インド

過酷なインド旅行に必須の持ち物10選【経験者が語る】

過酷な「インド旅行」におすすめの持ち物10選【役立つ持ち物リストです】

ひ2019年のゴールデンウィークにインド旅行をしてきました。初めてのインド旅行だったのですが、なんとかなるだろと思って行った結果、持ち物について反省が山ほどあります。インドと聞くと「衛生が~」、「お腹が~」というイメージがありますが、そのままのイメージです。

初めてのインド旅行で、反省点ばかりの持ち物について、記事を書くことにしました。今後インドに旅行をされる方に、「インド旅行でおすすめしたい持ち物10選」を、わたしの反省点から紹介したいと思います。これを見れば、素晴らしいインド旅行になるはずです。

 

過酷なインド旅行に必須の持ち物10選

インド旅行は、一言で言うと過酷です。正直なところ、初めてのインド旅行と言うこともあり、完全な準備不足でした。持ち物については、「これ持ってくれば良かったな」と思うことが、他の国の旅行よりも多かった記憶があります。

皆さんには、初めてでも、複数回のインド旅行でも後悔しないように、持ち物を揃えてから出発してほしいです。わたしの反省点のなかで、インド旅行に必須な持ち物を10個ご紹介させて頂きます

インド旅行であれば良かった持ち物10選

①ポカリの粉

②アルコールティッシュ

③サングラス

④帽子

⑤ネックピロー

⑥トイレットペーパー

⑦長ズボン

⑧虫よけスプレー

⑨カロリーメイト

⑩インド用変換プラグ

 

①ポカリの粉

1つ目は、ポカリの粉です。これは、インド旅行で最も必要な持ち物と言っても過言ではありません。インド旅行中に何度も、「ポカリの粉があれば…」と頭のなかで呟いていました。

 

 地獄の暑さ
では、なぜポカリの粉が必須なのでしょうか。それは、インドの気候や飲料事情によります。わたしがインド旅行に行った5月は、乾季でも雨季でもなく、「暑季」と言われる季節でした。「暑季ってなんだよ…」と思われる方もいると思いますが、3月から5月ぐらいにかけて、首都デリーでは40~50℃くらいの気温になります。日本の酷暑が可愛く見えるレベルでした。

乾季を超えた「暑季」は、体にとって非常に悪いです。わたしは、人生でインフルエンザに1度しかかからないほどの健康体(?)ですが、インドのフィールドに入って、初めて死への恐怖を感じました。

 

 水が体に吸収されない
朝の8時くらいから気温が40℃を超えるため、外に出る場合、水が必須の持ち物です。1本では足らないため、3,4本持ち歩いていました。少し歩くだけで、すぐに大量の汗が出てきます。そのため、常に水を飲んでいましたが、体が潤う感覚が一切ありませんでした

 

 熱中症に注意
「暑いから仕方ないな」と割り切っていましたが、デリーに入って3日目ぐらいに突然、急激な頭痛と眩暈に襲われました。涼むためにカフェにこもっていましたが、どんどん体の調子が悪くなりました。これが「熱中症」です。初めての感覚だったので、「これが熱中症か~」とひたすら涼んでいました。

 

 インドにはスポーツドリンクが少ない
さすがに調子が悪すぎたため、スポーツドリンクを買おうと商店などにいきました。しかし、ここで最大の問題が発生します。インドにはスポーツドリンクがほぼ流通していません。どこの商店を回っても水しかありませんでした。地下鉄駅をひたすら回って、なんとかキオスクで購入できましたが、人生が終わることを悟ったのが記憶にあります。

以上の理由で、ポカリの粉は必須の持ち物です。忘れてしまうと、インド旅行でかなりのダメージになると思います。ポカリでなくても、アクエリでも大丈夫ですし、体に吸収しやすいスポーツ飲料系の粉であれば、なんでもOKです。

 

②アルコールティッシュ

インド旅行におすすめの持ち物2つ目は、アルコールティッシュです。冒頭でも軽くお話しましたが、インドの衛生状況は最悪です。今まで、東南アジアでも様々なところに行きましたが、インド以上に衛生条件がひどい国に出会っていません。

 

 食器に注意
インド旅行で気を付けることは、飲食店の食器です。しっかりと洗われていないという理由もありますが、そもそも水が危険と言われています。外国人が多く行く高級店であれば、問題ありませんが、ローカル系の店であれば注意をした方が良いです。

そこで、役に立つのがアルコールティッシュです。ご飯を食べる前に、スプーンやフォークを拭いてあげるだけで、だいぶマシになります。食器を拭く以外にも、アルコールティッシュは助かる場面が多いので、インド旅行の際には持ち物として忘れないようにしましょう。

 

