こそ「短期の語学留学」をするべき理由
結論として、「自己成長につなげられる」からです。
もちろん、旅行として海外に行くことも可能ですが、異国の地で外国人と交流することに意味があります。
そもそも「社会人で短期語学留学」は可能か?
そもそもの前提として、「社会人でも短期語学留学は可能か?」という疑問を持つ方もいるかと思います。
最近だと、社会人向けに1週間や1ヶ月といった短期の語学留学を実施しているサービスもあるので、夏期休暇や年末年始休暇で受講可能です。
なお、1週間の語学留学にかかる費用としては、おおよそ20万円(航空券・受講費・住居費・食費)ほどです。
これはフィリピンでの語学留学のケースで、欧米オーストラリア圏だとさらにかかります。
決して安い金額とは言えませんが、悩み続けているくらいなら、まずは無料でエージェントに相談してみることをおすすめします。
短期語学留学に効果はあるのか?
残念ながら、1週間の短期語学留学で学習効果を得るのはほぼ不可能です。
わたしも1ヶ月フィリピンにいましたが、そこまで大きな効果を感じられませんでした。
とはいえ、現状の人生にも直接的なプラス要素になったため、「短期語学留学をしてよかった」と今でも感じています。
冒頭で説明したとおり、「日本では体験できないことを海外で経験できる」のが短期留学の醍醐味です。
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社会人こそ「短期の語学留学」をするべき4つの理由
社会人こそ「短期の語学留学」をするべき理由は、以下の4つです。
わたしの経験をもとに、1つずつ解説していきます。
理由①:語学を学ぶモチベーションにつながる
理由②:外国人の価値観を学べる
理由③:さまざまな背景を持つ日本人と出会える
理由④:海外で生きる力を身につけられる
理由①:語学を学ぶモチベーションにつながる
やはり、現地で語学を学ぶと、今後の語学学習のモチベーションにつながります。
わたし自身、全く英語を喋れない状態で1ヶ月留学をしたわけですが、その後も継続して英語を勉強し、商社で業務をこなせるまで成長できました。
さらに上達したいという気持ち
モチベーションにつながった理由は、「さらに英語をしゃべれるようになりたいという気持ち」です。
現地で自分の英語力の低さに絶望したおかげで、上達したい気持ちが強くなりました。
結果として、短期留学を終えて、帰国してからも語学学習勉強会や、外国人との交流会にも行き、勉強を継続しています。
日本ではモチベーションが得られにくい
仮に、日本で英語スクールに通っていた場合、おそらくこのモチベーションは生まれなかったと思います。
というのも、日本で英語をしゃべる機会が少ないことや、自分のレベルが分からず、絶望することもないからです。
現地だからこそ、自分の語学力に絶望し、語学学習のモチベーションを生み出せたと考えています。
理由②:外国人の価値観を学べる
つまり、「日本人の当たり前=海外では非常識」ということです。
リゾート地としても知られているフィリピンのセブ島で語学留学をしていましたが、少し街から離れればその日暮らしの生活をしている人がたくさんいます。
日本では会社に通うだけで月収20~30万円は保証されている一方で、フィリピンのスラム街の生活は、翌日生きているかの世界です。
外国人から学ぶことも多い
また、留学先で会える多国籍の人々との交流も、語学留学ならではの魅力です。
フィリピンだと韓国・中国・台湾・香港・タイなど限定されてしまいますが、それぞれの国の人の習慣・考え方を学べる機会でもあります。
わたしは、韓国人と同じ部屋に滞在していましたが、楽観的や、細かいことは気にしない性格に、人間としての生き方を学びました。
日本だと外国人と共に生活する機会もないため、語学留学で非常に貴重な経験をしたと感じています。
理由③:さまざまな背景を持つ日本人と出会える
3つ目は、多種多様な日本人と出会えることです。
「語学留学先では、日本人と絡むな」という意見もありますが、すべてがそうではないと思っています。
というのも、海外に出ると、日本では出会えないような「多種多様な背景を持つ日本人」に会えるためです。
「TOEIC990なのにフィリピン留学に来た」、「フィリピンで起業するために語学留学に着た」、「会社を辞めて暇つぶしでフィリピンに来た」など、良い意味でアブノーマルな日本人に出会えました。
語学留学ならではの出会い
上記の方々は、日本に引きこもっていたら、出会えない方ばかりです。
さまざまな背景を持って海外に来ている日本人との出会いも、語学留学ならではの魅力だと思います。
語学だけでなく、自分にはない、「生き方・考え方・行動」を学べるのが語学留学です。
理由④:海外で生きる力を身につけられる
日本は衰退を続けています。10年給料は変わらず、新興国に抜かれているのが現状です。
フリーランスやリモートでの働き方が一般的となるなかで、海外移住の選択も考える必要があります。
短期留学で慣れてみる
しかし、いきなり退職して、海外で生活するのは危険です。
そこで、一度、短期でもいいので、語学留学を経験し、「海外での生き方」を学ぶべきです。
わたし自身、フィリピン留学のあと、台湾で海外インターン、海外ノマドの生活を続けています。
今後どのような将来になるかはわかりませんが、海外メインでの生活を続けるつもりです。
少しでも海外の生活に興味がある方は、まずは短期留学で行動してみましょう。
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語学留学に行くか迷っているなら「行くべき」
社会人の方で、短期の語学留学をするか迷ってる場合は、すぐに行くべきです。
迷っている時間がもったいないですし、行かないことによる後悔より、行って後悔することで学べることも多くあります。
わたしは、フィリピンに行って、英語をもっと勉強するべきだったという後悔や、語学留学に早く行くべきだったという後悔があります。そこから、常に行動は早く行うようにしてきました。
なぜ語学留学をするか?
とはいえ、何の目的もなく語学留学に行くのは、おすすめしません。
目的は何でもOKです。
「TOEICで良い点を取りたい」、「ほかの国の人と交流がしたい」、「将来海外で働きたい」などなど。
目的がないと、何も得ることがないまま、短期語学留学生活が終わります。
わたしは1ヶ月フィリピンにいましたが、あっという間でした。
目的を設定し、自分なりに行動すると、満足度も向上するはずです。
少しでもプラスになるなら「短期語学留学」をするべき
冒頭に戻りますが、短期の語学留学にも意味があります。
語学を身につけるのは不可能ですが、語学留学という経験が自分にとってプラスになります。
もし、わたしがフィリピンで語学留学をしていなかったら、つまらない会社員生活を送っていたかもしれません。
少しでもプラスになりそうなことであれば、短期語学留学を含め、何にでも取り組んでみることです。