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「ムンバイ観光」は1日で何か所回れるのか?【行きたいところを絞る】

「インド・ムンバイ」の主要観光地4つを1日で回りました【行きたいところを絞る】

2019年のゴールデン・ウィークにインド北部を旅行してきました。インド北部の観光がメインでしたが、飛行機の都合によりインド入りは南部の都市「ムンバイ」です。

日程の都合上、ムンバイには1日だけの滞在でしたが、ムンバイの主要観光地を回れました。短時間での観光は、「行きたいところ絞る」ことが重要です。自由時間としては10時間ほどであったため、ムンバイの主要と言われる観光地をとにかくピックアップしました

インド・ムンバイは南部の大都市

インド・ムンバイと聞いて、あまりピンとこない方に簡単にご紹介します。ムンバイは、首都デリーに次ぐ、インドの第2の都市です。デリーが政治の地である一方、ムンバイは経済の地として知られています。東京と大阪みたいな感じですね。

 

インド南部の都市

ムンバイは、インド南部を代表する大都市です。首都デリーが北部を代表しているので、これも東京と大阪みたいな感覚だと思います。南部とは言っても、緯度的にほぼインドの真ん中です。さらに南部に行くとANAが就航したばかりの「チェンナイ」や、ITで有名な「バンガロール」があります。

インド南部の都市

 

 インドの国土は日本の約8倍
インドはでかいと言われていますが、計算すると日本の約8倍の面積です。「インドの面積が3,287,000 km²」で世界第7位で、「日本の面積は377,972km²」で世界62位とされていました。インドがどれだけでかいか、なんとなく伝わったと思います。インドよりでかい国は、上からロシア、カナダ、アメリカ、中国、ブラジル、オーストラリアです。

 

日本からムンバイへ直行便あり

日本からムンバイに行く場合、直行便が出ています。唯一ANAがムンバイまでの直行便を出しており、週7便での運行です。インド旅行と言うと、ムンバイではなくデリーへの直行便を利用する方が多いと思います。

日本からムンバイへ直行便あり

 

 首都デリーへも直行便あり
ムンバイへの直行便は、ANAの成田-ムンバイ線しか運航されていません。インド旅行をする場合、デリー直行便も利用できます。

「エア・インディアが月・水・土・日の週4便」を運行「日本航空(JAL)」と「ANA」が週7便で成田-デリーを3月28日まで運行、3月29日からは「羽田-デリー」で運行されます。羽田の国際線枠増加で、JAL、ANA両方ともデリー行きが羽田発になるのは有り難いですね。

 

ムンバイ空港の詐欺に注意

インド旅行で1番気を付けなければならないことは、「詐欺」です。インド旅行は、色々と過酷であると聞いたことがあるかもしれません。過酷の要素には、暑さ・移動・腹痛など挙げられますが、詐欺は最も気を付けるべき要素です。

ムンバイ空港での詐欺は、「今日は街中でATMが使えない」という手口でした。話が長くなるので、また別の記事でムンバイ空港の詐欺について紹介します。

 

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インド旅行は持ち物に注意

今回のインド旅行で失敗した点は、インドの調査不足です。インドに環境は日本とほぼ真逆でした。衛生面・天候・家電対策などしっかり準備をしていれば…と後悔しました。インド旅行の反省点を踏まえた「持ち物リスト10選」を作ったので、合わせて読んでみてください。

過酷な「インド旅行」におすすめの持ち物10選【役立つ持ち物リストです】

 

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「インド・ムンバイ」の主要観光地を1日で楽しむ

ムンバイ空港到着後に早速詐欺に遭うという失態を犯しましたが、なんとかムンバイ観光を楽しめました。とはいえ、ムンバイは滞在予定が1日のみだったので、そこまで多く回れません。そこで、トランジットやムンバイ滞在が短時間でも回れる観光地を厳選しています

①タージマハルホテル

②インド門

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

④Bhagat Tarachand(カレー屋)

