元々は、専門商社の営業として働いていましたが、会社員は向いていないと感じ退職をしました。
一人が好きなこともあり、フリーランスという働き方に「楽」を感じています。
フリーランスは楽だけれどデメリットもあるよ
WEBライターの仕事も色々なクライアントさんからお仕事をいただけるようになり、収入も安定してきました。
現状、会社員からフリーランスに転身したことに失敗を感じていませんが、生活面でのデメリットもあります。
これから、フリーランスを目指そうという方は、メリットも重要ですが、「デメリット」にもしっかりと向き合いましょう。
本記事のポイント
・フリーランスになりたいけど不安
・もしデメリットがあるなら解決方法を知りたい
・正社員ろフリーランスどっちがいいの?
この記事のRecord
フリーランスになって感じたデメリット4選
わたし自身、フリーランスとして働いていることに負い目はありませんが、やはり日本社会にいるうえで困難となる場合が多くあります。
わたしも会社員をしていたわけですが、日本人の感覚のなかでは「仕事=正社員」という概念があまりにも強すぎるためです。
そのような社会のなかで、フリーランスとして働いていることにデメリットを感じた部分もあります。
ほかのブログやYouTubeでは、フリーランスに関するメリットが多く話されていますが、デメリットにも触れておきましょう。
デメリット4選
①社会的信用がゼロ
②なんの仕事をしているか伝わらない
③社会手当が弱い
④確定申告を自分でする必要がある
①社会的信用がほぼゼロ
日本社会では、フリーランスへの社会的信用がほぼゼロです。
前述のとおり、日本では「仕事=正社員」であることが当たり前とされています。
フリーランスにかかわらず、契約社員や派遣社員も日本社会では弱者扱いですね。
クレジットカードや賃貸契約は難しい
フリーランスとして働いていると、「お金が関わる手続き」が難しくなります。
例として挙げると、「クレジットカードの発行」、「マンションの賃貸契約」、「ローン」といったことです。
わたし自身フリーランスになってから、とくにクレジットカードの発行などはしていませんが、周りに聞くと「賃貸の審査に落ちた」、「クレジットカードが急に審査に通らなくなった」という話をよく聞きます。
継続して安定した収入を得られる保証がないということから、フリーランスという身分がデメリットになることを把握しておいてください。
②なんの仕事をしているか伝わらない
わたしは、主にWEBライターやYouTube翻訳(英語・中国語)の仕事をしています。
フリーランス界隈からすると、WEBライターはオリンピックの陸上並にメジャーな仕事ですが、一般的な認知度は低いです。
とはいえ、WEBライターはマシな部類に入ると思います。
「せどり」、「WEB開発」なんて一発で理解できる人は少ないはずです。
最近人気も上がっている「プログラミング」も、まだまだどういう仕事か知らない人も多いのではないでしょうか。
日本はマイナーな仕事への偏見が強い
わたしは、WEBライターの仕事を楽しんでいるので、何を言われようがダメージはありません。
しかし、日本人特有なのかもしれませんが、マイナーな仕事への偏見が強いように感じます。
たとえば、「営業職をしているAさん」と「YouTuberをしているBさん」がいたとすると、ほぼ全員が営業職のAさんが「まとも」であると判断するはずです。
たとえ、その営業職が合法スレスレの詐欺まがいの商売であっても…
③社会手当が弱い
フリーランスとして働くうえでの悩みが、社会手当の弱さです。
一般的に、正社員だと社会保険へ加入することになります。
保険料が高いと言われていますが、保険料は会社と折半をしているので、ぶっちゃけそこまで高くありません。
ところが、フリーランスになると、「国民健康保険」に切り替わり、前年度収入に応じて、全額自費で支払わなければなりません。
また、もちろん会社に属していないので、なんだかんだ充実していた福利厚生ともお別れです。
④確定申告を自分でする必要がある
フリーランスになると、確定申告を自分でやらなければなりません。
会社員時代は、すべて経理担当の方にして頂いていたものを自分でやるということです。
「前年の収入や経費を申告する」と聞くと簡単そうに聞こえますが、実際にやってみて心が折れました。
前年度はフリーランスとして実質稼働していなかったので、今年分の確定申告に恐れています。
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デメリットを克服する方法とは?