③サングラス

インド旅行におすすめの持ち物3つ目は、サングラスです。想像できる方もいると思いますが、インドは紫外線が強いです。日中は、目を開けているだけ刺激を感じるほど強いため、眼病予防のためにサングラスをしましょう。

 

 日焼け止めも合わせて
おすすめの持ち物のリストに加えませんでしたが、日焼け止めを忘れないようにしましょう。インドに3日もいれば、かなり焼けてしまうと思います。もともとの紫外線が強すぎるため、日焼け止めを塗っても焼けてしまいますが、無いよりかはマシです。

 

④帽子

インド旅行に忘れてはいけない持ち物の4つ目は、帽子です。すでにサングラスの項目でもお話しましたが、日光の強さが日本の比になりません。また、熱中症対策としても帽子は有効です。また、紫外線が強いことから、髪にダメージがあります。わたしは、少しだけ髪染めをしていますが、インド旅行から帰宅後、かなり明るくなってしまいました。

 

 ホコリ対策にもなる
インドは、舗装されていない道路も多く、砂ぼこりがよく舞っています。髪を守りたいという方は、できるだけ帽子をかぶった方が良いです。下の帽子のように、通気性があり、つばのある帽子がおすすめです。

 

⑤ネックピロー

インド旅行におすすめの持ち物5つ目は、ネックピローです。これが、意外と役に立ちます。日本から飛行機でインドに行く場合、直行便だと9時間ほどです。9時間同じ姿勢でいると、首の疲労がMAXになります。ネックピローがあると、和らぐのでは?と思いました。

 

 枕の高さが合わない
飛行機内以外でもネックピローは、役に立ちます。5月の旅行で滞在したホテルにある枕は、頭の高さが全く合いませんでした。寝ても首や頭が痛くなるため、自分の服などを使って、高さを調節して寝ていました。

 

 枕替わりのネックピロー
ここで、ネックピローの出番です。インド旅行に行く前から、ネックピローで慣れておけば、枕の合わないホテルでも快適に寝られます。インド旅行に限らず、ネックピローは使える持ち物ですね。

 

⑥トイレットペーパー

インド旅行でおすすめの持ち物6つ目は、トイレットペーパーです。日本人がインドに行くと、ほぼ100%お腹を壊します。衛生面の問題もありますし、天候、食べ物の違い、ストレスなどにより、お腹を壊すことが多いです。わたしも、インド旅行に行く前は、「大丈夫だろ~」と思っていましたが、見事にお腹を壊しました

 

 インドの腹痛は日本とは異なる
すぐ治ればいいのですが、インドの腹痛は日本の腹痛とレベルが異なります。最悪、日本で薬を飲むまで、治らないと思っていた方が良いです。痛みが無くなっても、ご飯を食べると、また腹痛というの繰り返していました。

 

 インドのトイレはペーパーがない
ここで、普通にトイレを使えば良いのですが、インドのトイレはペーパーがないところが多いです。ちゃんとしたレストランであれば、完備されていますが、公衆的な場所にはほぼありません。そのため、インド旅行には、トイレットペーパーを1ロール分くらい持ち物に加えた方が良いです。

また、インドにはウォシュレットがありません。綺麗に後処理をしたい方は、ウェットタイプがおすすめです。わたしも、海外に行くときは、ペーパー+ウェットティッシュの完全対策をしています。

 

⑦長ズボン

おすすめ持ち物7つ目は、長ズボンです。インドの乾季や暑季は日中で30~40℃は当たり前です。そのため、半ズボンを履いている外国人旅行客も多くいました。しかし、インドでは長ズボンを履いた方が良いです。

 

 狂犬病の多いインド
インド滞在中で最も気を付けなければならないのが、狂犬病です。インドは野良犬が多く、繁華街でも人間慣れした犬がそこらじゅうにいました。また、狂犬病のワクチンを受けていない犬がほとんどであるため、噛まれてしまうと狂犬病を発症するリスクが高いです。インド国内だけで、年間2万人近くが狂犬病で亡くなっており、旅行であっても対策をする必要があります。

 

 暑さ対策にも長ズボンが良い
狂犬病を回避する対策として長ズボンを履くことが有効です。また、外気の暑さを直接受けないためにも、長ズボンを履いた方が良いとされています。通気性のある長ズボンを2セットほど用意することをおすすめです

 

⑧虫よけスプレー(特に蚊)

インド旅行でおすすめの持ち物8つ目は、虫よけスプレーです。特に「蚊」に対応したスプレーの用意をおすすめします。

 

 デング熱の感染リスクを避ける
インドの気候的に蚊が発生します。特にインドは、デング熱のウィルスを持った蚊が多くいるため、感染リスクを回避しなければなりません。虫よけスプレーで蚊除け対策を行うことや、長ズボンを履いて蚊に刺されてしまう危険性を少なくしましょう。

ガスタイプのスプレーだと、機内持ち物として不可の場合もあるため、ノンガスタイプがおすすめです。アジアを中心に旅行される方は、持っておいて損はありません。

 