 ムンバイ観光は「フォート地区」がメイン
ムンバイ観光の中心となるのが、ムンバイ南部の「フォート地区」です。フォート地区にホテルの拠点を置くと、ムンバイを観光しやすくなります。ムンバイ空港からフォート地区までは、タクシーでの移動です。ムンバイ空港を出た目の前に、タクシーサービスがあります。道路がかなり混雑するので、ムンバイ空港からフォート地区までは1時間見といた方が良いです

ムンバイ観光は「フォート地区」がメイン

 

①タージマハル・ホテル

「インド・ムンバイ」の主要観光地の1つ目は、タージマハルホテルです。タージマハールホテルはインドを代表する高級ホテルで、「イスラム式建築」のドームと呼ばれる玉ねぎ屋根が映えていました。

タージマハル・ホテル

 

 2008年のテロ事件の舞台
今では特に面影がありませんが、2008年にタージマハルホテルを中心とした「インド・ムンバイ同時多発テロ」が発生しました。

タージマハルホテルは、テロリストに占拠され、日本人を含む世界各国の人が亡くなっています。インドの空港のセキュリティが厳しいのも、2001年の9.11や当事件による影響ですね。本当に美しい建物でした。

2008年のテロ事件の舞台

 

②インド門

「インド・ムンバイ」の主要観光地の2つ目は「インド門」です。ムンバイのインド門は、記事のサムネイルの通り、タージマハルホテルのすぐ横にあります。つまり、1度に2つの観光地を回れるのでお得。インド門も過去に3度テロの標的とされており、インド門の敷地内に入るまでのセキュリティが厳しいです

インド門

 

 インドには「インド門」が2つある
インドには「インド門」が2つあります。ムンバイのインド門と、デリーにあるインド門です。デリーのインド門は「India Gate」と呼ばれ、第一次世界大戦で亡くなったインド兵士の犠牲者を追悼するために建てられました

一方、ムンバイのインド門は「Gateway of India」と呼ばれ、「イギリス政府がインドの入り口を象徴させる地」として建てました。歴史的にも意味的にも全く異なるインド門です。

 

③チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅は、1900年ごろか利用されている歴史のある駅。一見、インドの建物とは思えない駅舎は、イギリスの建築家よって設計されたためです。ヴィクトリア朝のゴシック・リヴァイヴァル建築と、インドの建築様式が融合されています。

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

 

 世界遺産の駅
チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅は、世界文化遺産に登録されています。インド鉄道が初めて運行されてから100年近く経った今でも、ムンバイからの近郊列車・長距離列車の発着駅として、1日300万人以上が利用

 

④Bhagat Tarachand(カレー屋)

「インド・ムンバイ」の主要観光地の3つ目は、「Bhagat Tarachand(カレー屋)」です。ムンバイ・フォート地区からはタクシーで行けます。Bhagat Tarachandは地元ムンバイでも有名なカレー屋で、夕食の時間帯ではかなり混んでました。

Bhagat Tarachand(カレー屋)

 

 日本のカレーとは異なる
日本のカレーとインドカレーは異なります。日本のカレーは「ドロッ」とした食感ですが、インドカレーは「サラッ」としていました。この食感の違いは「小麦粉」です。インドのカレーは小麦粉を使用していません。インドカレーは「ルー」というよりも「スープ」に近いです

また、インドカレーは複数の味がまとめて配膳されます。写真のように数種類のカレーがセットになっており、ナンやインドライスを付けて食べるのが主流です。インドカレー特有のスパイスもだいぶ効いており、これが腹痛の原因にもなると言われています。

日本のカレーとは異なる

 

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 行きたいところを絞る

今回ムンバイ滞在が1日(時間としては10時間ほど)でしたが、ムンバイの主要スポットを回ることができました。短時間での観光はこれまでも中国や香港で経験していますが、「行きたいところを絞る」ことで効率的に回れます短時間の観光であれもこれもと欲張ると、結果としてギリギリの観光となるためおすすめしません

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