フリーランスは、一見自由で楽そうに見えますが、やることが増えますし、社会的信用も落ちるので、デメリットもあります。
わたしも最初のころは、フリーランスとして続けていくか、再就職するか迷っていました。
とはいえ、やはり自分には会社が向いてないと判断し、フリーランスで人生を全うしようと思っています。
そんな、わたしがフリーランスとして生きるうえでのデメリットを克服した方法をまとめました。
社会的信用がない→「正社員が時代遅れになる可能性」
2020年の日本社会は、正社員が労働者として模範です。
わたしも大学生時代に面接を受け続けて正社員になった身であるので、「正社員」に憧れを持っていたのかもしれません。
しかし、「正社員至上主義」という概念は、今後薄れていくと感じています。
正社員が時代遅れになる理由
現在進行形で進んでいるAIによる自動化によって、マンパワーを必要とする仕事は確実に減少します。
また、在宅勤務が増えているなかで、会社にいればOKという考えから、「仕事の成果」が評価されるようになるためです。
会社も無駄な人材にはお金を支払わず、その代わりに業務委託をして効率化を図る時代が訪れると考えています。
お金のやりとりの克服方法
しかし、フリーランスのお金に関わる信用力は、ほぼゼロなのが現状です。
そこで、さまざまな知恵を使って生活できるようにしておきましょう。
たとえば、賃貸であれば、正社員じゃなくても借りられるような家を探したり、保証人を複数用意したりして大家に説得するなども可能です。
ほかにも、シェアハウスやUR物件だと借りられる可能性も高まります。
クレジットカードに関しては、あなたが正社員であれば、いまのうちにほしいカードを発行してください。
わたしは、フリーランス転身後に、クレジットカード(ANAカード)を発行できましたが、すべての人が審査に通るわけではありません。
なんの仕事をしているかわからない→「合法で稼げれば問題なし」
フリーランスだと事業も限られてしまうため、認知度の低い仕事をしている方も多いはずです。
しかし、そのマイナーさゆえに、正社員以上に給料をもらっている方もいます。
「合法で稼げる仕事であれば、何を言われても気にするな」というのが私の考えです。
正社員であっても、怪しいことを仕事にして稼いでいる企業も多くあります。
仕事の選択が広がっているなかで、いちいち仕事内容に関して気にすることはやめませんか?
社会手当が弱い→「節税すれば問題なし」
フリーランスとして働く以上、そして日本に住んでいる以上、社会手当に期待してはいけません。
もはや社会保険や年金に関しては、これから正社員でもかなりの負担を強いられるので、フリーランスとの格差もなくなるはずです。
わたしは、年金を任意で継続して支払っていますが、義務として行っているだけで、将来還元されるとは思っていません。
フリーランスは節税ができる
社会保険に期待する必要はありませんが、フリーランスのメリットを活かして、節税をするようにしましょう。
フリーランスとして「働いていれば」、仕事に関する費用を経費として控除できます。
ほかにも「青色申告特別控除」などを、可能な限り節税ができる要素がたくさんあります。
確定申告をする必要→「普段からコツコツ行う」
フリーランスが確定申告で苦労するのは、直前まで用意しないためです。
夏休みの宿題のように、最終日になってからやり始めるのが、人間の性なので仕方ありません。
専用ソフトを使用すると楽
フリーランス最大の敵である確定申告は、専用ソフトを使うのが最も楽です。
また、普段からお金のやりとりが発生するごとに、しっかりと記入すれば、確定申告前に慌てる必要もありません。
わたしは、フリーランス1年目に、白色申告をしていましたが、今年度から節税するために青色申告を行います。
青色申告で処理するにあたり、確定申告の専用ソフトを導入しましたが、すべてパソコンで入力できるので、だいぶ楽になりました。
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【まとめ】フリーランスになる前に、「デメリット」を確認しておこう
フリーランスとして働く以上、デメリットは付きものです。
しかし、一度フリーランスになった以上、デメリットに向き合って克服しなければなりません。
わたしは、独自の思考やアイデアでなんとかデメリットを乗り越えられました。
これから、フリーランスとして働こうと思っている方は、デメリットを改善できる能力を備えているとフリーランス生活がさらに楽しめるはずです。
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