⑨カロリーメイト

 インド旅行におすすめの持ち物9つ目は、カロリーメイトです。インド旅行中の食事は、基本的にカレーがほとんどになります。もちろん、日本食のお店もありますが、海外プライスのため高額です

 

 栄養補給にもおすすめ
インド料理が飽きてしまった方だけでなく、栄養補給としてもカロリーメイトはおすすめです。一度、インドで腹痛に遭ってしまうと、食欲が出なくなってしまいます。とはいえ、インド旅行で体力が落ちてしまうのは、危険です。インド料理が飽きてしまった方にも、体力維持のためにもカロリーメイトがあれば、色々助かるはずです。

 

⑩インド用変換プラグ

インド旅行におすすめの持ち物10選の最後は、インド用の変換プラグです。インドのコンセントは、日本のコンセントと形状が異なり、使用できません。そのため、インドのコンセントに差し込むための変換プラグが必要です。

 

 インドはB3タイプ
ホテルによっては、日本のコンセント形状をそのまま使用できる所もありますが、ないところがほとんどです。なお、インドでは、B3タイプのコンセントが使われています。B3タイプは他のアジアの国でも共通しているため、1つ持っておくと便利です。

 

インド旅行におすすめの持ち物10選のまとめ

①ポカリの粉→脱水・熱中症対策

②アルコールティッシュ→衛生対策

③サングラス→眼病予防、紫外線対策

④帽子→熱中症対策、ホコリ対策

⑤ネックピロー→睡眠対策

⑥トイレットペーパー→トイレ対策

⑦長ズボン→狂犬病対策、暑さ対策

⑧虫よけスプレー→蚊に刺され対策

⑨カロリーメイト→食糧対策

⑩インド用変換プラグ→コンセント対策

 

スポンサーリンク

インド旅行で「あれば便利」なおすすめ持ち物3選

インド旅行におすすめの持ち物10選をご紹介しましたが、インド旅行にあれば便利なおすすめ持ち物3選をご紹介します。なくても問題はありませんが、荷物に余裕があれば持ち物としておすすめです。

インド旅行で「あれば便利」なおすすめ持ち物3選

①保温製容器(魔法瓶)

②胃腸薬

③熱さまシート

 

①保温製容器(魔法瓶)

インド旅行にあれば便利なおすすめ持ち物の1つ目は、保温性容器です。タイガーや象印の水筒のと言った方が分かりやすいかもしれません。インドで、ペットボトルの水を購入しても、暑すぎてお湯に変わります

 

 冷たい水が欲しいなら
ペットボトルで水を購入しても、すぐにお湯に変わってしまうため保温性の容器があると、いつでも冷たい水を飲むことが可能です。また、ポカリの粉を水で薄める場合、魔法瓶を使えば、そのまま冷たいポカリが飲めます

あまり大きな水筒だと荷物になってしまうこともあるので、360mlくらいで良いのではないでしょうか。360mlだと日本でも、使いやすい大きさです。

 

②胃腸薬

インド旅行にあれば便利なおすすめ持ち物の2つ目は、胃腸薬です。すでにお話しましたが、インド旅行中にお腹を壊す可能性があります。ただ、インドで薬を買おうにも、いまいちどれが良いかわかりません。気休めではありますが、胃腸薬があれば救われると思います。

 

③熱さまシート、冷えピタ

インド旅行にあれば便利なおすすめ持ち物の3つ目は、熱さまシートです。インドのホテルは、中級以上であれば冷房が完備されています。とはいえ、熱中症になってしまった場合に、熱さまシートがあれば便利です。また、外気に晒された体温を下げるのにも、役立つと思います。

 

インド旅行で「あれば便利」なおすすめ持ち物3選まとめ

①保温製容器(魔法瓶)→保温対策

②胃腸薬→体調対策

③熱さまシート→熱中症対策

 

スポンサーリンク

しっかり準備をしてインドに行く

インド旅行でおすすめの持ち物10選と、あれば便利なおすすめ持ち物3選をご紹介しました。ほかにも、持ち物はありますが、インド版としては十分対策された持ち物だと思います。

 

インド旅行は達成感を味わえる

インド旅行は、想像以上に過酷です。この記事でもご紹介した「暑さ」「感染症」「食べ物」のほかにも、気を付けなければならないことが多くあります。とはいえ、インド旅行は達成感が半端ないです。RPGの世界にいるような感覚を味わえる素敵な国だと思います。しっかり持ち物の対策を行って、インド旅行を楽しんでください。

「デリー」を1日で回れた4つの観光地【モデルコースをご紹介】

「ムンバイ観光」は1日で何か所回れるのか?【行きたいところを絞る】

-インド

Copyright© たなかのブログ , 2024 All Rights Reserved.